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元記事:カクヨムとはどんな小説投稿サイト? 異世界転生チートハーレムばかりが上位に来ない?

角川が運営している小説投稿サイト、カクヨムが最近、小説家になろうの対抗馬として勢力を伸ばしています。
そこで質問なのですが、カクヨムとはどのような特色を持ったサイトでしょうか?

ランキン上位作品を調べると、小説家になろうの基本テンプレとされる異世界転生チートハーレムばかりが上位に来るわけではないようです。

異世界ファンタジーが主流ですが、なろうとは異なり、みなさん個性豊かで飽きないです。なろうだと、ブクマ3桁の作品がカクヨムだと上位に来ていたりします。
なぜかはよくわかりません。

いろいろ調べた結果、カクヨムの読者層は、30代が多いらしいです。
また、アンチなろう系の人が集まっており、異世界転生チートハーレムが上位に来ない傾向があると言われています。
また、おそらく、女性も、なろうに比べて多いのではないかと思います。
なろうの運営によると、利用者の男女比は男性の方が半分以上だそうです。

なろうの異世界奴隷ハーレム系小説では、ヒロインに「私はご主人様の奴隷にしていただいて幸せです!」などと言わせます。
読者の承認欲求を満たすという上では、優れた手法でしょうが、このような作品がトップに来ると、女性層は確実に嫌がるかと思われます。
このような、なろうテンプレを嫌がる層が、カクヨムの読者層であるように思えます。

こういったことから、カクヨムは、どちらかとうと従来型のラノベ路線で勝負している感じがしています。
従来型のラノベとは、中高生をメインターゲットにし、主人公の成長を描いた、ギリギリ健全と言える内容の物です。

なろう系のラノベは、20代以上の大人の男性をメインターゲットにしており、読者の興味を引くためにポルノに近くなってしまっていると感じます。
例えば、異世界奴隷ハーレムは、ジュブナイルポルノに近いもので、ジュブナイルポルノとの最大の違いは、本番行為がない。性欲ではなく、承認欲求の充足を最大の目的にしている、の2つであると考えています。

カクヨムで活動されている方、カクヨムとはどのような場所であるか、小説家になろうとの違いとは何か? 教えていただけないでしょうか?

よろしくお願いします。

上記の回答(カクヨムとはどんな小説投稿サイト? 異世界転生チートハーレムばかりが上位に来ない?の返信)

スレ主 うっぴー : 1 投稿日時:

とある書籍化作家さん、どうも返信ありがとうございます!

>というのも拾い上げが少なすぎる上、売上規模としてなろうほどの信頼性がないためです。

私の知り合いのなろうから書籍化された作家さんも言っていたのですが、売れているのはやはり、従来のラノベではなく、なろう系ラノベであるらしいですね。

カクヨムは、なろうとは違う路線、いわゆる従来のラノベ路線で勝負していく方針のようですが、従来のラノベは衰退傾向にあって、カクヨムはいわばマイナー作品が好きな人が集まっている場であるようです。

また、いわゆる「なろうテンプレ」とは、読者の承認欲求を満たすために最適化されたものであり、現代人が物語に求める価値とは、承認欲求ほぼ一択になってきてる傾向があります。
このため、なろうテンプレは、従来のラノベに留まらず、漫画界や一般文芸にも影響を及ぼしているそうです。

以上のことから、小説家になろうで、なろうテンプレを徹底的に研究することは、他のジャンルの小説を書く上でも役立つと思います。

プロになるのが目的であれば、やはり、なろうで上位を狙うのが最適戦略であると思います。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: カクヨムとはどんな小説投稿サイト? 異世界転生チートハーレムばかりが上位に来ない?

