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ワルプルギスさんの返信一覧。最新の投稿順5ページ目

元記事:作品の評判に関する疑問の返信の返信

ワルプルギス様、レスをありがとうございます。

確かにラ研様は減点式で採点している人がすごく多いですね。
私の採点基準も、確かに減点式よりだと思うのですが、私の場合文法に対して異常に厳しいだけで、むしろ「他の人より基準が甘すぎて恥ずかしい」と感じたことすらたくさんあるくらいです。
「文法が悪いならそれだけで‐30点を平気で付ける」というのは自分が思っている以上に厳しい評価基準なのでしょうか?

ちなみにノベルアッププラス様においては、ラ研様で出会っていたらマイナス点を付けるようなクオリティの作品にはそもそもコメントを付けずにブラウザバックするようにしています。
あらすじや前書きで「実験作につき意見募集しています」と書いていたフォロワー様の作品に「厳しくなってもいいならブログ記事に感想書いていいですか?」と打診したことは一度だけありましたけどね。
だから極力あちらでは褒めることだけを考えています。それが運営様の求めるサイトの空気なので。

>>御作『スパイダーアビス』にも視点減らした方が良いんじゃない(意訳)、と気軽に書き込んでしまいましたし。

あの提案は……まあ不快に感じるとまではいきませんでしたけど、気軽に採用できるものではなかったです。
スパイダーアビスはどちらかと言うとノベプラ様では「セルゲイざまぁ」みたいな感想一色だったのに、こちらでは「少女の方がはるかに過激で魅力を感じない」と仰る方がいたことに戸惑いましたね。
この作品は過去作で指摘された問題点(特にスレを立てる際にも言及した愛されなかった勇者のもの)を可能な限り解決した上で書いて、それだけ自信があったのですが、ここでは思ったより振るわなかったなと……

>>良いところを吸い出して、要らないところはスルーする鈍感さもあっていいと思いますよ。

まあそれはある程度必要だと思います。

上記の回答(作品の評判に関する疑問の返信の返信の返信)

投稿者 ワルプルギス : 1 投稿日時:

>「文法が悪いならそれだけで‐30点を平気で付ける」というのは自分が思っている以上に厳しい評価基準なのでしょうか?

受けた相手の心が折れやすいだろうな、という意味でYESです。
ただ、これも私見。決して社会標準でもラ研推奨基準でもない。

私自身も減点式の色が強いのですが、減点式は相手の心を折ってしまいやすいとわかってるので、頑張って褒めるところを探して良い点悪い点両方を書くようにしています。
つまり、文法がったがたな作品にたいしても、
「こういうところは良かったけど、すごく読みづらかったから、文法をちょっと勉強した方がいいと思います」
という感想を書きたい、如月さんよりもっと基準が甘い人間の考えです。

厳しい基準で行くべきだと思うなら、それはそれで良いと思います。ただ、先にも書いたように感想ってのは他の感想にある程度影響を受けるわけです。
ノベプラさんもそれを分かっているから、褒め合う環境を作っている。
私が甘い基準の感想をつけるのは、そういう感想が欲しいからです。
つまり、私は(私目線では)厳しめの感想をつける如月さんは厳しい感想が欲しい人なんだなと思っていたので、今回の相談内容を見てちょっと驚いた、という話。

>あの提案は……まあ不快に感じるとまではいきませんでしたけど、気軽に採用できるものではなかったです。

はい、気軽に採用できないなら、スパッと切り捨てて頂いて良いのです。
「なんで俺様の案を採用しないんだ!」って怒ったりしません、大丈夫。

「セルゲイざまぁ」と「少女の方がはるかに過激で魅力を感じない」という感想の分離に対しても、
私なら「復讐ものの場合、加害より復讐の方が重ければ引く人もいるんだな」という程度に受け止めます。
どっちもそれぞれの主観なんですから。
もっと共感する人を増やしたいなら復讐の程度を下げることを考えてもいいけど、スパイダーアビスの場合セルゲイが酷い目に合う方が主眼だし、人外に対してちょっとした無礼で命を奪われるのは神話・伝承的にはよくある話、そういうアバウトさも主役二人の魅力なので、直したりしないし直すべきかと悩んだりもしない。
で、シナリオフックとしては「じゃあ、加害と復讐の重さをピッタリ合わせることに腐心する復讐ものなんてどうだろう」というフックを得るわけですね。
経済ものじゃないとピッタリ合わせるがやりにくいけど、経済ものだと既にあるんだよなぁ……

