そもそも精霊というのは架空のものなので、丸い光の玉だろうと人モドキだろうと作者が勝手に作ってしまってまったく問題ありません。
それと「微精霊」というのはリゼロのオリジナルじゃなかったかな? 一般的なファンタジーに登場する精霊は、むしろ妖精と同一視しているようなイメージで描かれることも多いですよ。
形のない光のようなもの、植物などに宿る不可視の存在、人モドキ・動物モドキな不思議生物、どっちかと言うと妖怪じみた感じのヤツとか、作品によって好き勝手に設定されています。
また精霊は単に不思議な自然現象の一種と考えることもでき、人間より上位存在の筈ということも別にありません。キリスト教のような一神教では偉いのは神とキリストだけなので、天使は必ずしも人間より上位ではありません。イメージ的には天使と精霊が同一視されることもあるし、例えばアラビアンナイトのランプの精はとてつもない能力を持っていますがランプの所有者の人間を「ご主人様」と呼ぶじゃないですか。
そう考えたら、使い魔とかサーヴァントとか、ああいうのを精霊と呼んでもいいわけで。その物語の世界観ではそうなんだと言ってしまえば、どこからも文句は出ませんよ。
創作ってそういうものです。