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元記事:キラー・コンテンツ

他の方とのやり取りを拝見しているうちに、何だか私もラノベに恋愛は不要なのかもしれないと思えてきました。洗脳されたかな(笑

そもそも、恋愛が好きなのは多分に女性ですよね。ラノベに限らず男性向けエンタメのターゲットが求めているのは、恋愛ではなくトロフィーガールなのかもしれません。007のボンド・ガール。あの感じね。

他の方への返信で、
>パートナーとは、本来、同等な存在であるはずです。
と仰っていました。
個人的にはまったく同感ですが、これってややリベラルな考え方なんですね。個人の自立に価値をおく欧米的な理想論。日本人の伝統的な心性にはそぐわないところがあるのかも。
……というか、そんな難しい言い方をしなくても、要するに「異性との対等の関係」というのがしんどいのでしょう。

「さすがです、お兄様!」……ですか。
確かに破壊力がありますね(笑
しかし、男性としては野郎に言われるよりも、従順な美少女に言われる方がなお心をくすぐられると思われるわけで。
よって、承認欲求の充足は一つの側面に過ぎず、「異性」という要素も大きく関わっているように思えます。ただ、それは恋愛ではない、と。
なんだろう?
メスを支配しようとするオスの本能。遺伝子を保存しようとする動物的本能……かな?

上記の回答(キラー・コンテンツの返信)

スレ主 うっぴー : 0 投稿日時:

あまくささん、返信ありがとうございます!

>要するに「異性との対等の関係」というのがしんどいのでしょう。

私もこれが本質かと思いました。
日本人男性にはそもそも欧米的な恋愛というものが合わないのではないかと。
恋愛というのは明治維新から入ってきた概念で、恋愛結婚が主流になったのは戦後です。

ずっとお見合い結婚、家制度の中で女性は従属的な立場にあったので、日本人男性は、従属的な立場にある女性が欲しいのだと思います。
最近(2018年6月)、ニュースでセクハラで身を持ち崩す政治家、官僚、人気アイドルの話題が多いですが、おそらく、この価値観が根強く残っており、これがグローバルスタンダードな男女観との間で齟齬をきたしているのでしょう。

物語のおもしろさの本質とは、読者の願望の充足です。
叶えられない願望を物語の中で満たすから、おもしろいと感じます。
現代日本の男性は、男女平等という考え方が辛く、どう女性と接してよいかわからないので、物語の中で異世界奴隷ハーレムを作って、抑圧した願望を満たしているのかなと、思いました。

異世界奴隷ハーレムのパイオニアである「異世界支配のスキルテイカー ~ゼロから始める奴隷ハーレム~」の著者、柑橘ゆすらさんは、今年の4月に「異世界エルフの奴隷ちゃん」という小説と漫画を同時に刊行しています。

この作品では、さらに一歩進んで、奴隷になったエルフ少女は、「さすがはご主人さまです!!」を決めゼリフにしています。略して『さすごしゅ』です。
奴隷としてご主人様に仕えることを喜び、「さすがはご主人さまです!!」と叫び、主人公はちょっと鬱陶しそうにしています。オーバーロードのモモンガさんと、アルベドの関係と同じですね。

このようにすることで、読者は、奴隷として女性を支配するという罪悪感を消しながら、承認欲求を満たすという見事な構造になっています。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

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元記事:ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?の返信の返信の返信

返信ありがとうございます、うっぴーさん。

その上で申し上げれば、まだ遠い!
オーバーロードをそこまで分析できているのなら、なぜなろう系が売れるのか、その源流がわかるはずです。

答えを率直に申し上げると、なろう系の原型は時代劇なんです。
水戸黄門がぴったりなろう系に当てはまる作品で、いわゆるなろう系は時代劇のシナリオ論をファンタジーに置き換えたものがほとんどです。

水戸黄門一行は印籠は言うに及ばず、殺陣でも手傷を負うことはありません。
絶対正義の体現者でもあり、仲間内の絆は非常に強固です。
そこが問題や変化の対象になることはほとんどないのです。

しかし、ドラマがある。それは否定できないでしょう?

そう、肝はサブキャラなんです。一話限りでも、ご老公一行に何一つ比肩しなくてもいいのです。
水戸黄門のような物語構造は、日本人であればある程度普遍的に受けてしまう。
だから、売れざるを得ないんです。

要・不要論はえてして知識がないと不毛な論議になりがちです。
恐らくうっぴーさんは、ワナビ代表としてラノベ恋愛不要論を押したいのでしょう。
しかし、実際のプロデビュー済みのなろう作者は、そういう論議にあまり頓着しません。

オーバーロードは異世界ファンタジーで、しかも主人公は人間じゃなくなってるんです。
現代日本の価値観を持ち出して槍玉にあげても、何の意味がありません。

異世界奴隷ハーレムも同様です。異世界で特別な力がある主人公だからこそ、許されるんです。
水戸黄門の印籠の効力が、江戸時代以外では無意味なように。

商業小説なら売れることが正義です。シリーズ累計ではゼロの使い魔をオーバーロードが超えています。
なろう系とひとくくりにするのではなく、彼らの知性と創作力を深く探ってください。
公募が取り落としてきたものが見えるはずです。

上記の回答(なろう系の原型は時代劇!オーバーロードは水戸黄門!)

