小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

田中一郎さんの返信一覧。得点の高い順1ページ目

元記事:アイデアはあるが小説が書けない/繋ぎの場面が書けない

タイトルにも書いた通り、(自分の中では)良いアイデアが沢山浮かびます。ですがそれをうまく文章に出来ません。妄想、というか頭の中では情景やストーリーが映像のように思い浮かべられるのですが、いざ書こうとなると筆が進まなかったり、書けても一行くらいだったりします。
また、重要な転換点や戦闘シーン、盛り上がるような場面は書きやすいのですが、それらを繋ぐ日常のような部分が全く書けません。繋ぎの平坦な部分がないと物語は成り立たないのに、盛り上がりの部分だけしか書けません。
これらは小説の才能がないということなんでしょうか。回答いただけるとありがたいです。

上記の回答(アイデアはあるが小説が書けない/繋ぎの場面が書けないの返信)

投稿者 田中一郎 : 27 人気回答! 投稿日時:

むしろそれは才能はあるけれど、経験が足りてない状態に思えます。
小説は読みますか? 映画は? ドラマは? マンガは?
そういった「物語」に充分触れていないので、物語とはどういうものか、というのがわからない状態ではないでしょうか?
もしそうであるならば、作り手になる前に、まずは受け手として経験を積むのが良いのではないかと思います。

カテゴリー : その他 スレッド: アイデアはあるが小説が書けない/繋ぎの場面が書けない

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元記事:異世界ファンタジーの数値化された能力について

 最近の異世界ファンタジー物は大抵の場合、ゲームの世界が舞台というわけでもないのに主人公の持つ能力をレベルやスキル、ステータス等、ゲームシステムのように数値化する傾向にあるように思いますが、これはなぜでしょうか?
 ゲームであればストーリーの中でシステムに言及するのはメタ表現としてタブー視され、世界観に沿った表現に変更が加えられるのが普通だと思います。NPCがシステムに言及するときはプレイヤーに対する説明であって主人公に対する説明ではないはずです。NPC同士でポケモンの種族値がどうのといった会話は本来ありえません。
 ライトノベルにおいて、特にゲーム世界が舞台ではない作品で登場人物の能力や強弱をゲームシステム的な数値によってあらわすことに関する世界観・設定上の理由、作中での説明で一般的なものは何でしょうか?

 個人的にはスキルやステータスといった数値のみで強弱を示すものはあまり好みではありません。例えば、「200のダメージを与えた」だけではそれが致命傷なのかただのかすり傷程度なのかが判然としません。数値で強さを表すには比較対象や基準値が必要だと思いますが、それならば直接、常人なら死ぬであろう一撃を耐えた等と描写すればいいのではないでしょうか? わざわざ数値に置き換える必要は無い気がします。

 ゲーム的な異世界について、数値化された能力について皆さんはどう思いますか?

上記の回答(異世界ファンタジーの数値化された能力についての返信)

投稿者 田中一郎 : 3 人気回答! 投稿日時:

描写も理解も楽だからだと思います、想像力要りませんから。
書き手と読者双方の怠慢と意識低下がもたらした奇跡のマリアージュですね。
それらしい意見として聞くのは「数値化されてないとご都合主義がまかり通って楽しめない」というものを目にしたことがありますが、ご都合主義が楽しめないなら、フィクションに手を出すのがそもそもの間違いだと思うんですよね。
巻末資料みたいにオマケとしてあるなら構わないのですが、本文中に出てくると興をそがれますし、個人的にはそれだけで避ける要因になっています。
楽しめる人が楽しんでる分には構わないんですけど。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 異世界ファンタジーの数値化された能力について

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元記事:文章に有名曲の歌詞に似たものが含まれたら

 こんばんは臼田です。今回は文章について質問させていただきます。

 現在執筆してる作品の登場人物のヒロインが主人公に対して
「私は(主人公の名前)にとっては光り物のようなとても大切な存在」
 という台詞があります。仕事中の合間など色々考えてこの台詞ができあがりました。ストーリーにもしっかりと関係しています。
 しかしよく考えてみるとこの台詞、米津玄師さんの楽曲、「Lemon」の歌詞である「今でもあなたは私の光」のパクリでは?と思いました。
 「Lemon」は去年の紅白歌合戦でも披露した曲でもあり、Youtube再生回数3.6億、DL配信やカラオケなど年間1位を獲得している米津玄師さんの代表曲。ラノベのターゲット層である10~20代なら誰もが知る有名曲です。似たような文章がでると「これLemonの歌詞に似てる」と多くの方に言われそうな気もしないです。
 但し、私が執筆中の作品は死亡するキャラは極力控えた恋愛含めた学園ものの異能バトル、「Lemon」の主題歌として使われた「アンナチュラル」は死を取り扱った医療ドラマであり米津さんの亡くなった祖父の為に作られた曲です。互いに世界観は全く異なっています。

