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タイトル:箇条書きな地の文の返信 投稿者: サタン

地の文は特に意識していません。
以前は、口に出したとき耳障りの良さそうに言葉を選んだりとか文章としてより良いものをとか考えていましたが、筆が遅くなるばかりで、それでクォリティが上がることもあるけど、回りくどい表現が多くなり読みにくいことが多いと知ったので止めました。
私が言葉を選ぶとそうなるというだけの話で、言葉を選んじゃいけないって話じゃないですよ。

地の文が無くても通じる場面なら、無くてもいいんです。
箇条書きでも理解できる文章なら、箇条書きでも問題ありません。
問題は「その場面が表現できているか」という事で、それが出来てるなら問題ないです。

というのも、地の文で「あとから描写を付け加える」と言ってる人の大部分は、それは描写じゃなく説明文を加えてるだけ、という事が多いと感じます。
「彼は悲しんだ。」という地の文があるとして、これをちゃんと心理描写しようとすると、この一行だけでなんとかしようとする。この一行しか見てない。
だから、「彼がどういうふうに感じているかという心情」を事細かに「説明している」という文章を付け加えることになる。
その一行で説明しようとするから長くなるし、描写でなく説明になってるから、必要な事は書いたつもりだけど伝わってるかどうかわからない。
これは、その場面で「彼は悲しんでいる」という事が表現出来てりゃいいんです。

こう考えると、「あとから描写を付け加える」というのは地の文だけに手を加えるのではなく、一行を追加・編集するだけではなく「その場面そのもの」を丸ごと書き直しその場面全体を意識する必要があります。
当然ながら全体を意識した結果、一行だけ追加・編集するという事もあるのだけども。
場面というのは「彼が悲しんでいる」という行の前後数行だけの事もあるし、ワンシーン全部、ないし数シーンに渡っての数千文字という場合もあります。
「悲しんでいる」を表現しているものに関わる全部なので、小説の内容によって異なります。

また、こう書くと「説明」は良くないと言ってるように聞こえますが、端的に一行で説明してしまったほうが良い場合も多く、場面の中で一番大事な心理描写だけに注目し、あとは説明で済ますって事もあります。
キャラクターの一挙手一投足を書く必要はないし、それを全て描写する必要もありません。
主人公がピンチになるって主旨の場面なら、ピンチを煽る描写ができてりゃ、あとは説明だろうと箇条書きだろうと、地の文が無くても、伝われば問題ありません。

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