スレ主 うっぴー : 6 人気回答! 投稿日時:

とある書籍化作家さん、どうも返信ありがとうございます!

>答えを率直に申し上げると、なろう系の原型は時代劇なんです。
>水戸黄門がぴったりなろう系に当てはまる作品で、いわゆるなろう系は時代劇のシナリオ論をファンタジーに置き換えたものがほとんどです。

この発想はなかったので、驚きました。
時代劇は現代に合わなくなったので、廃れたと思っていたのですが、日本人の嗜好は実は変わっておらず、時代劇の構造をファンタジー世界に置き換えただけという説には衝撃を受けました。

>異世界奴隷ハーレムも同様です。異世界で特別な力がある主人公だからこそ、許されるんです。
>水戸黄門の印籠の効力が、江戸時代以外では無意味なように

なるほど、天下の副将軍という立場は、確かに江戸時代という異世界でしか通用しないものですね。
オーバーロードのモモンガさんは、実は水戸黄門であるわけですか。
水戸黄門的に他者を従える快感、決して敗れることも傷つくこともない絶対者の快感を日本人は本能的に求めているということですね。
そして、現代日本の価値観から、水戸黄門を批判しても意味がない。

実は、異世界奴隷ハーレムのパイオニアと思われる「異世界支配のスキルテイカー ~ゼロから始める奴隷ハーレム~ 」(2015/6/2)を最近、読み直しています。30万部以上売れたヒット作です。

この作品では、ヒロインが「私はご主人様の奴隷にしていただいて幸せです!」と、衝撃的な発言をします。
女性を物扱いしているようで、ちょっとこれには拒否反応を覚えたのですが、水戸黄門に平伏していると考えれば、腑に落ちる点があります。

水戸黄門では、お色気担当のお銀の入浴シーンが必ず入ります。
水戸黄門がお銀に命令して、色仕掛けで悪人から情報を引き出しているわけです。そして、お銀は水戸黄門を敬愛しているので、喜んでその命令に従いです。これはオーバーロードの主従関係と同じかと思います。

正義のためということで巧妙に隠されていますが、日本人男性は実は自分に仕えてくれる女性を求めているのだと考えれば、これが受けたのも理解できます。

つまり、対等な男女関係というのは欧米的な発想で、そもそも多くの日本人男性は、自分に仕えてくれる女性を欲しがっており、この点は実は江戸時代から変わっていないのではないかと。
オーバーロードや異世界奴隷ハーレムは、水戸黄門が上手に隠蔽した女性に対しての願望を、オブラートに包まずにストレートに表現したから受けたのかなと、思いました。

なろう系と、従来のラノベの最大の違いの一つは、対象読者年齢かと思います。
ゼロの使い魔は、中高生が読むので、現代日本に通じる健全な恋愛観に基づく必要がありますが、オーバーロードは20代以上の大人を対象にしているので、そのような配慮をする必要がなく、読者の願望をストレートに表現できたのでは?と考えています。

成人男性が求める恋愛とは、一言で言えばキャバクラだと思います。
自分に仕え、チヤホヤして承認してくれる女性に囲まれるのが願望であって、対等な男女関係など望んでいないのではないかと思います。
恋愛不要というよりも、昭和的結婚観回帰と言った方が、本質に近いかも知れないと思いました。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

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元記事:ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?の返信

なろう発の恋愛要素込みだと「君の脾臓が食べたい」ですね。
あとは「本好きの下克上」、女性向けだと普通に恋愛要素はあります。

ラノベに恋愛要素はほぼ必須です。
件のオーバーロードもリザードマンや王国編では(主人公ではありませんが)恋愛要素があります。
魔法科高校の劣等生も、サブキャラ同士でくっつくことは何度かあります。

