こんにちは。誰のせいかを明確にします。
神が出現するのは結果で、神を出現させないようにするための過程があるはずです。その場合、主人公は敵陣営が神を呼び出そうとする、過程に干渉していくのが、中盤のストーリーの流れになってきそうですね。
では、過程で悪者を演じているのは多くの場合で神ではなく、人間です。
神という途方もなく大きなサイズではなく、人間サイズとして誰が聞いても理解できるように、話を砕いているのが一つポイントになってきます。
具体的には、
神→神の手下→神の手下の手下。と3つくらいに分解して1セットで使います。
悪い人間が神を召喚しようとしている→それを止めようとする主人公→手下の手下を倒し情報を聞き出す→未曾有の大災害になることが分かっているのに悪い人間はむしろそれを喜んでいる→主人公が止めようとする→神が呼び出される。
読者に「じゃあこの物語で一番悪いやつは?」と聞くと「悪い人間(神の手下)です」となります。神を倒す倒さないではなく、
悪い人間(神の手下)をなんとかしなければこの物語は終わらない。
といった設計を頭にいれながら、自分なりの解釈でアレンジを加えていくと面白くなるかもしれませんね。
応援しています。良いお年をお迎えください。