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あざらしさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信

あざらしさん
ご意見ありがとうございました! なるほど。たしかに【1】の最初の流れだと、主人公の背景事情が台詞と描写のダイジェスト形式でしか説明されていないですし、そこから読者に感情移入?(自分はあまり物語に感情移入しないタイプなのでこの言葉選びが適切かは分かりませんが……)しろと言っても難しいですよね……。

>心情吐露の部分ですが(読者に)そう考えていると感じさせるべき部分だと思います。描くのではなく感じさせる。
地の文で「描きすぎてしまう」のは自分の悪い癖だなァ……その結果が無駄な最後の一文。何でこんな駄文を書いたのか、と思うぐらいには納得しました。
「今の生活で十分だ。これ以上の幸せは望まない」ということを主人公が感じるきっかけになったエピソード、もしくは些細な出来事(無償で誰かに優しくする描写とか)を挿入して、そこで描き切るべき……かな。読者にそう感じさせるように誘導する展開や描写がそもそも物語作品には必須で、そのまま描くのはタブー、という認識で大丈夫でしょうか?

>人生を達観したジジイでも、もうちょっと思うところがありそうなものです。
シャルはそういう性格なんだ!というエピソードがないせいで、ユウマ(転生者)に対して「ありがとう」としか言わない裏付けができていない感じですね……。必要な下準備の手順を全てダイジェスト的な描写と展開で締めているせいで、読み手に人物を感じさせるのではなく、台詞を読ませているだけになってしまっている、ということですね。

思いついた改善案として2つほどあるのですが。

・レオーネとのやり取りを削除。シャル1人がドラゴンに襲われる展開にして、なおかつ助かったところから始める。
 ⇒率直に申し上げると「可愛い女の子、最初から出したほうがいいよな」と思って出しただけだったので、そうじゃなくても読者が食いついてくれそうなら、長引かないようにバッサリ切っても問題ないかなーと感じました。これは後述するシャルの人物描写を書き切るためと、【1】の文量が多くなり過ぎないためです。

・シャルの性格を「転生者に対する劣等感を完全に克服し、悟った感じの青年」から「転生者のせいで挫折し劣等感を抱いたまま、妹の世話をすることで自尊心を保っている弱い人間」に変更。
 ⇒前者はバックストーリーを掘り下げないと読者に「血肉の通った人物」として認識されにくいが、後者の「コンプレックス」は描写しやすく端的な表現でも読者に伝わりやすいかなと感じたからです。シャルはこの後、日常を失ったことで初めて日常の尊さを知り、それを取り戻すために戦うといった展開になるので、構造としては「コンプレックス劣等感」⇒「日常を大切に想う」は変わらず、本編の展開の中に盛り込むといったものにしようと思いますが、いかがでしょうか?

とても参考になりました……あざらしさんの意見によって、「これ自分で読んでもあまり面白くないけど、何が面白くないんだ?」と冒頭を読んで思った自分の感情が、ハッキリとしてきました。これから冒頭部分の再構成と執筆を行っていこうと思います。

最後にタイトルなんですが、やはり最近流行の「長いタイトル」のほうが良さそうでしょうか?
「妹が異世界転生者なんだが~」みたいなほうがいいのかな……3点なので、少しそこが気になりました(10点満点ですよね、これ!?)

【2】の展開が思った以上に意外性を感じさせるものだったので、そこを前面に押し出して兄妹の物語という軸をブレさせず、物語を展開させていこうと思います(10点満点でry)

何度も同じことを繰り返すようですが、本当にありがとうございました!
ここから作品のブラッシュアップを行い、最低限冒頭として及第点を貰えるぐらいのものには仕上げたいところです……。今週は頑張るぞう……。

上記の回答(自作小説の冒頭シーンについての相談の返信の返信の返信)

投稿者 あざらし : 0 投稿日時:

返信ありがとうございました。
ちょいと時間の余裕がなくなり、レスポンスが遅くなりましたことをお詫びいたします。

>読者にそう感じさせるように誘導する展開や描写がそもそも物語作品には必須で、そのまま描くのはタブー、という認識で大丈夫でしょうか?

その通りです。
伝えたい重要なことほど、読者にはエピソード(物語)を通して伝えるべきです。

>思いついた改善案として2つほどあるのですが。
>レオーネとのやり取りを削除。
>シャルの性格を~ 中略 ~に変更。

どのようにするかの具体案は物語全体像に関わって来ますので明言は避けます。
物語冒頭のひとつの役割ですが、ジャンルの区分け、あらましの明示、これら読者へのお知らせが必要になります。
正確には物語の出来るだけ早い段階ですが、冒頭でできるならばそれに越したことはありません。
つまりは、タイトルで読者へのお知らせが出来るなら、それをタイトルに持ってくるのも手です。
これは『こういう話しかな?』という読者の誘導にもなります。
誘導を利用して説明を飛ばす(固定概念の利用)も出来ますし、誘導をミスリードさせ『そういう意味だったのか!』という驚きに読者を導くこともできます。