 本人は知らなかった・よく気付いた時に似たような文章の曲の歌詞、特に今回挙げた「Lemon」のような有名曲が出るとなかなか偶然で出来たと言い切れないと思います。

上記の回答(文章に有名曲の歌詞に似たものが含まれたらの返信)

投稿者 田中一郎 : 3 人気回答! 投稿日時:

光り物と言われると寿司ネタかと思ってしまう私ですので参考にはならないかもしれませんが、その程度ならだいじょうぶだと思います。
そもそも「あなたは私の光」がオリジナルとは言えないごく一般的な表現でしょう。
全く同じフレーズはなくても、似たようなものなら探せばたくさんあると思いますよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章に有名曲の歌詞に似たものが含まれたら

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元記事:実在人物をモデルとした小説のなろう投稿可否について

お世話になります。
現在構想中で見通しがついたらなろうに投稿予定の小説があるのですが、実在の人物をモデルにキャラクターストーリーを作っており規約に触れる可能性を心配しています。
以下に作品の雰囲気を記しますので一読いただいた上でご意見をいただきたいです。

・例としてはサッカー日本代表メンバーが中世風ファンタジー世界で騎士団となって国の平和を守るような話(転生ではなく向こう生まれ向こう育ち)
・本田を想定したキャラがビッグマウスだけど大事な局面で結果を出す、柴崎を想定したキャラがクールで戦術考案に長ける、長友を想定したキャラが愛妻家で子煩悩、といった具合のキャラ設定
・名前は推測がつかないレベルに変える、ギルバート、フレディ、ジョージなど
・キャラによっては騎士団の戦いの話という都合上、途中で死亡退場もあり得る

実際にはサッカー日本代表ではなく別のコミュニティを想定して作っていますが、雰囲気としてはほぼこんな感じです。
このような作品はなろうに投稿して良いものなのでしょうか?
またもし投稿がマズイ場合はどのような場で発表するのが適しているでしょうか。
難しい質問だとは存じますが皆様のご意見をお待ちしております。

上記の回答(実在人物をモデルとした小説のなろう投稿可否についての返信)

投稿者 田中一郎 : 3 人気回答! 投稿日時:

質問に記載されたような、容易に特定されない程度の描写であれば規約的には問題ないと思います。
ただ規約よりもむしろ熱心な選手のファンの方が怖そうです。某選手が絡むと執拗に荒らし行為を繰り返す人をサッカーサイトで目にしたことが度々あります。公言するメリットもなさそうですし、キャラ要素のひとつのモデル程度に留めて慎重に扱ったほうが良いかも知れませんね。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 実在人物をモデルとした小説のなろう投稿可否について

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元記事:魔法が存在しない世界観で

こんにちは、こゆきです。
以前から悩んでいる設定についてです。
ラノベや漫画に登場する、魔法など、現実にはありえない設定には、物語を面白くする以上に、その世界が現実ではない世界であることを表現する効果もあると考えています。
 私は今、日本の室町時代をモデルとした世界観を考えているのですが、主権や出来事、登場人物の持ち物に至るまで、全く史実の室町時代とは異なります。史実と被る部分があるのは、世界観の持つ雰囲気くらいでしょうか。
 そこで最初に設定を説明することなく「室町時代っぽいけど違うんだよー」ということを示したいのですが、難しくて困っています。
会話文の中で説明することにも挑戦しましたが、説明臭くて自分の文でさえ読む気になりませんでした。
 魔法が存在しない世界観で、私など作者ができる、現実との区別の方法を教えてください。

上記の回答(魔法が存在しない世界観での返信)

投稿者 田中一郎 : 2 投稿日時:

誰もが知ってる史実を少し改変して出すとかですかね。
堀川幕府にするとか、三代将軍の名前を足利義満から佐野義満にするとか。
特別に理由がなければ、最初に架空世界であることをわかりやすく提示したほうが良いと思います。
それで室町時代とは違うということを示した後に、今度は逆に室町時代と同じ事柄を描写していく。これで大丈夫だと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 魔法が存在しない世界観で

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元記事:ネタは湧くのにアウトプットする気力が出ません

初めまして、天使美羽と申します。
メンタルの治療を受けていて薬も飲んでいるレベルだからなのか只のだらけなのかは定かで無いですが、ネタが湧いても絵や文章にする気力が全く出てきません。
よくある、まず5分だけでも、等を試してみようにも、準備する気力も出なかったり、継続出来なくてそのまま終息したりと、酷い体たらくです。
それに、やったところで誰得なのと感じ、自分以外別に求めていないなら脳内だけで、アウトプットしなくて良いのでは?と常々思います。

数年前に、今も通院している心療内科で検査を受けました。
発達障害で、こういう事が得意不得意、という検査の結果が書かれた紙を見た姉に、不意に「だから君、絵下手なのか」と言われました。
普段描いた絵をそう人に見せる訳では無いのでいつ見たの?どうやって見たの?まさか文章系(?)も見てる?やら、というか何を受けての『だから』なの?やら、色々浮かびました。
その日から、それまで日々していた落書きのみならず、物書き等創作活動全般が変にトラウマになりました。
流石に時が経って多少は回復したものの、楽しむ等は夢のまた夢、重過ぎる腰を上げてやってみたところで、学習能力無いのかというレベルで落ち込みます。
それを繰り返していたら、そもそもやる気が出なくなりました。

でも困った事に、ネタは湧きます。
勿体無いから誰かに提供したいレベル、しかしそれは厚かましいだろう、という事で、困っております。
何とかやる気を出す方法、もしくはいっそ、ネタが湧かなくなる方法なぞ、ありませんでしょうか?
自分でも屑過ぎるとは思いますが、もし宜しければ、皆様の御意見を賜りたく思います。

上記の回答(ネタは湧くのにアウトプットする気力が出ませんの返信)

投稿者 黒鐘 黒ぅ : 0

創作活動全般がトラウマとのことですが、ネタが湧いてくるなら、もうそれだけで立派な創作だと思いますよ。
例え形にしなくたって、創作はできる気がします。
というか、なんなら僕は書いてる時より考えてる時のほうが楽しいです。自分の頭の中のものを形にするって、正直疲れます。
全く楽しくない訳じゃないです。書くのは大好きです。めちゃくちゃ好きです。でも、決して楽じゃないんですよね。何より書き始めるその瞬間は結構勇気がいる。やっぱり好きなように妄想を展開してるほうが、人間にとっては楽なんでしょう。
それでも僕は、どうしても完成した自分の作品を見たいんです。自分自身の手で完成させたいんです。それがどれだけ厨二病全開の妄想駄文だったとしても、やっぱり完成させた後って、1番清々しいんですよ。
「書いた後>考えてる時>書いてる時>書き始める前」ってことですかね。
ただなんというか、僕はアウトプットしてるっていう感覚は無くて、ただ自分の作品が自分の手で形になった姿を見たいな〜って思って、そのためにがんばってるって感じです。
もちろん、良いものを作ろうと努力も勉強も惜しまず続けてきたし、プロを目指している訳ですけど、別にそれ自体は僕がそういう夢を持ってるだけで、創作とは無縁な気がします。
最初に創作を楽しいと思って、自分のしたい創作をやってるだけです。
アウトプットが苦手なら、考えるだけでも全然問題ないと思います。それは立派な創作です。
それを誰かに提供することだって創作です。厚かましいなんてとんでもない。仮に「自分が考えたストーリーを書いてくれ!」という勇気が無いなら、「こんなの考えたんだよね。どうかな?」って共有するだけでもいいと思います。それって実際楽しいですし。ちゃんと考えたネタを「共有」という形で使ってますから、無駄になるなんて心配する必要もない。
それでももし、質問者様が「ほんとは書きたい」と思ってらっしゃるのなら、自分の好きなように、自由に書きたいことを書くだけでいいと思います。
僕も、最初はネタばかり思い浮かべていて、書いてなかったんですよね。書けない書けないって言いながら、書いてなかったんです。
でもやっぱり、こういうサイトのスレや実際に売ってる小説、サイトに投稿されてる小説とか、色んなものを見てると、完成させてる人はたくさんいる、自分も完成させてみたいって思って、自分の書きたいものを書き殴るようになりました。
未だに僕が書いてるのは厨二病の妄想の塊みたいな小説ですけど、そんなものだって、心配しなくても一応完成はするし、しっかり評価してくれる人は増えてきます。
誰だって実力つけるまではそんなもんですよ(笑)

