気持ち、すごくよくわかりますよ……
しっくりこないのは、もしかしたら視点の固定が揺らぎそうってことなのかな。
プロ作家の作品でも、一人称でデビューして三人称になったら変な感じがする人いますからね。とりあえず「三人称のほうがいろいろ書ける」と思い込まないことかな。基本的に表現できることは一人称と同じとして、少し固めだったり客観的な語彙を増やすだけに留めるくらいにしておくのがいいんじゃないのかな。
とにかく小説で何よりも怖いのは視点ぶれなんで。私は「一に視点、二に視点、三四がなくて五に視点」くらいの気持ちで挑んでますわ。
三人称に挑むこと自体はそのまま続けたほうが語彙が広がると思うのでいいんですが、視点ぶれに一人称の時以上に気をつける気力がいると思います。もしどうしてもできない、と思ったら、バカっぽくない「少し難しめ、客観的な語彙をよく使う性格の主人公」の一人称にして固めの文体を保つことからはじめたほうがいいのかもしれません。そっちのほうが難しい?では、やりやすいほうでどうぞ。