>「可愛い女の子、最初から出したほうがいいよな」

この場合は『可愛い女の子とキャッキャウフフの物語』に意識を誘導ということですね。(極端に書いてます。実際には程度問題で、どれぐらい全面に押し出すかという問題があります)
ですので、物語全体像を等して最も相応しいシーンを選択してください。

これと関連しますが、シャルの性格描写について。
プロットの切り方ですが、物語本編で書くことを中心にするのではなく、物語に描かない部分を省略せずにプロットに組み上げてみてください。
箇条書きで良いです。
本作なら、シャルの幼少期、リンネ生誕のころからです。
この書き方なら『シャルの記憶』にないことも遡れますが(たぶん)シャルの一人称ベースで問題ないと思います。

ちょっとやってみますね。
・リンネが産まれた
・右肩に天使の片翼
・痣を見て両親が喜ぶ。シャルも両親の反応から良いことだと認識。妹を誇らしく感じる
・すくすくと成長するがリンネは声を発しない。
・期待は失われず、しかしながら喋らないリンネ。躍起になる両親とシャル。

両親の反応を追加しましたが、こういった感じです。
つまり物語本編に両親が出てこなくとも(出るのかも知れませんが)時系列には意識して入れる。
幼かったであろうシャルの感情には、良くも悪くも両親の影響が絶対にあったはずで、それを作者である半額オソーザイさんが知っているというのは、とてつもなく重要です。
こういった著者は知っているというのは細部にあらわれてきます。
少なくとも人生を達観したジジイは無くなるはず。

>最後にタイトルなんですが、やはり最近流行の「長いタイトル」のほうが良さそうでしょうか?

ベストかつ正道は『端的に』『物語の全体像が薄ぼんやりとでも伝わり』『内容に期待できるもの』
変則的には『端的に』『興味をひいて』『読み進めると意味が変化する』とか、『端的に』『二重三重の意味を持ち』『内容もそれに連動して意味がある』等があります。
手っ取り早くは一般小説のタイトル、洋物中心にドラマのメインタイトル。

長いタイトルは、あれ新聞のTV番組欄です。
なんちゃらサスペンス劇場とかのヤッスイドラマの見る前に内容がわかるヤツ。
それなりの効果はありますから、否定はしませんが推奨もしません。
ピンぼけタイトルよりはずっと好ましいですし、確信犯的に使われるなら良いと思います。

最後になりましたがお勧め作品を。
【深作欣二監督:魔界転生(1981年)】予告:https://youtu.be/u2z7VjKd0fs
原作は山田風太郎氏の伝奇小説です。
タイトルの話しで「転生もので良いタイトルって何があったかな」というのが思い当たった発端(笑)今日、ラノベ的な意味での転生とは異なりますが、物語の作り方の参考になるところが多いと思います。
同タイトルで2003年版もありますが、こっちは古いだけの映画です。金のかかった学芸会みたいなものですからお間違えなきよう。
映画化にあたり、原作三部作を2時間枠の映画に収めるため改編されまくってますが、これが見事。
開始10分ほどで世界観と設定を見事に伝える冒頭のお手本のような出来映え。
全編エンタメに徹して見所も山盛り。
必見は若山富三郎と千葉真一の殺陣。山田洋次監督 藤沢周平の時代劇3部作等、決して悪くない時代劇作品はありますが殺陣の冴えだけはこの当時の方が3ランクぐらい上質。
これだけでも、この映画を観る価値があります。

ではでは執筆頑張ってください。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

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元記事:自作小説の冒頭シーンについての相談

 お久しぶりです、半額オソーザイと申します。前回相談を投稿したのが3ヶ月前に1回きりだったので、音沙汰もなかったので影は薄いと思います。

 あれから少しずつですが勉強を始めて、小説の書き方も思い出してきたところです(ただ、トレンド研究がまだなので、流行には乗れていないと思いますが……)。まずは”小説家になろう”に投稿して、少しでも手応えのある成果を得ようと思い、そちらに投稿することを前提とした異世界転生モノの作品の執筆を現在行っています。

 ただ、小説作品における「冒頭シーン、序盤、第1話でどれだけ読者の気を惹けるか」がイマイチ掴めず、自分ではあまり面白いと感じられるものが書けていないと感じてしまいます。タイトルと同じぐらい冒頭は大切だと聞いたので、読者視点で続きが読みたいと思えるものに仕上げていきたいと感じていますが、どうにも読者視点が自分だけでは分からないので、こちらに相談させていただくことにしました。

【主に意見を頂きたいところ】
・読んでみたいと思えるタイトルかどうか。
・冒頭を読んで、続きが読みたいと思えるものか。
・そもそも異世界転生モノとしてどうなのか。陳腐? ありきたり?

