小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

マリン・Oさんのランク: 初段 合計点: 0

マリン・Oさんの返信一覧

元記事:ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信の返信

 返信への返信、失礼します。

 先日は格好のいい要素を盛りすぎたのではないか、と思ったのですが、逆かもしれません。
 騎士道を重んじるならば、味方にも敵にも誠実な態度で接し、気高くあり続け、女性を守らなければならないのです。慢心と両立できるものではありません。例え弱い相手でも、立ち向かってくると言うのであれば、全力でもって応えるべきでしょう。
 慢心などの精神からくる格好悪さは消し去って良いのです。ラスボスに人間味など必要ないのですから。

上記の回答(ラスボスのキャラクターに関しての返信の返信の返信の返信)

投稿者 マリン・O : 0 投稿日時:

その返信に関して僭越ながら意見させてもらいます。
騎士道と慢心は両立できないということに関しては慢心した自身を諌める描写を加えれば解決できるような気もします。
(ジョジョのワムウだってそのためにわざとジョジョに殴られていましたし)
まあ、この慢心しやすいという弱点は、これくらいの弱みを残しておかないと主人公が勝てなくなるからという理由で付けた弱点なので、慢心の描写はない方がいいのも事実なのでしょうけど……

あ、説明するのを忘れていましたが、この人は女性です。(今更すぎる補足)
既存キャラで言ったらナウシカのクシャナ殿下とかZガンダムのハマーン様みたいな女傑キャラです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラスボスのキャラクターに関して

この書き込みに返信する >>

元記事:追記の返信の返信

 あ、うん、「ラオウが誇りを傷つけられた」ではなく「誇りを持たない人を嫌悪した」ね。確かにわかるんですけど恐怖に震えるパンピーとしてはすみませんついていけませんラオウ様って感じでしたよ。せめてマミヤのように「弟が人質に取られても屈しない」くらいはしないといけなかったのかなー……レイの妹のアイリも、恐怖に震えながらも戦うことを選択していましたね。そのシーン、シスコン兄がどんだけ心配したかと思うとホント心臓に悪かったんですが。
 なので主人公を「傲慢」と称したのは本当は合ってます。「傲慢」も「誇り」もprideですから。ただラスボス氏は他者の誇りはどうでもいい、ラオウは「お前らも誇りを持て!」と言ってくる、その違いでしょうか。その意味ではラスボスは普通の「力には屈しろ」タイプ、ラオウは「恐怖政治しくつもりだけどお前らちゃんと歯向かえよ!」と言っているので、こっちの要求のほうが無茶苦茶というかレベル高杉というか……ってところです。

 まず、「守る=何を?」を単に「命」としているからおかしくなってるんでしょうね。戦う人は命ではでなく「人間の尊厳」を賭けることが多いため。なので、主人公の評価は「愚か(力の差をわかっていない)だが誇りを失わぬ者の目だ……」という感じになるのでは。  
 そして、騎士とは誇りを尊ぶものです。私がラスボス氏の騎士道に違和感を覚えるのはここかな。騎士っていうと些細な問題でもすぐ決闘、てくらいにプライド重視が普通ですぜ。家族も「あ、決闘で死んだのね。はいはい了解」が普通の状態。中に「仇とってくるわー」ていう人もいるってくらいで。
 おそらく作者さん本人の「命が一番大事」という価値観が強すぎて「名誉が何より大事」の騎士道を理解していない、ように思われます

 あと、バトルものにおいて「自分の命を大切にする」というテーマでは、おそらく「るろうに剣心」の奥義伝授エピソードに影響を受けた人って多いんではないのか、と思っていますが。あのセリフはTPOを間違えると非常にイタいものになってしまうので、少しアレとの違いを指摘しておきたい。
 まず、「戦で敵と対峙する」シーンではなく「師匠に奥義伝授を請う」シーンなので、師(味方)から言われているということ。次に、奥義伝授の一過程であるわけで、戦い自体を否定しているわけではないこと。あと、剣心のメンタルが「奥義伝授=最強の力取得」に障害になり得るほど「死の覚悟」の比率が高くなっている状態を心配されていること。
 この剣心の思いつめがちな性格は度々他者から心配されるほど、危うさが傍目にもよく見えています。人斬り抜刀斎時代も「使命感」と「罪悪感」の高さの板挟みでしばしば潰れそうになっていましたからね。流浪人としての剣心はさらに「暗殺者の贖罪」に重きを置いた価値観であるので、つまりベースの自己犠牲精神が高すぎるキャラクターなんです。騎士や通常の武士と違い、守るべきものがしっかり設定されているわけではなく、何も持たず罪の意識だけを持つものが贖罪の方法を探しもとめて彷徨っている状態。
 で、結局のところ、戦いに赴くこと自体は大前提で、心構えの部分でのバランスの悪さを指摘されているに過ぎないってことです。戦う理由にケチをつけて、戦い自体をやめさせようとしているわけではないんです。しかもそれを言う相手が敵であっては、ただの懐柔策にしか聞こえないわけですよ。あれって結局「長いものには巻かれろ」って言ってるだけだし。
 あと「死んで悲しんでもらう」同じ立場から言うと、「あ、この人、身内からそう言ってもらって自分の命を大事に扱ってほしい人なんだな……」という曲解もできます。なので、言う人の立場って大事。広義の視点ぶれ(キャラクターが自他の立ち位置を把握していない)に相当するかもしれません。

上記の回答(追記の返信の返信の返信)

投稿者 マリン・O : 0 投稿日時:

またまた返信させてもらいます。
身内から大事に扱って欲しい……そんな解釈もできてしまうのか。
これは闇の深い問題になってきましたね。

るろうに剣心はわからないのですが、私が「命が一番大事」という価値観に囚われているのは納得できました。
これからはきちんとセリフを書くキャラを自分にトレースするようにします。

PS
そういえばジョジョでシーザーが「よくもマルクを殺したな」と憤慨するシーンで武人キャラのワムウが「波紋の一族はいつも同じセリフを吐く」と笑っていましたが、あれはセーフなのですかね?

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラスボスのキャラクターに関して

この書き込みに返信する >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

トップページへ
質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