僕は、質問者様がやりたいように創作をすればいいと思います。どんな形でも、っていうかむしろ形にしなくても創作は創作ですよ。ただ、ネタが湧かないようになりたい……っていうのは、創作好きとしてやっぱり寂しいですね。
創作を始めたり、ネタが湧いてきたりするってことは、少なからず創作が好きだという思いがあるのだと思います。
創作を好きになれた人って、相当得してると思うんですよね。
だから僕は、これからも創作を、どんなふうにでも続けていけば、いつか楽しいと思える日が来ると思います。
その中でも、絶対に変わらないのが、誰かと一緒に創作することです。
行き詰まってしまったら、一緒に創作できる人を探してみるのもいいと思いますよ。
長文失礼しました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: ネタは湧くのにアウトプットする気力が出ません

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投稿日時:

元記事:意外性とテンプレのどちらを取るか

拙作の一番最初のエピソードで検討している展開の、ラノベという媒体的な面での是非について悩んでいます。

この第一話においては「普通の男子高校生」の一人称視点から始まり、謎の転校生と、その前後彼の学校で起きている連続殺人、及びその犯人である怪人の目撃情報について触れます。

オチに関しましては、端的に言えばこの現主人公は所謂「信頼できない語り手」であり、犯人である怪人の正体は彼でした。
メタ的にも正体が発覚した後は、真の主役である件の転校生にあっさり退治され、視点もそれからは転校生の方になります。
どうでもいい話ですがこの旧主役の変貌する怪人は「蜘蛛みたい」と描写し、スパイダーマンと見せかけてショッカーの蜘蛛男という意味合いも込めた物です。

近々アニメ化される某漫画作品で見た手法を拙作にも取り入れてみたいという考えから採用した一方、一度読者に自分と同一視してもらった主役を突然突き放して退場させる事は、漫画でするのとは訳が違うのではないかと思った所です。
読者が離れてしまわないか心配です。

上記の回答(意外性とテンプレのどちらを取るかの返信)

投稿者 サタン : 0

こう考えてみたらどうでしょ。

あなたは、とても話し上手で人柄の良い魅力的な人物と知り合って次第に信頼をよせるようになります。
その人は、ある時には恵まれない子を支援したりホームレスに炊き出しをしたり、身銭を切るだけでなく率先して自分の手足で行動する。そんな、人のために生きてるような人物に寄せる信頼はやがて尊敬にもなっていく。
そんな折、嫌な男が近寄ってくる。あなたの尊敬する人物を罵ってありもしない事をまくし立てる。
恵まれない子たちの施設では時々子供が脱走して行方不明になる。ホームレスの不審死は炊き出しに開発中の試薬が入っているためだ。などなど。
子供が脱走するのはよくあることで、他所の施設で保護されたと聞いているし、ホームレスは冬場というのもあって不審死というか普通に衰弱死だろう。
なにより尊敬する人がそんな事するわけがない。
ところが、男はあなたに決定的な証拠を提示する。
それは、あなたは彼に洗脳されている、という証拠。
あなたは、彼に騙されていた。男の言うことが正しく、彼は酷い悪党だった。

まあ、よくありそうな展開ではありますね。そこは置いといて。
このたとえ話で、「あなた」は読者のこと。「魅力的な彼」は主人公(旧主人公)のこと。「罵倒してきた男」は、転校生のこと。
上のたとえ話を読んで、「魅力的な人物」が悪役になって酷い展開だと思うのであれば、スレ主さんの心配はその通りになるだろうと思います。
けど、たぶんそうは感じてないでしょう。
なので、ネタとしては問題ないと思います。