またトロフィーガールであろうと、それもまた恋愛要素です。
本当の恋愛じゃない! と言われるかも知れませんが。

売上上位で恋愛要素がサブキャラも含めてほぼ皆無なのは、幼女戦記くらいです。
それ以外は巻数が進むにつれて、何らかの恋愛要素が入ってきます。

オーバーロードも恋愛要素は、主軸ではありません。
何を軸とするかの問題なので要・不要というのも少しおかしい気がします。

デビュー済みの私からすれば、恋愛要素はシリーズを進めていくとほぼ必須になると認識しています。
書けないよりは書けた方が明らかに良いからです。
サブキャラを掘り下げるのに使いますので。

上記の回答(ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?の返信の返信)

スレ主 うっぴー : 0 投稿日時:

書籍化作家さん、どうも返信ありがとうございます!

>デビュー済みの私からすれば、恋愛要素はシリーズを進めていくとほぼ必須になると認識しています。
>書けないよりは書けた方が明らかに良いからです。

確かに不要とまで言い切るのは、極論でした。
昔から、恋愛は物語を作る上で必須の要素であると言われていますし、その通りだと思います。

ただ、主人公が恋愛をしている物語は確実に減った印象があります。
オーバーロードの主人公は恋愛をしていません。アルベドから一方的にストーカーをされているだけで、これはルイズと相思相愛の関係を育んでいたゼロの使い魔とは、だいぶ違う感じがします。

最近流行の異世界奴隷ハーレムも、女の子を奴隷という従属関係に置いて接しているので、恋愛とは言い難い面があります。
オーバーロードも絶対支配者と配下という関係なので、これも対等な男女関係とは言えません。
パートナーとは、本来、同等な存在であるはずです。

この点から考えるに、読者の嗜好としては、恋愛ではなく、あくまで自分を承認してくれるヒロインが欲しいのだと思えます。

サブキャラ同士が恋愛する場合は、主人公が関わらないので、失恋に終わっても主人公イコール読者の自尊心は傷つきません。

オーバーロードは、サブキャラが自分よりはるかに強大な存在に立ち向かっていき、そこで敗北を経験して、精神的、能力的に成長する場面が多いです。
この構造は、漫画ワンパンマンでも同じで、なろう系の特徴の一つかと思えます。

これも主人公が同じことをやると、読者の自尊心が傷つくので、サブキャラにやらせて物語を形成しているのだと考えられます。

ラノベ新人賞の下読みさんが繰り返し言っていたのですが、物語には成長要素が不可欠であるそうです。
失恋や敗北は、これまでの自分を壊し、成長するための切っ掛けかと思います。

しかし、なろう系のチート主人公は最初から完成された無敵の存在であらねばならず、また失敗や挫折は、読者の自尊心を傷つけることになるリスキーな行為なので、サブキャラを通して成長物語を作っているのだと考えられます。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

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元記事:ラノベ恋愛不要論。ツンデレヒロインは二番手に移行の返信

ツンデレヒロインに限って言えば、もうヤンデレが出始めた頃には下火になっていたと思う。
最盛期は「灼眼のシャナ」や「ゼロの使い魔」、まあ声優の釘宮さんが流行ってた時期じゃないかなと。
「とらドラ」の頃にはトドメを刺したというか調理し切ったというか。
それ以降は、わかりやすいツンデレキャラもいることはいるけど、多くのヒロインの中の一人という形が多かった。
というのも、この頃は「誰か一人のメインヒロイン」というこれまでの常識が崩れてきていて、メインヒロインはおらず「多くのサブヒロイン」という形が多かったんじゃないかなと思う。
当時のハーレムモノは大部分が、「「一応」この子がメイン」って感じじゃなかったかな。

そして、それ以前の作品はというと、ツンデレが流行する以前の作品では、ツンデレはいつも当て馬や二番手として定番だった気がします。
意地を張ってるがために恋が実らず、という流れが多かったんじゃないかなと。
正統派ヒロインがいればツンデレサブヒロインは必ずいたような。
要するに、ツンデレブームのときに正統派とツンデレの逆転現象が起こって、一時的にツンデレヒロインがメインを張ってただけで、現在ツンデレは元の立ち位置に戻っただけではないかなと。