こういう思考をするので、私は「こうしたら面白そうじゃない?」という案を感想で書かれるのは好きだし、自分も書くわけですね。それをそのまま採用するわけでは無いし、それを望んでいるわけでもない、ある種のブレインストーミング。
それが如月さんの方で心理的負担になってしまっていたのなら、本当に申し訳ない。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:作品の評判に関する疑問

どうも如月千怜です。また疑問が生じたのでスレッドを立てさせて頂きます。
今回は自作の評判に関しての話です。

去年の正月頃からノベルアッププラス(以下ノベプラ様)というサイトに登録して、最近はそちらでの活動をメインにしています。
それで一年くらいの間ラ研様で公開した作品を転載したり、そちらとラ研様で同時公開をさせて頂きました。
(初めて私を見る方向けに注釈しておきますが、ここでは鍛錬室の短編の間が私の主戦場です)
ただ両サイトでの評価の傾向にギャップが大きすぎて戸惑っています。
具体的にはラ研様で不評だった作品程ノベプラ様では好評なんですよね。
私が両サイトで掲載した作品の一つに「愛されなかった勇者」というものがあります。
ラ研様では「無用な固有名詞と設定が多すぎる。しかも全部そぎ落としたら途端に話が薄くなる」「悪役寄りの主人公が死ぬことで幕引きするなら、せめて主人公が自分の間違いに気づいてから逝くようにしてほしかった」「こういう必殺技は主人公のものにしましょう。それか主人公を倒したこのキャラクターを主人公に昇格させてください」(いずれも原文ではなく、私の意訳です)といった具合に酷評の嵐でした。
ちなみにいずれの評価も正しいものだと思っています。
ですがノベプラ様ではそんな欠陥だらけの作品なのに人気は衰えることなく伸び続け、今では短編作品の中でPV、ポイント共にナンバーツーです。
(逆にラ研様ではほとんど苦言を頂くことなく安定した平均点を頂いた作品に限って、ノベプラ様ではPVが閑古鳥だったということも一回だけありました)

もちろん集まる人が変われば評価者の性質が変わるのは当然のことだと思います。
ただ両方のサイトで評価が一致することがほとんどないというのは、さすがにびっくりしましたね。
(もちろん私はどちらの利用者が正しいとか、そんな議論をする気は全くございません)
自分の作品で満足してくれる人がノベプラ様に多くいる、という事実はもちろん大変嬉しいことなのですが、このギャップに関してはどうとらえればいいでしょうか?

上記の回答(作品の評判に関する疑問の返信)

投稿者 ワルプルギス : 2 投稿日時:

如月さんの作品の感想をちゃんと追ったわけじゃないから、的外れかもしれませんが。

一つには、批評を加点式でするか減点式でするかの違いではないかなと。
粗はあるけど面白い作品は、加点式だと高評価に、減点式だと低評価になりがち。
それぞれ一長一短ですが、気にする人が減点式評価を真正面から受け止めると凹みやすい。
ラ研は昔から減点式の人が多い(そして、私から見ると如月さんもかなりその口)気はしますね。
そして、感想って先に書いている人に影響される面も結構あるので、
一人目が減点式で低評価つける⇒後の人たちも引きずられて低評価って流れも。

もう一つの「こういう風に書いた方がいい」という主観の押し付けに関しては、
私もそういうのを書いてしまうので、気に障っておられたなら申し訳ないです。
御作『スパイダーアビス』にも視点減らした方が良いんじゃない(意訳)、と気軽に書き込んでしまいましたし。
一応言い訳すると、少なくとも私はそんな真剣に「こう書くべきだ」と押し付けたいわけじゃなく
「こういうやり方もありなんじゃね?」ぐらいのゆるい提案のつもりで書いてます。
私個人は、割とそういう感想をもらうのも好きなんですよ。
自分の頭からじゃ出てこないアイディアをもらえる機会ってのはそれほど多くないので、シナリオフックとして脳内に貯めておいてどこか別の場所で使ってます。

感想にしろ批評にしろ、書く人の主観・価値観から逃れることはできないので、完璧な感想というものも存在しない。
良いところを吸い出して、要らないところはスルーする鈍感さもあっていいと思いますよ。

