あー・・・・私は映画の紹介動画見るのが好きなんです。【守鍬 刈雄】【知的ハット】【冒頭マシンガンレビューの人】【宇多丸映画評】とか。
特に見るのが好きなのは『自分が見た事のある映画を、他人が解説してくれる』動画です。
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飽きるほど知っているはずの映画の見方を、解説によって再びひっくり返される、あの丁寧な観察眼は私にはありません。
「映画監督はそこも計算して作成しているの!?そんなの気付かないのに作り込んじゃうんだ!?」ってなります。
あるいは逆に、「は?この解説者、何もわかっていないの!?」とか「あー、そう取るか」とか。
自分に見えないものは、存在するんですよね。
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例えばなんですが【パンズラビリンス】という映画に関しては、私はひたすら長々と解説できます。
わたしの好きな読書分野は童話と民話、児童文学およびその背景にある思想系を少々。あと海外文学系はスペインが好きなので、それらをモチーフにした【パンズラビリンス】は性癖ドストライク作品。
わさびさんが、この映画を視聴済みで、【意味が分からんクソ映画】認定していたとしても、その認定をひっくり返すだけの無駄知識を、わたしは多分持っている。
それを理解できる無駄知識が無ければ、理解する下地が無ければ【駄作と区別がつかない】んですよね。
で、その下地が無いまま観て【ハイ駄作!!】と切り捨ててしまうのは勿体ないし危険だと思う。
興味深いおもしろさ、とかを切り捨てちゃうんですよね。