ツンデレ、というのは「キャラクターの個性だ」と誤解されやすく、いまやその誤解が正しいという認識だと思います。
でも、ツンデレってのは「ツンツンデレデレ」の略語で、意味は「ツンツンしてた女の子がデレデレになる」というものでしょう。
つまりこれ、キャラクターの個性を言ってる言葉じゃなくて、キャラクターの変化を指してる言葉なんですよね。
個性と言えるのは「ツンツンしている」という部分だけで、ちゃんと言葉にすれば「キツい性格の女の子」という部分だけ。
「ツンデレ」はキャラクターの変化を意味しているので、そのキャラクターが変化する過程というのは、これすなわち「物語」です。
ということは、「ツンデレ」というのはそれだけで物語が作りやすいんですよね。
「ツンツンしてる理由」とか「ツンがデレになる過程」とか、それだけで話になる。
題材として非常に扱いやすい。

そして同時に、ツンデレブームのときに流行っていた物語構成は、いわゆる「巻き込まれ型」です。
強引な女の子がやってきて主人公をトラブルの方向へ巻き込んでいく。という一種のドラえもん型とも言えますか。
言わずもがな、ツンデレの「ツン」という個性や強引な態度は「巻き込まれ型」の物語と非常に相性が良かった。
「ツン」が「デレ」になる過程でラノベ向きの恋愛を表現できるし、ラノベとの相性も良かった。
灼眼のシャナやゼロの使い魔のヒットによって、この組み合わせが爆発的に広まって流行となったのではと思う。

とすれば。
そもそも「巻き込まれ型」が下火になれば「ツンデレ」も下火になるのは当たり前で、しかし「ツンデレ」は上記したように、そもそも「物語」としての相性が良いので、メインは張れなくなったけど、元のサブヒロインの位置に戻った。という現状なのでは。
また、「ツンデレ」を「キャラクターの個性だ」と考えていると出す機会が無いので、こう言っちゃなんですが、なろう系では見る機会は減るでしょう。
アマチュアを馬鹿にしてるわけではなく、もはや「ツンデレは個性だ」という認識が当たり前の世代が多いと思うので。
なので、強いて言うなら「アンタのためじゃないんだからね!」的な典型的な記号としてのツンデレというのは、これは「キャラクター(の個性)」なので、確かにメインストリームから落ちた、と言えると思います。

一方で、プロが書く文庫では「ツンデレ」ではなく「性格のきつい女性」が出ることは当然ある。
その女性に恋愛要素があれば、当たり前だけど「ツンデレ」として登場することになる。
そしてこのポジションは、メインではなく当て馬や二番手としての位置が扱いやすいので、そのように展開する。
なので、「ツンデレ」それ自体に需要や役目がないわけではないし、そもそも「恋愛不要論」にも通じるけど、「ラブコメ」それ自体が下火なので、ツン「デレ」という言葉自体に恋愛要素を含む以上見かける機会が少ないだけではないでしょうか。
メインでは下火だけど、物語のちょっとしたアクセントや味付けで恋愛要素を出す場合、今でもツンデレは強力な武器だと思います。
全肯定型のヒロインを出す場合、ツンデレは別に主人公を好きにならなくてもいいわけだし。
悪役幹部の女副官とかツンデレポジションだと思うw

上記の回答(ラノベ恋愛不要論。ツンデレヒロインは二番手に移行の返信の返信)

スレ主 うっぴー : 1 投稿日時:

サタンさん、どうも返信ありがとうございます!
なるほど、ツンデレというものがそもそもイレギュラーな存在であり、現在は元の状態に戻っただけ、ということですね。

確かに、ラノベはかなり流行に左右されるところがあり、「灼眼のシャナ」や「ゼロの使い魔」のようなヒット作が生まれると、それに影響を受けたフォロワーがたくさん出ます。
また、2000年代前半には、超ヒット作の「涼宮ハルヒの憂鬱」もありましたね。ハルヒもツンデレヒロインです。

ツンデレヒロインとは、これらの作品群が生んだ一時的な流行だったと考えると、腑に落ちるところがあります。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

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元記事:ラノベにおけるヒロイン争奪戦

主人公とライバルがヒロインの寵愛を受けようと争奪戦を繰り広げる。二人の男の間でヒロインの乙女心が揺れ動く……。

というのはラノベだと見た記憶がありません。自分はもっぱらラブコメを読んでいるのですが、出て来るのは「おい主人公。お前最近ヒロインと仲いいんだってな? あいつは俺が狙ってんだ。もう近づくんじゃねえぞ?」と言って恫喝や暴力を振るう「障害」という感じのキャラばかりです。出木杉くんみたいなライバルってラノベでは見た覚えがありません。やはりヒロインが主人公以外の男に目を向けるような展開は敬遠されるということでしょうか?(最終的に主人公を選ぶorどちらも選ばないとしても)

上記の回答(ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信)

投稿者 読むせん : 0

割り込み?ひゃっはー!!