 何度も書き直すことは承知のうえで、まずはトライ&エラーと思ってチャレンジしている次第ですので、どんな意見でも構いません(面白くなかった、つまらなかった。の一言でも大丈夫です。どんな意見でも改善の手がかりにはなるので……)。
 皆様の忌憚のないご意見、お待ちしております。

↓小説冒頭のURLです↓
https://ncode.syosetu.com/n0838hb/

上記の回答(自作小説の冒頭シーンについての相談の返信)

投稿者 あざらし : 2 投稿日時:

個人的な感想を。
良くはないが悪くもない、という感じです。
言葉にすると『引っかかるところがない』
もうちょっと噛み砕くと『答えが用意されている。しかもその応えに意外性がない』

ところが、これ、全編を通して同じ印象かというとそうでもない。
【2】になるとグッとよくなる。
ですが『描かないといけないことが描けてなく、描かないで良いことを描いている』感じがついて回ります。
バランス感覚が良くない。
これが最もよく現れているのが末尾、

>ごく普通の、ほんの少しの幸せを感じられる、今の生活で十分なのだ。
>何も特別である必要はない。 ただ、こんな日常が一日でも長く続けばいい。

心情吐露の部分ですが(読者に)そう考えていると感じさせるべき部分だと思います。描くのではなく感じさせる。
なぜならば、主人公にとって、この部分が第一話の最も重要な部分だから(ですよね?)少なくとも物語り開始段階の主人公の行動原理です。
これ以降、主人公の考えが変わろうと貫き通そうと極めて重要なことです。     
直接書いたことは下手すりゃ単なる文字です。
ところが読者が”そう感じた”ことは、物語からくみ取った読者の感情が入ったことです。強烈に心に刻まれます。
重要度でいうと物語を通して大事な設定がリンネが転生者であるということ。
物語の土台、舞台装置が転生者の万能性です。
こういった物語での重要度がチグハグです。

極端な言い方ですが【1】の出来事は後回しでかまわない。
いや、正確には入れるべきだけど、求心力に乏しい。
その理由が『答えが用意されている。しかもその応えに意外性がない』です。
”なぞ”が無く、想像の範疇を超えない。

例えば、全体像はそのまま、

>「たとえば魔法を極めようと必死に頑張っても ~略~

この説明セリフを無くすか、もっと感情の入ったセリフにする。

もうひとつあるのは助けてもらった相手(ユウマ)に、違う反応をさせる。
どんな反応が相応しいかはシャルの性格によりますが、現状引っかかりがなさ過ぎ。
助けてもらって『ありがとう』ってのは、そりゃ正しい反応ですが、それだけじゃないでしょう?
当たり前すぎますし、ご自分で書いてます。

>転生者として活躍できるようにしなきゃと躍起になっていたが

過去に”躍起”になってたんですよね?
現在、転生者としての活躍を諦めていたとしても、過去に躍起になるほど渇望した転生者である(ユウマ)に、そのチート能力で助けられたのです。
人生を達観したジジイでも、もうちょっと思うところがありそうなものです。

総括すると『キャラクターが人物になっていない』
役割を演じているだけで血肉が通っていないのが、非常に惜しい。
普通とらない反応は当たり前から脱却し。違う反応は”謎”になり、謎は引っかかりになり、それが物語を読ませる推進力のひとつになります。

現状【2】から物語がスタートしても、若干の手直しで(スロースタートタイプの物語として)成立しますよね。
ラノベとしては順番は現状の方が明らかに良いと思いますが、それぐらい【1】が凡庸でチグハグで勿体ない。
原因はおそらく簡単で、【2】の方が筆がノッた状態だろうと思います。

これは簡単に言えば『読者が最後まで読んでくれるとは思わない方がいい』という事です。
率直にいいますが、半額オソーザイさんがちゃんとレスポンス返す方だとわかり、お力になるために読みました。
が、単に読者として読んだ場合、初めの説明台詞が出た時点で放棄してます。
これは非常に勿体ない。

読者にとってシャル君は初対面な訳です。
おまけに(物語開始時点とは無関係に)本来、時系列として”それ以前”の時が存在するはずです。
初対面の人間に、延々と『チート能力についての所感』という電波なことを言われたって腑に落ちない。
だったらいきなり竜に襲われる方が納得いきます。

現状、高評価とは言いがたい感想になりましたがブラッシュアップで充分に魅力的に化けると思います。
最後になりましたが、ご質問の【主に意見を頂きたいところ】を。
素人作品基準でちょい厳しめです。

>・読んでみたいと思えるタイトルかどうか。
3点
>・冒頭を読んで、続きが読みたいと思えるものか。
3点
>・そもそも異世界転生モノとしてどうなのか。陳腐? ありきたり?
序盤は3点。
【2】の展開以降は8点

ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 自作小説の冒頭シーンについての相談

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元記事:復讐する物語のオチについて悩んでいます

今書いている作品が復讐する物語なのですが、そのオチについて悩んでいます。
(そもそも復讐というテーマがラノベに相応しいかという懸念もあります。どの程度の塩梅でラブ・コメディ・シリアスに振ればいいのか等)

・作品内容
舞台は現代日本。主人公は普通の男子高校生。過去に大切な人を殺した凶悪な殺人犯へ復讐=自らの手で殺害するために犯人捜しをするストーリー

・悩んでいる事
この話は元々、犯人へ辿り着くまでの過程で起こるイベント・人間関係や心の変化について書きたくて執筆し始めました。そのためオチをどうすべきか困っています。
①そもそも復讐を果たす=犯人を殺すべきか。
②殺す場合、どのような手段で殺すべきか。

