物語の材料としては、
A)現代日本の日常的なストーリー。
B)実は地球が二つあるというSF設定。
C)AとBの橋渡しをする、夢パート。
この三つがあるようです。
で、重要な事の一つは、Aの日常世界の人間たちが、地球が二つあることを知っているのかどうかです。
一応、知らないということにして、考えてみますね。
1)冒頭。主人公がBの秘密を暗示する夢をみて、目覚める。
2)序盤~中盤。Aの日常世界をベースにストーリーが進む。時々Cの夢パートを挿入。
3)中盤に差しかかるにしたがい、A世界にもBに係る異常な情報や、キャラ・出来事が入り込んでくるようになる。
4)中盤~後半。地球が二つあることが明らかになる。これを知るのは主人公だけなのか、主人公を含む少数なのか、社会全体に知れ渡るのかによって、ストーリーの基調が変わります。
普通は、主人公だけ、またはごく少数が真実に目覚めるパターンが多いですが、デビルマンのように後半で世界全体が一気にデーモン族の存在を知るという展開もあります。
5)後半~終盤。BのSF設定の世界にストーリーがシフトしていく。
私だったらこんな感じの流れを作るかな、と思いました。