小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

返信する!以下は元記事

タイトル:箇条書きな地の文の返信 投稿者: クロウド

 作品によります。ただ、ここ数年の傾向として、一段落一文で長く説明されているよりも、一段落でも短文を書き連ねている方が読者の反応が良いと思います。

 言ってしまえば、美文麗文など読者は求めていない。むしろ理解しやすい平易な文章でテンポが良いことの方が大事です。

 ですので、箇条書きのようであっても、短かく正しく描写できていればそれでいいのです。
 長く書いたからといってそれが正確な描写とは限りません。某賞のノミネート詐欺作家はまさにこの部分が批評されているのです。

 書き加えることについて。私は表現変更の書き換えはやっても、情報追加の書き加えはあまり推奨しない方向に変わってきました。これはきりがなくなり迷走される方がわりと居られますので。
 推敲の上でどうしても必要であればやむなしですけれども、二度三度と推敲を重ねるとどんどん追加してしまいおかしなことになるのが大概です。しかもそれは作者が気付かないことも大概です。
 であれば、最初から予定項数の二割から五割増しを目標として書き上げて、ザクザク削る方が綺麗に仕上がります。
 ここいらは木や石の彫像やら、粘土像や焼き物の造形と通じるものがあります。ちょっと肉が少ないからといってパテを盛り盛りにするとどこかいびつになります。少量の補正であればそうではありませんがね。

 ともあれ、本当に必要でも一小節ごと書き換えるつもりがなければ上手くいかないこともザラですので、今回はテンポ重視になってしまったと割り切り、次作は情景重視を目標とするのも大切な判断ですよ。

コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ 「箇条書きな地の文」のスレッドへ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