■競争ですよね?物書きの道って。
競争ですよ。
限られた資源を奪い合っているので、間違いなく競争です。
強いて言えば、定員割れしている場合は競争ではないです。
新人賞で5作品欲しいのに「面白い作品が3作品しかない」などの場合です。
また、市場に売り出されればベテラン作家との競争です。
読者の資金には限界がありますし、一人が一か月に読める作品量にも限りがありますので、それは奪い合いですし。
出版社のどの作品をアニメ化するか、とか、コミック化するか、のような資源分配にも限界がありますから。
特に「どの作品を広告するか?」という点などで、すでに売れている作品が強く優先される事情を鑑みると、
『これから売り出す作品 VS これから売り出す作品』の戦いではなく、
『これから売り出す作品 VS すでに売れている作品』の競争の面が強いのかもしれません。
ただ「本当に面白い作品が複数あるのに資源が足りなくて売り出せない」…というのは機会損失でもあるので、
そのような状況になった場合、何らかの対処はされるのかもしれません。
■「プロの作家も最初は下手だった」も純度100%真実、ではないですよね?
純度100%真実ではないです。
「一定レベルはすでに上手い。けれど、下手なところもたくさんあった(それを添削して出版した)」を丸めた表現だと思いますよ。