カテゴリー : その他 スレッド: 作品の評判に関する疑問

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元記事:創作における聖典の引用について

 タイトルに関することで3つほど、有識者の方にお聞きしたいことがあって参りました。
 カテゴリー選択は著作権・オリジナリティにいたしましたが、キャラクターについてのものにもなると思います。

1・創作における聖書など、いわゆる聖典の引用は可能なのでしょうか。

2・犯罪者、それもいわゆる愉快犯にあたるキャラに聖典の一節を唱えさせることは問題になるでしょうか。

3・実際に聖典の一節を引用している作品はあるのでしょうか。また、それらが問題となった事例はありますでしょうか。

  なお、2つ目の質問において最もお聞きしたいケースは、「罪を悔いるなどの意図ではない」、「聖典の内容を曲解している(=犯行の免罪符として扱っている)」など、無知でも問題になるかもしれない、という考えに行き着くようなものとなっております。

 問題になるような創作をしなければ解決することであるとわかってはおりますが、ファンタジーではない世界観で、清廉なイメージの強く与える宗教家でありながら、アウトローでもある、というギャップを持つキャラクターを作りたいという欲求が強く、創作する、しない、どちらを選ぶにしろ、納得する理由が欲しいという思いでこの場を借りて質問させていただきました。

 回答のほど、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

上記の回答(創作における聖典の引用についての返信)

投稿者 ワルプルギス : 1 投稿日時:

キリスト教に関して言えば、新約聖書の一節に「悪魔が旧約聖書を引用してイエスを誘惑する場面」があるわけです。ある意味3の最たる例ですね。
なので、今更人間の悪人が聖書引用したぐらいでは大した問題にはなるまいと希望的観測。
まあ、もちろん「キリスト教がその悪事を推奨・容認しているわけではない」ことは作中で示したうえでのことですが。

気になるようなら、サタンさんが言っておられるようによく似た創作宗教に置き換えれば言い訳程度にはなります。
商業作品でも『聖教』、『救い主』程度のそれでほんとに別物で通るのかなーって例も見られますから。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 創作における聖典の引用について

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元記事:デスゲームの書き方の返信の返信

ワルプルギス様、レスをありがとうございます。
少し返信が遅れて申し訳ないです。

>デスゲームである以上、クライマックスで突然「実はこんな隠しルールがあったんだよ!」はご都合主義。

まあそれはわかります。あまり唐突にそれが出たらこれまでのゲームメイクはなんだったんだ、と言われかねないですからね。(多分デスゲームものが衰退したのはここに原因があるのかな?)

>隠しルールは女神が作っているようですから、「女神はどういう人を転生させたいのか」が決まれば、それに沿った形の隠しルールを決める手がかりになるかと。

この女神は魔物側の勢力に信仰されているという設定なので「魔物を全て悪と決めつけず無条件に殺さない者がいるなら転生させてもいい、いないなら皆殺しも辞さない」みたいな姿勢ですね。
ようはこのドラゴンは資格を試す選定の剣というわけです。百パーセント善意で助けなければ意味がないから、女神側から見るとこのルールは発動するまで絶対に隠し通したいルールだと思います。
もちろん「全ての敵が悪と思うな」的な言葉で匂わせることも工夫次第でできますが、私は可能な限りノーヒントで解いて欲しいからさじ加減が難しい……

上記の回答(デスゲームの書き方の返信の返信の返信)

投稿者 ワルプルギス : 2 投稿日時:

>「魔物を全て悪と決めつけず無条件に殺さない者がいるなら転生させてもいい、いないなら皆殺しも辞さない」みたいな姿勢ですね。

えーと、つまり
「一人だけを公平なルールで選んで転生させたい」という最高神の意向は女神がゲームマスターに着いた時点でほぼ無視。
学生たちはほぼ嘘になったルールにそって殺し合いさせられており、真の勝利条件を知るには初対面な女神の個人的嗜好をノーヒントで読み取る必要あり。
とこういう状況?