>>ラノベにおけるヒロイン争奪戦の返信 (No: 9)
投稿者 サタン : 1 No: 1の返信
 
において、思い出したパターンあります。「主人公とライバルがヒロインを取り合う」シチュエーション。

【主人公とヒロイン(ライバル)が、ヒロインを取り合う】だ!!!
たしか・・・・パンプキン・シザーズと小説セブンスであった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒロインには目的―――主人公への恋情すら捨てて達成しなければならない苛烈な【野望】や【任務】があり。その野望達成のために主人公への恋情を押し殺して画策し、時に主人公の敵として立ちふさがる。

ヒロインからすれば義務と恋情の狭間で「こんなこともう止めたい」「いっそ主人公に殺されたい」みたいな捨て鉢(ばち)な感情もあり、
 そんなシュチュで主人公は容赦なく世界とヒロインを天秤にかけ、世界を・・・・あるいは両方ともを勝ち取る。

ヒロインの心を縛るそれらこそがある意味、最強の「ライバル」になる。浮気要素も無いのがいいね~と感心した記憶。

テイルズのコレットとか、たしかそんな感じだった気がする

カテゴリー : キャラクター スレッド: ラノベにおけるヒロイン争奪戦

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投稿日時:

元記事:自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか

いつもこちらを利用されてもらっています。如月千怜と申します。
今回はかなり久しぶりにキャラクターに関する話をします。

皆様はメアリー・スーという言葉をご存知でしょうか? 多分ここに入り浸っている方なら多くの方がご存知だと思います。
それで本題なのですが、私の作るキャラクターはどうも、メアリー・スーに該当する可能性が高いような気がしています。事実私の知人はよく私の作ったキャラクターをメアリー・スー扱いしてきます。
メアリー・スー扱いされたキャラクターは初めて書いた長編の主人公から、プロット段階のキャラクターまで、多岐に渡っています。
一応初期作のキャラクターは「そりゃ中二病にかかり始めた頃のキャラクターだもん。自分でもメアリーと思う」という風に、知人の評価が妥当だと思っています。

ただ、初期の黒歴史に煽りの言葉を吐かれるだけなら良かったのですが、最近新しく設定を組んだキャラクターにもそれを言われているのです。
それは明らかに問題だと思ったのですよね。バトル系の作品に誰かしらメアリーがいるという状況は「いつまでも中二病を卒業できない己の弱さ」を表しているように感じます。
(ちなみに知人にメアリー認定されたキャラクターはバトルもののキャラクターだけです)

ちなみにこれまでのスレッドにも、私の作品のキャラクターがメアリーの可能性が高いことを証明しているレスがありました。
抜粋すると下記の通りです。

――今後もそういう「あーこの人の都合無視したら楽なんだけどなー」という状況というのは、きっと出てくると思う。そこをスルーせずになんとか丁寧に対処する癖をつけなければ、いくらマルテナやアンジーのようなお気に入りのキャラだけ格好良く書いても、読者にはちっとも響かない。

――正直なとこ設定を見る限りでは、現状はエリカだけでなくベアトリクスも人間味がないキャラだと思います。ただの印象だけど、この掲示板で初期の頃に相談されてた作品の「アンジー」を思い出した。似てるとかじゃなく、匂いが同じというか、まあ同じ作者だから癖が同じなのは当たり前か、というレベルの話だけども。

……お二方のご指摘を紐解けばわかる通り、私がメアリーを作りやすい体質である可能性は恐らく高いと思います。
この体質はどうすれば改善できるのでしょうか。恐らくバトルものを書いている間はずっと向き合い続けなければならない問題だと思います。どうかお力をください。

