よっしゃ、ワイに任せたれ!
どうも、壱番合戦 仁です。
僭越ながら、僕の作品を例に挙げれば参考になるかもしれません。
(でっかいどんでん返しを使っています)
まあ、簡単に記述すると。
謎の少女を暴漢のリンチから助けたら、介抱してくれた。
話を聞くとお兄さんが破壊神になっちゃって行方不明だという。
この時点では誰もがヒロインだと思いますよね。
そうです、確かにヒロインなんです。
でも、実はヒロインは破壊神でもあった……。
という展開ですね。
つまり、A:=ヒロイン、B:=兄、C:=破壊神、D:=謎の少女として定義しまして、それを元に論理式にすると、
C∧B¬C∧A⇔D∵¬ ( ∃B(C)) )∴C∧A⇔D
と記述できるわけです。
心理学的に言うと人格という物は、さまざまな側面を持っています。
この一つ一つの「一面」のことを『ペルソナ』と言います。
(英語で言うとパーソナルですね)
気になったら調べてみてください。
サタンさんの言うようにAからBへパラダイムシフト(突然の転換)を迎えるパターンは叙述的ミスリードの王道です。
ただ、それをやってしまうと、そのキャラの役割までパラダイムシフト(突然の転換)してしまいます。
これだと、続編が非常に書きづらく、ケースにもよりますが、本質的には前キャラの性質を受け継いだまったく別のキャラを書くことになります。
そのキャラの描写に慣れるまでの時間的、技術的コストが、途轍もなく勿体無いと僕は考えています。
参考になれば幸いです。