①そもそも復讐を果たす=犯人を殺すべきか。
本来このようなテーマの作品は、最終的に主人公が精神的に成長して「殺したら自分も同類だ」と考えて(説得されるなりして)、犯人を捕まえるなりして終わるのが定石だと自分はイメージしています。
ですが個人的には、復讐を最終目標として掲げて進む物語である以上、最終的に「やっぱり復讐なんて良くないよね」的な綺麗事の展開にしたくありません。
葛藤はしても、最後にはきっちり主人公の手で殺してほしいんです。犯人が死ぬにしても、事故ったり自死したり他人の手で殺されたりする展開では、主人公も読後感もスッキリしないかなと。
一方、主人公に人を殺させるのは、ラノベ作品としてどうなんだろうとも思います。
異世界でモンスターや魔王を倒すのとは訳が違うので、倫理的にもまずいかなと。
道中での経験や成長を無下にて、復讐心を抑えられずに犯人を殺害してしまうのは、主人公の物語として破綻しているような気もしてしまいます。
かといって復讐を果たしたあとにスッキリ晴れやかな気分になるのも違うし、人を殺めた罪悪感などの後悔を抱えるのも違う気がして。
復讐が目的の物語は、どのような結末を迎えるべきなのでしょうか。

②殺す場合、どのような手段で殺すべきか。
殺すとした場合、いざ犯人を見つけて対峙した際、どう殺すか想像できません。
恥ずかしいことに自分は今まで戦闘物は異能系しか書いたことがなく、能力の相性や使い方の工夫で辛勝する展開ばかりで、現実世界を舞台にした作品における戦闘シーンをどのような展開にすれば良いのかわかりません。
主人公は信念が強いだけのどこにでもいる日本人の男子高校生です。
対する復讐対象は大人の男で、戦闘慣れしている一切容赦のない凶悪殺人犯。
フィジカル面で勝てるわけはなく、もし殺す事を考えるなら刃物や銃などの凶器を使用するしかありません。しかし銃などの強力な武器では戦闘になることもなく一方的に殺して終わってしまいます。刃物で格闘戦を挑むというのは無謀で勝てるビジョンが浮かびません。
何かしらの形でサブキャラの助力は得るべきだと思うのですが、どんな盛り上げ方・殺し方をすれば良いでしょうか? 異能物なら能力の孔をついたりして、なんやかんやで最終的にド派手に爆散させたりできるのですが、現実世界だとそうもいかず。
戦闘自体は案外あっけなく済ませ、そこに至るまでの過程や内面描写だけで盛り上げるべきでしょうか?
いっそのこと剣と魔法の異世界を舞台にすればそこは解決するのですが、それだとやっぱりチープになってしまうなとか思ったりして。

上記の回答(復讐する物語のオチについて悩んでいますの返信)

投稿者 あざらし : 0 投稿日時:

そこで悩むなら復讐ものは辛いだろうな、というのが第一印象です。
以下、作品内容を拝読した感想を交えて書き込みます。

まず復讐というのは自身をも殺す覚悟がいる行為です。
法治国家でもある日本では、私的制裁はもちろん犯罪ですし、仇討ちの禁止だって明治時代のことです。
つまりは主人公が殺人犯になることを意味しますが、『それで良い』と主人公がはっきりと自覚する必要が出ます。
警察に任さず、積極的に自分の手を汚すことになりますし、それ以降の人生を棒に振る覚悟、というか『復讐以外の道はない・その先の人生はない』という刹那的な追い詰められ方です。

>ラブ・コメディ・シリアスに振ればいいのか

主人公、あんまり追い詰めらた感じがしない、というのが第一印象。
恋愛というのは『この先、どんな楽しいことが待っているのか』というワクワク感です。それだけじゃないですが、それも混みでしょう。
未来を捨てた人間には相性の悪いできごとです。
ラブコメ展開の相手(主人公が男性ならヒロインですね)をないがしろにする印象もでます。
だってねぇ、元彼が殺人犯なんて荷物が重すぎますから、一夜の肉体関係目的ならともかく、特定の相手を作ろうとしないだろうし、そういう気配を避けるし慎重にもなるでしょ?
そこら辺り、主人公はどう考えてるんだろ、という気もします。

整合性の話しです。
実際は復讐誓ってても新しい彼女ができることもあるだろうし、『それはそれ、これはこれ』で割り切ることが出来る人も大勢いるでしょう。
ただ、いわゆる時間薬が効いた状態(ありていに言えば復讐心が薄れた)という印象が強くなりますから、ラブコメ展開は慎重に。
加えていうなら、これが30絡みのオッサン主人公ならそういった印象も薄れます。これは男子高校生の設定を変えるべきという意味は全く含みません。