上記の回答(自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信)

投稿者 ヘキサ : 1

とりあえず、メアリー・スーテストは受けた?各キャラやってみれば。

https://iwatam-server.sakura.ne.jp/game/marysue/test.html

たぶんそんなに高得点にはならないと思うよ。私はだいたい「このくらいはどの作品にでもある」の範囲だし。逆に「メアリー要素が少なすぎると物語がつまらなかったり成立しなくなったりする」とか「狙って高得点を出してみようとキャラ作成してみたけれど、それはそれで難しい」なんて話も聞く。

あと、一次創作のメアリー・スーはキャノン・スーと言われるから、ほんとは区別しなくちゃいけないんだけれど。ただ、「他の設定・脚本担当者にプロデューサーがゴリ押しで好きなキャラの活躍を捻じ込むよう要求してる」場合みたいな、複数の製作者が関わっている場合は私は「どっちかっていうとメアリー・スーじゃないのかな」って思っちゃうクチだけど。

有名どころではトーマス・マロリー版アーサー王物語のランスロットageとガウェインsageかな。それまでのイギリス伝承でアーサー王の分身的に扱われる(甥なので一般的には有力な後継者扱い)ガウェインを、何の根拠もなく「嫌われていた」と記し、不倫しているランスロットを「みんなから慕われていた」とだけ書かれても、全然説得力ないんだけど……というレベルでひどい。

ゲーム業界ではロゼ・ティファ・夜鳥子がプロデューサーのゴリ押しで嫌われている御三家、という記事があるからそれも見てみるとよろし。

あと、如月さんのキャラが抱えている問題はメアリー・スーという単語で片づけられるもんじゃないと思うんだけどなぁ。どっちかっていうと……(ゴソゴソ)あったあった、栗本薫が「小説はどうしても人生経験のある年齢高めの方のほうが上達しやすい」「学生ってのはあまりにも世の中を知らなさすぎるので、時々『あいたたた……』ということをやってしまう。ので、あまり壮大すぎるスケールのものに若すぎるうちから取り組まないほうがいい」とか言ってますぜ。

私の経験だと、ダークで壮大なストーリーをやろうと思っている人ほどこれにハマりやすい。「現実でしっかり倫理観守ってるのってつまらないから若干モラルに反したキャラクターや世界をやろうぜ」って思っている人は、執筆して自分が成長していくと、その「しっかり社会の規範を守っていないと身の破滅を招く」ほど現実のほうがシビアなことにようやっと気がついて、それでそのへんで当初構築していたプロットが崩れてエタってるので。

だから私が「背景を」としつこく言っていて、そこに如月さんが今一つピンときていないようなのでこの前「社会」と言い直したのはそこなんだ。キャラ単体が強い弱いの話より、そのキャラクターが置かれている立場、状況を考えなくちゃいけないって言ってるの。そしてこれは今の如月さんにはとても難しいことだし、同年代の友人さんたちに聞いても、なんとなく不評なのは感じ取れても今一つ原因がはっきりしなかったりする(中にはそのダメな点に気づいて明確に指摘してくれる人もいるけどね)。

私から見れば「しょーがないじゃん、若いんだもん」としか言いようがないんですけれど。いちばんためになるのは、学校以外の社会の場に触れたり、社会人の意見を聞いたりすることだと思う。私はそういう意味では学生時代はOBの話はすごく興味を持って聞けたし、社会人なりたての頃の研修時のいちばん辛かったころとかの経験も大事にしてる。

普通に親御さんの仕事の話を聞くだけでも違うもんですよ、まずはそこから視野を広めていってはどうかな?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか

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投稿日時:

元記事:アイデアだけで文が書けません

ラノベのアイデアだけが頭にあるのですが、いざ書こうとしても書き方がわからなくて設定だけがひとり歩きしてしまいます、アドバイスをください

上記の回答(アイデアだけで文が書けませんの返信)

投稿者 ごたんだ : 0

物語のギミック(主に鬼女転尻やデモンエックスクリーチャーなど…)がキャラとリンクし出すとフランスタルにエンチャントします!

蓄音機を使う方法も蟻枡
全く認識のない相手に物語を説明して、感想やら印象を菊と自分の○○が分かります!!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: アイデアだけで文が書けません

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