手塚満さん、返信いただき、ありがおうございます。
レスが遅れまして、申し訳ありません。
>結論から申し上げますと、現実では再現できないイベントを描いて大丈夫だと思います。
はい、他の方のアドバイスもふまえ、あまりこだわりすぎない方向で行こうと思っています。
>「拘った細部のリアルさ(リアリティ:迫真性ではない)が、他の細部でも同様であること」
ご指摘いただいて、今、書き進めるにあたって、ぶつかっているところはここだと思いました。
主人公達がやっていることはアプリゲームで勝負することですが、それにあたって決めていた「攻撃、防御、敏捷」などの基礎ステータス、「一回攻撃するごとに、攻撃力15%アップ」などのバフ(補助)、デバフ(逆補助)の扱いが「他の細部でも同様」とすることに、苦痛を感じているのが、躓きの原因となっている感じです。
あれも、これもと力を入れようとして、よく分からなくなっているというか。
で、今考えている打開策としては、本当にいいたいこと以外の要素、設定をバンバン削除すること、引き算していくことですね。
>基準が一定せず、読者が混乱しかねません。騎士や孤児院の細部に拘る描写を見せたら、読者は他の細部も同様に史実に則ると期待するからです。
仰っている、「騎士や孤児院の細部に拘る描写」が、僕の作品内での、「アプリゲーム内でのステータス、バフ・デバフのこだわり」なんだと思います。
ですがいざ、書いてみると、「このこだわり、かえって邪魔」と感じているのが現状です。(汗
そこはプロットの甘さですし、オチへ辿り着くまでにそれほど必要でもない情報なら、これも削除していけばいいと思っています。
>リアリティについて、どこまでがリアルで、どこからがバーチャルなのか、読者に見分けがつきさえすれば、問題ありません。
仮想現実で勝負するシーンがあるんですが、今は、「オンライン要素のあるアプリゲームだからって、ファミレスとかで顔を突き合わせてスマホ握って、プレイしちゃダメなルールもないよね」と思っています。
その辺りは、作品内の「リアリティについて、どこまでがリアルで、どこからがバーチャルなのか」を僕自身が掴み切れていなかったんだと痛感しています。
>「信じられないけれど、可能なこと」よりも「実際には不可能だが、ありそうなこと」を選べ
なるほど、言葉を聞くと後者の物語の方が面白そうだと思います。
ギャンブル作品なんかだと、ほとんどが後者ってイメージですね。
>可能でありさえすれば、何でも起こると考えたほうがよさそうです。
ワンピースの空島編でですが、「想像し得るものは、現実でも起こり得る」(うろ覚え)みたいなナレーションが入った後に、空から大きな船が落ちて来るシーンがあって、それを思い出しました。
今書いている主人公の性格は、「大丈夫、今、思いついてないだけで、解決法はあるから。詰めていけば、ヘーキヘーキ」みたいな感じなので、そこをうまく使いたいところです。
>フィクションのリアリティは迫真性です。真に迫っているけれど、真でなくていいわけです。むしろ真でないほうがいい
逆の言い方ですが、麻雀とかの動画を観ると、「どうやって勝つんだろう?」って見て、勝ったらすごいと思うのに、それをそのままフィクションの世界でやられても、「う、ううん?」ってなる感じでしょうか。
まあ、理屈としてあっていることほど、物語の世界で見せられたら、「うん、そうね?」ていどで終わってしまうのと同じ現象かもしれません。
ある意味、理不尽。(笑
重ねて、返信いただき、ありがとうございました!