これをそのまま主人公視点で見せられた読者が納得するかっていうと厳しいだろうなと思います。
なので、一つの解決策は、読者の視点を女神側に寄せること。
「女神と読者は裏ルールを知っており、主人公らは知らない」状況であれば、読者はご都合主義とは言いませんし、主人公は善意100%になるので女神さまと如月さんも満足できるはず。
女神視点のシーンを何度か挟み、直接言及はせずとも「女神が裏ルールを定めていてそちらの方を重視している」ことを匂わせておけば伏線として十分かと。
ただし、登場人物らの戦略知略に驚かされるというデスゲーム的な楽しみはかなり弱くなります。

もう一つとして、デスゲーム的面白さにこだわるなら、最初のルールの方を捨ててしまうのもありかと。
女神は「全ゾーンクリアした人だけ転生」というルールを提示し、ゾーンのクリア条件は秘匿。
「ゾーンボス討伐&一定人数以下」は級友らの誤った推測。途中のゾーンで真の条件達成とボス討伐や人数減少のタイミングが重なることが続いてしまい、誤解したまま最終ゾーンまで流れ込む。
これなら、女神は嘘を言っていないので公正さは保たれるし、主人公が生き残ることも突然出てきた裏ルールのおかげではなく、最初から提示しているルールによるものだとできます。
級友らの誤解が間違っている伏線を張り、「真のクリア条件は何か」というところに読者の意識を惹きつければ知的好奇心を満足させられるでしょう。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: デスゲームの書き方

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元記事:最後のオチは浮かんでいるんですがそこまでの話が思いつきません

タイトルの通りなのですが、世界観や最後のオチはある程度固まっているのですがそこまでどのようにストーリーを展開すればいいのかずっと考えています。自分の中でしっくりとはまるストーリーが思いつかないときどうすれば良いでしょうか。

上記の回答(最後のオチは浮かんでいるんですがそこまでの話が思いつきませんの返信)

投稿者 ワルプルギス : 2 投稿日時:

オチが決まっているなら、
「その前に何を置いておけば、オチがより一層面白くなるか」を考えて、それを読者に伝えるためにシーンを作っていけばいいかと。

私が今書いている話だと、ラストは
「自分の役割は終わったと感じたヒロインがそっと去ろうとしているところを、主人公がひっつかまえて告白する」
と決まっています。
これをちゃんと書くには
・主人公がどういう風にヒロインを好きになったのか
・主人公がどうやってヒロインが去ろうとしていることに気づくか
・なぜヒロインは去ろうとしているのか
・ヒロインの主人公にとっての役割とは何で、どうしてそれが終わったと感じたのか
など読者に伝えるべきポイントがあります。
そして、これらを伝えるために入れておくべき描写を考えていきます。
じゃあ、ヒロインが去ろうとしていると教えてくれる世話焼きなサブキャラを出そう
そのサブキャラとの関係を構築するエピソードも入れておこう
ヒロインが去らなければならない理由は序盤か中盤にしれっと出しておいて、それを直前にサブキャラに指摘させよう
ヒロインの役割は最序盤に伏線貼っておいて、クライマックスでの逆転のきっかけにしよう
こうやって書くべき描写を挙げていくと概ねストーリー的なものが見えてきますから、それをプロットの形でまとめなおしてから書き始める、というのが私のやり方です。
この通りにしなければならない、というものではありませんが、一つのご参考になればと思います。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 最後のオチは浮かんでいるんですがそこまでの話が思いつきません

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元記事:ストーリー・小説

まずはテーマや大筋を決めても細かくプロットを作る段階で何度も躓いてまたやり直すをよく繰り返しているのですが、ストーリーや小説を作る場合、最初にすべきことってなんですか?

上記の回答(ストーリー・小説の返信)

投稿者 サタン : 1

プロット作りでつまずくのは、結局のところ何を書いていいからからないからだろうと思います。
なので、それを明確にするのを最優先にさせています。
キャラでも設定でもイメージでも、何から始めても問題ないけど、最初に目指すのは「何を書くか」という主旨。
そういう芯ができれば、あとはそれに肉付けしていくだけで、面白味がない展開だなと思えば肉付けした一部をもいで付けなおしていけばいいだけ。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ストーリー・小説

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投稿日時:

元記事:人物が平坦にしか作れない/自然と印象に残れない

初歩的ではありますが、キャラを作品内に落とし込むのが苦手です。どうしても説明調になってしまい、キャラ本来の明るさ等の個性が失せてしまいます。
対応策として、脇役まで強烈な上作画や状況設定が濃い「魁! 男塾」等を読んでみたんですけどいざ自分で書くとなかなかキャラが生きず、頭の中が分散されてしまいます。無くて七癖、と頭では思ってるんですけど、一つ特徴を書くたびに「現実にこんな人間なんていねーや」と思ってしまい、及び腰になってしまいます。また、状況設定においてもその傾向が見られ、なかなか振り切る勇気がありません。というか、作り方がわかりません。
また、主人公以外外見イメージはできていても、中身がなかなか定まらず、書いていても矛盾ばかり起こってしまいます。
 大まかなシチュエーションは考えていても、それを繋ぐことが圧倒的にヘタクソなので、それでも筆が進まず、困っています。
 この手の才能が無いタイプの自分は、いったいどうすればいいのでしょうか。