>「殺したら自分も同類だ」と考えて(説得されるなりして)、犯人を捕まえるなりして終わるのが定石だと自分はイメージしています。

うーん。
正直、ハリウッドB級映画っぽい印象がぬぐえません。
そもそも復讐を復讐心を満たすために復讐を推奨する文化は、ちょっと思いつきません。それぐらい不変のものとして復讐を戒めています。
日本の仇討ちも大義名分は別として、お家存続のための通過儀礼の意味が強いですし、キリスト教も『復讐するのは神の仕事、人間は復讐すんな』ってのが根底。
目には目を、歯には歯を、で有名なイスラム教も正しくは、人間は報復しないのが徳であり、全てはアッラーの御心のままにです。

駄目だと書いてるんじゃありません。
復讐を肯定したまま終わるのも、復讐を否定して終わるのも、どっちでもあり。
理由は物語ですから。
ただ主人公の覚悟が軽く見えたり、整合性がなくなったりするのが頂けないというだけです。

ちょっと気になったのは『復讐を果たす(つまり殺す)』ことが、犯人の望みだった場合、犯人の希望を叶えることになりますよね。
この一見、矛盾した言い分は、実際多くの連続殺人犯が口にしてますし、フィクションの世界でも【デヴィッド・フィンチャー監督・セブン】が七つの大罪と絡めて効果的に見せてます。
まんまやると手垢がついてきてますので、「はいはいこれね」という読者の感想が見え隠れしますが、考え方としてはこれで良いと思うのです。

犯人が最もされて嫌がること。
避けたい事態。
それがなにでアレ、それを行うことが復讐になれば、復讐の完遂です。
一ひねりできる余地があるのではないでしょうか?

>殺す場合、どのような手段で殺すべきか。

フィジカル面で劣っているなら、避けた方が良いのは刃物。
そもそも重火器の最も優れている点は『銃の扱いの練達者でも赤ん坊でも、同じ弾を同じ場所に当てれば効果は等しい』という事です。
『海兵隊員が撃った弾は、女性が撃った弾よりパワーがある』なんてことはなく、5.56mmが胃に当たれば人体に与える影響力は一緒です。
刃物はこうはいきません。同じ胃に突き立てても腕力しだいで効果は変わります。

弱者には弱者の戦い方がありますから、殺すだけなら方法はいくらでもあります。
問題はフィクション映えです。
人間生きてる限り飲食しますから毒物が該当しますし、睡眠も取りますからガスには弱いです。
犯人が単独である限り殺す方法なんて山のようにあります。
復讐心を満たしたいなら毒物で昏倒させ、手足をくくって素っ裸にひんむく。
身体中に魚醤を塗りたくり、仕上げにナイフで死なない程度に浅い傷を20ヶ所ほど。
後は蟹を山ほど用意してその中にたたき込めば、数日かけて生きたまま食べてくれます。
小型のスナガニなんかだと理想的。

ちょっと物騒な例を出しましたが、読者がそれで良いなら(そういう物語として進行してきたなら)良いでしょう。
結局は読者がどう感じるかを想定して、喜怒哀楽どの方向に物語の舵を切るかだと思いますよ。

最後になりましたがお勧め作を。
小説【アレクサンドル・デュマ著:モンテ・クリスト伯】
復讐劇の代表作の一本ですね。タイトルを聞いたことがあっても意外と読んだことがない人も多いはず。理由はただ一つ。メッチャ長いから。
お勧めするにも気が引けるほど長いですが、外せませんでした。
読み始めると面白くて止まらない作品です。

小説【シドニー・シェルダン著:ゲームの達人】
短めで(といっても上下二巻。モンテ・クリスト伯と比べてです)復讐劇といえばコレが外せません。
夢中でむさぼり読むのを覚悟の上でどうぞ。

小説【A.J. クィネル著:燃える男】
初出が1980年。この作品以降2番煎じがあらゆるメディアで雨後の竹の子のように出ました。それだけ強烈な作品。
そら、復讐するわな・・・という感じなだけに、主人公への共感もすさまじいものがあります。今となっては手垢のついたネタですが、それでもインパクトが強いのは流石。傭兵クリーシィ・シリーズの第一作でもあります。

映画【今村昌平監督:復讐するは我にあり】
タイトルは新約聖書から。復讐劇ではなく連続殺人犯の物語です。
あえて犯人側からのストーリーを入れましたが、御作の参考になると思います。

映画【ラース・フォン・トリアー監督:ハウス・ジャック・ビルト】
ただでさえ好みの激しい監督ですが、大好きか大嫌いの両極端映画だと思います。
こちらも犯人側からのストーリー。
「この役者、こんなに上手かったか!」という感想は名監督につきものですが、そのまんまですね。素晴らしいです。

ではでは長くなりましたのでこの辺りで。
執筆、頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 復讐する物語のオチについて悩んでいます

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元記事:文章が説明的になってしまう

まだ書き始めたばかりの初心者です。
書いた文章が理屈っぽい、説明的、と言われます。
文章で説明をしてはいけないのでしょうか。
どうしたら良いのか教えていただけたら嬉しいです。

上記の回答(文章が説明的になってしまうの返信)

投稿者 あざらし : 1 投稿日時:

あまくささんが完結に素晴らしい解答を書いてくださってますので、お勧め作品を交えてご紹介いたします。

説明をするとどうしてダメなのか?
これは説明をすればするほど、エンターテインメントから遠ざかるからです。
端的にいえば読者が楽しくない。

とはいえ物語を楽しむのに必要な説明はあります。
伝わらないと肝心の物語を楽しむこともできません。
説明しなければならないのに、説明するほど読者の心が離れていくというジレンマです。
これが『書いた文章が理屈っぽい、説明的、』という感想になっていると思います。

両立させるには、説明を楽しませることです。
必要な説明は物語、エピソードで伝えることを意識してみてください。

お手本は山のようにあります。
具体的には、読んだことがないのにタイトルは知っている、という作品です。
その中でも流行廃りではなく、時間の荒波にもまれて生き残った作品の方が参考になることが多いと思います。

一例を。
【ブラックジャック 試し読み】で検索を。言わずと知れた漫画の神様、手塚治虫氏の代表作の一本ですね。
サブタイトル【報復】の全集版がヒットすると思います。
そして第一話を読んでみてください。

『医師免許を持っていないが、名医である。』
という、物語を楽しむ肝の部分がエピソードを通して伝わりますよね。
そして世界的に見ても卓越した名医だというのが、『イタリアの大富豪が訪ねてくる、他の医師では駄目だという』『日本中の医師を動かせる医師会連盟のトップが最後のよりどころとして頼る』という点からも強烈に伝わります。
また、『高額な報酬を求める(自分の命をかけて患者を治す報酬)』ブラックジャックの性格『権威に従属しない』『ユーモアを解する』『信念に基づき行動し、決して揺らがない』も伝わりますよね。
強烈なオチですが、『報酬が医師免許だったから断った。悔い改め、ブラックジャックの価値観に従っていたらどうだっただろう?』という疑問も浮かびます。
(ちなみに連載順の第一話は【医者はどこだ!】です。エピソードによって伝えるという基本の手法はあたりまえですが同様。こちらも見事ですので機会があればどうぞ。全集版の第一話に【報復】を持ってきたのは編集者のセンス。作品に対する理解と愛情の技だと思います】

手習い、本歌取りとして、本作を小説に起こしてみてください。
エピソードを通して説明するという意味が練習を通して身につくと思います。

何作かお勧め作を。
映画【黒澤明監督:用心棒】
超一級のエンタメ作品です。
年間100本は映画を観ますが、これほど隙のない映画はありません。
全て説明はエピソードを通しての真の意味が詰まってます。
エンタメ技術全般の教材としてもお勧めです。

ラノベ【賀東招二著:甘城ブリリアントパーク】
自然な流れに説明を流し込む手腕は流石に大ベテランです。
楽しんで読んでいるうちに情報が伝わります。
小説的な説明の仕方を学べると思います。

一般小説【瀬名秀明著:パラサイト・イヴ】
小説での説明、それもSFのかなりややこしい部分をナチュラルにやってのけてます。超絶技巧をそれと感じさせない。デビュー作というのが信じられない。
物語を読ませる力、推進力もピカイチです。
映画化もされてますが、間違っても映画で観たら駄目な作品筆頭。
作者に興味が湧いたら【のび太と鉄人兵団】をどうぞ。タイトル通り【ドラえもん】ですが、瀬名秀明氏の技が光りまくってます。

漫画【梶原一騎原作 ちばてつや画:あしたのジョー】
いわずと知れた名作漫画。
注目は、ちばてつや氏のコマ割り。超絶テクニックはそれと気づかせないから超絶ということがよくわかる。
単純には大きなコマを使っているヶ所が”読者の”読みたいシーンに連動させてます。
直接的ではないにしろ、小説にも当てはめることができます。

ちょっと昔の作品が多くなりましたが、それだけ基本的かつ大切なことだと理解ください。各ジャンルで(個人的に)最も主題に沿った作品をあげたつもりですので、ご了承を。
ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章が説明的になってしまう

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元記事:型に嵌ってるって言われた

皆様お久しぶりです。一作目に書いていたものがようやっと推敲も終わったので、また友人に読んでもらいました。しかしその友人からは「最初に見せてもらったやつより、キャラ造形がラノベラノベし過ぎだししかも古臭い。90年代か!このツンデレは分かりやすくツンデレになってしまってイカンよこれは」って言われました。実際私が読んで参考にしたのはその辺から00年代初中期のものだったんですが、やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?
最近は書く方ばっかになって読んだのはどすこい転生くらいのものなんですけど、書いてるものの参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった場合、どうやってその状況から抜け出しますか?
最初の頃に友人に文章が商業作品と比べるとアレって言ったのは読み返すとよく分かるし、比べると私頭使って書いたりこれと思うような文章がまだ書けてないなと思って凹んだりします。

上記の回答(型に嵌ってるって言われたの返信)

投稿者 あざらし : 0 投稿日時:

ツンデレという概念が古いんでしょうがないです。
などという半分冗談みたいな一文から書きはじめましたが、まじめに源氏物語ヒロインのひとり”葵の上”なんて完全にツンデレですし、1000年も前のフィクションから存在します。
つまり”そういう性格の一面”は時代とは関係なく、不変のもの。
問題はツンデレそのものじゃないということでもあります。