そこに不安な気持ちがあるのであれば、それはおそらくネタを成立させるためのピースが足らんのではないかなと思う。
パッと考えられるのは、上記した例では「あなた=読者」として書いたけど、この「読者」を象徴するキャラクターを置いたほうが状況がわかりやすくなるので、読者のアバターとしてそういう騙され役を配置することがよくある。
この手の叙述トリック的な作品は長編になるとわかりにくくなるので、わかりやすくする努力がないとキツいと思う。
わかりやすければ、読者からすれば「旧主人公」は読者を騙していた酷いやつと受け取れるので、それで何も問題ないのではないかなと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 意外性とテンプレのどちらを取るか

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投稿日時:

元記事:小説の設定に無理があるのか不安です

小説のストーリーといいますか、ざっくりとした設定を思いつきました。
それが、無理のあるものではないか心配なので、ぜひアドバイス頂きたいです。

主人公の男子高生が、クラスメートの目立たないが優しい美少女に告白する。
しかし実は彼女はお嬢様で、許婚がいると言われてしまう。
諦めようとする主人公だが、彼女に「実は、諦めきれない初恋の人がいる。相手はどこの誰か分からないから、家族には言ったことがなかったけれど、婚約が確定する前にどうしても探しに行きたい。探すのを手伝ってくれないか?」
と頼まれる。主人公はそれを受けて、彼女と初恋相手を探す。

なかなか見つけられないまま、1か月が経ってしまう。
主人公は落胆し、彼女との登校中ぼんやりしていたために自転車とぶつかるが、なんと、自転車に乗っていたのが彼女の初恋相手だった。
しかも、その人は男子のようなだけの女子(イケメン女子)で、彼女の勘違い…

主人公たちがその人に事情を説明すると、「彼女の許婚は、もしかしたら自分が片思いしている他校の生徒かも……」という返答が。

主人公は許婚とその人をくっつけようと奔走し、2人はめでたく交際することに。
そして、主人公と彼女も両思いになりハッピーエンド。

というストーリーなのですが、もしかして無理がある設定なのではないか?と不安です。

アドバイスお待ちしています!
よろしくお願いします。

上記の回答(小説の設定に無理があるのか不安ですの返信)

投稿者 サタン : 1

無理なく話を作ろうとすると、自然な形を求めようとしてしまいます。
自然な形・自然な流れは、確かに説得力がありストレス無く展開させられますが、この「自然な形」というのは突き詰めれば「現実的で普通の面白味のない形」になってしまいます。
パズルのピースがハマるところにしかピースを置かないって事なので、これは当たり前の事ですよね。
一見して丸い穴に四角いモノをはめようとすれば無理があるのは当然。それを見事はめて見せるから面白いわけです。
例えばモテない男が学校イチの美女と付き合ったり、人間が能力と称して超常的な技を使ったり。

設定で「無理がある」のはそれほど問題ありません。
物語の切っ掛けと結末がちゃんと繋がっていれば(ちゃんとハマってれば)、逆に無理があるほど面白かったりもします。
そのためには、ハメるモノとハメる場所をちゃんと認識してないといけない。
つまり、「この話は結局どういう話なの?」という事が明確でないと、何をどこにはめりゃいいのかわからないので、上手く設定できてるのか自分でわからないってことになってしまいます。

この物語が「許婚とその人をくっつけようと奔走し、2人はめでたく交際することに。」という部分に主旨があるのだとすると、「二人をくっつけようとする話」なので、そこにきっちりハメようと思えば大事なのは「二人をくっつけようとする過程」になりますよね。
この設定では、その過程がごっそり省略されていて、内容からしておそらくまだ考えてすらいないのではないかと思います。
しっかり考えられているのは、「くっつけようとする話が始まるまでの事」で、前座だけです。
で、この前座というのはあくまで前座なので、ぶっちゃけると「くっつける話」が始められりゃ、展開は何でもいいんですよね。
そういう意味では、この現状は問題ないと言えます。
細かい所に目を向ければ気になる場所は多いけど、言葉と演出を操ればこのプロット通りの展開で自然な流れに見せることも可能でしょう。
逆に言ってしまうと、この前座部分は何でもいいので、どうでもよかったりします。
序盤だから読者の引きが良ければそれだけで。

助言をするとすれば、
「主人公は許婚とその人をくっつけようと奔走し、」この「奔走し」の部分がこの物語の本編なんじゃないでしょうか?
設定もなにも、「奔走する」ということしか決まってないように見える。
まずはこの本編を考えるべきでしょう。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 小説の設定に無理があるのか不安です

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