いいですね、ダンウィッジの怪。
ヨグ・ソトースが喚び出された事で、ラヴィニア・ウェイトリーがウィルバーとその双子の弟を身籠りましたが、その際にどのようにヨグ・ソトースを喚び出したのか、また送還したのかは、ダンウィッジの怪には具体的には書かれてませんでしたね。
自分が持ってる本以外だとか、TRPGのルールブックなんかだと描写されてるのかな?
五月祭の前夜に山の上の環状列石で儀式をしていたのではないか、万聖節の宵祭にウェイトリー家が怪しい儀式をしていたのではないか、頻発する妙な山鳴りはウェイトリー家の儀式のせいでは無いのか、といった内容の登場人物の憶測は描写されてるんですけどね。
仮にどの媒体でも描写されてないなら、その辺りはキリスト教が下地にあるメリケン文化だとか、作者である御大の宇宙的恐怖だとか海産物キモい嫌いという趣味嗜好だとかが積み重なってそうですし、読者の想像に任せる系のあえて詳細を描かない技術って事なんですかねー。
スレ主様のヒロインも、ウィルバーよろしく英訳版魔術書に欠けている751ページ目を探すことになるのかな。流石にラテン語版を大学図書館から盗もうとして、番犬に噛まれるって事は無いでしょうけどw
※
・娘が居る=神は一度喚び出された事がある?
・現状で神は居ない=帰ってもらう何かしらの方法が存在する?
仮に神という存在が、敵陣営に秘匿されている存在だとするなら【人間と神との間に出来た娘】というヒロインの属性がストーリー上で明かされる事で、上記に挙げた二点が主人公サイド、ひいては読者に示唆されそうです。
まあ、帰す方法もまだ具体的に決まっていないとの事なので、今あれこれ言うこっちゃないですね。
どうも初めまして神の娘です! みたいな登場の可能性もありますしw
最初のご質問の、神と対峙した際のリアクションに関して。
神秘が一般的な事象として世間に認知されているなら、神に対する主人公サイドの心構えといいますか許容量といいますかは、現実的な(魔術・魔法が無い、あるいは無いとされている)世界の人間に比べれば、ずっと余裕がありそうですね。
逆に、危険性を正確に認識できるからこそ恐れ慄く、という流れも面白そうですが。