まず、最初に。
失礼ながら混同してませんか?
キャラクターってのは、とどのつまり性格や性質のことです。
ツンデレというのは記号であり、性格でいうと”そういう”一面。性格の全てを表すものじゃないですよね。
プロ作品のツンデレキャラ5名をあげたら、5通りの性格があります。

ツンデレという概念は古くからありますが、00年代に乱立したので記号っぽさが際立ってます。これがご友人の『90年代発言』だろうと思います。
ツンデレそのものの基本的な人物像は敵対的な態度と、好意的な態度のギャップ。二面性を持つというだけで、これは90年代だろうが最新作だろうが根本は変わりません。

問題はツンデレにあるのではなく、キャラクターの性格がしっかりと固まってない、読者に印象づけられてアピールできるエピソードがない、といった所にあるのではないでしょうか?
読者にとっては『性格ではなく、記号的なツンデレだけが伝わる』状態。
その結果、

>古臭い。90年代か!
>このツンデレは分かりやすくツンデレになってしまって

この、ご友人の発言になってませんでしょうか?

>やっぱりキャラ造形やストーリーに新しい古いはあって、しかも読んだら作者の腕によってはそれと分かるんでしょうか?

順が変わりますがストーリーから。
『古くさい』ストーリーというのはあります。新作であってもそう感じるのもありますし、凡庸な作品なら10年も経てばそうなります。
同時に実際古いのに『古さを感じさせない』ストーリーもありますし、『古くても気にならない』というのもあります。

お勧め作を。
【谷川流著:涼宮ハルヒの憂鬱】
昨年シリーズ最新刊が出たり、一般レーベルで再発行されたりしましたが、本作は2003年ですから、18年前のラノベ
高校生が携帯を持ってないという時代背景はありますが、それだけのこと。
新たに読んでもストーリーから古くささは感じないと思います。

次にキャラ造形。
性格に古いも新しいもありません。
”古風な性格”というのはあるでしょうが、これは立ち居振る舞いや、言葉遣いを総括してです。

道で知り合いと出会った。相手は気づいてない。さて、どうするか?
というのが性格です。
『黙って通り過ぎる』というのも性格ですし、『声をかける』というのも性格。
声をかけるにしても、『普通に「こんにちは」』とか『こっそり近づいて後ろから、「わっ!」と声をかける』のもいるでしょう。
相手から気づいてもらえるように『回り込んで、目の前を通り過ぎる』なんてのもいるでしょう。
問題は、あなたのキャラクターなら、どんな行動を取りそうか?
作者が考えるのは論外で、キャラクターの性格から読者が『こうしそうだな』と浮かぶのが普通です。
古いとか新しいじゃないと思いますよ。

>参考元が見破られたり、努力と思ってしたことがその程度だった

なんにせよ、新しい風を脳内に吹き込みましょう。
閉塞した空間から新しいものは産まれません。

お勧め作を。
超有名な劇画原作者であり『キャラクター原論』の提唱者、故小池 一夫氏の作品から。
【小島剛夕 作画:子連れ狼】一口コメント:読んだことはなくとも聞いたことはあるはず。つまりそれだけで読んでみる価値はある。後は好み。
【神田たけ志 作画:御用牙】一口コメント:ダークヒーロー時代劇。たまにメチャクチャなことをやるが全部気合いで納得させる(読者を)
【叶精作 作画:実験人形ダミー・オスカー】一口コメント:最初期のCG作画漫画。名言「デラべっぴン」
どれも劇画なんで、絵柄の好みもあるでしょうし三作品あげました。
小池一夫氏の原作はなんせキャラが立っているのですが、特に【御用牙】と【実験人形ダミー・オスカー】は異様なほどです。
ただし、18禁シーンが多い(といっても青年誌程度)のでご注意を。
試し読みや全巻無料キャンペーンになっているものも多いです。

映画から。
【堀貴秀監督:JUNK HEAD】予告:http://y2u.be/H9IhR00WF0c
独学かつ、ほぼ一人で映画を作るという偉業。
ストップモーションアニメのイメージが強いほど驚くと思います。
素人作品といえば確かにそうなのですが、正直表現に困る良さがあります。
ひとついえるのは見ないと損する作品です。
単館上映ですが、まだ公開している映画館が近所であれば幸運です。運良く公開してたら監督が自ら作ったパンフレットを是非。プロとは違ったベクトルで見事な出来です。
公開がなかったときのため、期間限定冒頭10分予告バージョンのリンクを。http://y2u.be/T2tFGeLvPW4

タイトル『型に嵌ってるって言われた』から、有名作・話題作が多くなりましたが、好みがあれば仰ってください。
小説・漫画・映画なら、たいがいの要望に応えられると思います。

ではでは執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 型に嵌ってるって言われた

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元記事:キャラクターを好きになるのが難しいです

ライトノベルというより二次創作ssの話かもしれませんが、もし可能であればお答えください。

こちらさまざまなコンテンツに触れながら何かを好きなフリをしていましたが、「推し」なるものを作るのがどうしても苦手なようです。それでいて自分の欲しいものはこの世にないので、作らなかったら作らなかったでストレスが溜まっていきます。

