個人的にはシンプルな強い弱いの問題というよりトータルで見た場合の食い合わせに問題を感じた所です。
第一に邪視なのですが、拳銃がメインと考えるとどうも使用の機会を食い合う感じがあります、攻撃能力になるのならば尚更、どちらかがあればどちらかが不要になるように思われます。
次に暗視、こういう使い所の限られた物は持て余しがちな傾向にあります。
極端な例ではありますが、2012年のサイボーグ009の映画では水中での活動能力がウリだったピュンマが戦闘面では全く見せ場がないまま退場する憂き目に遭っていたり。
このキャラの立ち位置や暗視という性質上はピュンマと比較すれば見せ場を作りやすいとは思いますが、これも持て余す危険性はあります。
少なくとも自分は弱いとまでは思わないんですね、弱くはない、故に地味ではあります。
自分がおすすめする方向性としては、能力は擬似的時間停止に一本化して、当たれば即死級の攻撃を繰り出す敵と戦い続けるサドンデスマッチを基本とする事でしょうか。
例えば、掠っただけでも心臓麻痺を起こすような猛毒のついた伸縮自在の尻尾を持つサソリとか、人体を一撃で大小の肉片に変えるパンチを打つ巨大エビなど。
主人公の地味さを敵で補うみたいな方向も考えられます。