理由として、物語を読む際の感性だとか、作った際の成功体験だとか、理由は色々考えられますが、一番の理由は心理的なハードルだと思うのです。
絵を描く人は絵を描くことに慣れているからこそ、技術やコストにとらわれない自由な発想が持てるのであり、そこで「できない」「できるけど疲れる」「良いものを作らなければ」と思ってしまうことが原因なのではないでしょうか。

自分がそのキャラクターにどういう目に遭って欲しいのか、それをするにはどうすればいいのか、今この場に彼らがいたらどんな反応をするのか、何故このキャラクターはこのような設定なのか、といったことを次々と考えることに対する慣れ(あるいは思考の型のようなもの)が無いからこそ、他の人達の作ったものを見てもいまいち気分が乗らず、自分で何かを考えることもできないのではないでしょうか。

そうした能力を、作品を見る以外でどのようにして身につけるものでしょうか。

上記の回答(深く絞る。)

投稿者 ごたんだ : 0

自己催眠の世界の技術になるかもしれません。
割と副作用が厳しいので雄雌はしませんが、

まず、そんなものに頼るより描写の仮説を外しましょう!
ノートの隅でパラパラマンガを書いたことはありますか?
文章を書くからとイタズラ餓鬼をしてはいけないと言う法はありません。
プールというものは、原稿を綺麗にするナニカを持っていたりするものDeath!!!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: キャラクターを好きになるのが難しいです

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投稿日時:

元記事:初心者・素人が小説を執筆するうえで陥りそうな落とし穴や注意点

質問です。

初心者作家や素人が初めて物語を書く場合、あるあるだなあと思う注意点や見過ごしやすい落とし穴、これやってしまったら「はい素人―」と呆れてしまうようなポイントやNGってどんなものがありますか?

登場人物が多すぎて物語がごちゃごちゃしている、
大風呂敷を広げ過ぎて物語が変な方向に行ってしまう、
冒頭でメチャクチャ長い解説を入れている、
文字数が50万を超えていて単純に長すぎ。もっと削るべき

等々

よろしくお願いします。

上記の回答(初心者・素人が小説を執筆するうえで陥りそうな落とし穴や注意点の返信)

投稿者 元々島の人 : 2

「キャラが状況ごとにぶれる都合の良い存在」「キャラが魅力的でないのに作者が魅力的と思っている→じゃあそのキャラの好きになれる部分はと言われて答えられない」等。

カテゴリー : その他 スレッド: 初心者・素人が小説を執筆するうえで陥りそうな落とし穴や注意点

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投稿日時:

元記事:同じ作品

はじめまして。
同じ作品を、継続して10万文字が書けないので思い切って途中でアドバイスを頂くのを辞めました。
アドバイスを貰っていた時は「はい。やり直し」が続いていましたが2年経過をした現在でも1作品書けない病が発作してしまうのでないかと不安です。
技術的な事ではなくメンタルな事だと思います。

アドバイスを受ける以前にはそれでも何個か、10万文字は書いている経験がありアドバイスがなくなり、書き直しはなくなったところが長所だと思います。

アドバイスはこれ以上受けない方がよいタイプなのでしょうか?

お返事よろしくおねがいします。

上記の回答(同じ作品の返信)

投稿者 silica : 0

こんにちは、silicaです
そもそもの話として、一つの話を十万字書こうとする理由ってなんでしょうか?
小説そのものは、書きたい話と文体によって、丁度良い文字数なんて幾らでも変わってしまいますし、その文字数は、下手したら万行かない、四桁行かない事だってあり得ます。そんな中で、1作品10万字としている理由はなんでしょうか?

それから
〉アドバイスを受ける以前にはそれでも何個か、10万文字は書いている経験がありアドバイスがなくなり、書き直しはなくなったところが長所だと思います。
この部分の言いたいことの意味がイマイチ取れないのですが……

〉アドバイスはこれ以上受けない方がよいタイプなのでしょうか?
受けない方が良いタイプ、ってどんなタイプですかね……。自分で書くだけで、自分の書きたいことが書けているかどうか、それを読んで伝わるかを見るのはかなり難しいと思います。アドバイスとまでは行かなくても、それで伝わるかどうかのアドバイスは貰った方が良いと思いますよ。それに、アドバイスは全て取り入れないといけないものではなく、参考にしてより良くするためのものですし。

〉なろうでトップを取らせるためのアドバイスをもらっていたので書けなくなるはずです。
〉現在はクールダウンをしてもう少し低めの位置を狙っていこうと思います。
まずは少数のファンでもよいから書き終えることを目標にします。
えーと、小説を書いて何をしたいのでしょうか? 人気を取るためにキャラクターなどを歪めてまで作っても苦しいだけだと思うのですが……。

総評 結局、あなたはどんな話をどのように書きたいのでしょうか? そこに聞きたいことの全てがまとめられます。
質問に質問で返すようで済みません

カテゴリー : ストーリー スレッド: 同じ作品

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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