上記の回答(何があったのかを書くには、説明するのではなく、物語る必要があると思います。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0

 どうも、桂香さん。永らくお久しぶりです。
 ここ一週間の間、何の連絡もないので非常に心配していました。
 こうしてネット上でお会いできたことをまずは運勢とやらに感謝したいと思います。
 とにかく、以前回答して下さったお礼をしたくて、回答返しに来ました。

 そうですね。サタンさんのおっしゃる通り、起きた出来事を『物語らず』、【説明している】ことが、原因としてあげられるでしょうか。
 
 まず、物語とはそもそも何かというと、端的に言えば、「物事語り」と言えます。

 え?当たり前だろうって?

 いえいえ、これが解っているつもりでも忘れてしまうことが、誰しも往々にしてあるのです。
 
 ストーリーにしろ、物語にしろ、言い方は様々ですが、要は実際に起きてもいないことを、『【説明するのではなく】観て聴いてきたかのように、物語る』必要があります。

 いいですか。分かってらっしゃるかもしれませんが、あえて申し上げれば、説明文を書くことと、ホラ話を書くことは似て非なる物事です。

 物語を書くことは、嘘を吐くことと直結しています。宮部みゆきの『英雄の書』を一度読んでみてください。機会があればでいいです。物語の書き手が背負う業について、丁寧に書いています。

 とにかく、結論としては、以下があげられます。

 ①サタンさんの言うように、様々な作品から会話のパターンやキャラクターの行動ルーチンなどを引き出しにしまうだけでなく、それを桂香流の『型』へと昇華すること。(落語の演目とか、歌舞伎の十八番とか、空手の型とか、そういうイメージ)

 ①については、基本となるパターンを『型』として覚えておくと、それを基礎にして様々な応用が利きます。『道』とつくものをやったことがあれば、なんとなくわかる感覚ではあると思います。

 ②物語の嘘に罪はない。人を楽しませるほら話を書く。それが僕たちがやっていることです。だからこそ、嘘を妄想に換えて、妄想を夢に換えて、夢を記すのです。
 エンタメ作家を目指すなら、優しいか、楽しいか、笑えるか、燃えるか。とにかくどんな形でもいいから、読んでくれたみんなが喜ぶ顔を想像して、みんなが幸せになれるような夢を物語ってください。そうすれば「こんなキャラいねぇーよ……」なんてむなしくならないと思います。
 少なくとも、僕はそういった投げやりな気持ちになるたびに、そうしています。
 (まあいつもは、その常軌の逸しぶりを笑いながら書くことでやる気をだしていますがw)

 この世界は、人々のいくつもの心の世界からその影が投げかけられて、影と影が重なり合って、積み重なり合ってできているのだと。そう、思います。
           ウソ
 だからあなたが吐くる物語も、決してむなしいものではないのですよ。

 この前、御作の話をしたら怒られましたが、それでもめげずに頑張ってほしいと願っております。また時間のある時にでもお話ししましょうね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 人物が平坦にしか作れない/自然と印象に残れない

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投稿日時:

元記事:どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

私は三人称多視点のストーリーを書きたいのですが、混乱してしまってどうやって書けばいいのかわかりません。コツとかあるのでしょうか?

上記の回答(どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますかの返信)

投稿者 杜 値 : 0

はじめまして。
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三人称は神の視点で語られるため多視点にはなり得ません。逆に多視点は一人称語りが複数ある状態です。

あくまで推測ですが、基本は三人称だけれど、複数の人物の一人称が混在している状態……でよろしいでしょうか?

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ナレーターの気持ちで読み、違和感がなければ問題ないはずです。

最近は三人称語りに一人称が混ざるような手法もあるため、上手く書かれていれば問題ないと思いますが、まずは練習として純粋な三人称で書いてみられてはいかがでしょう?
拙い説明ですが、参考になれば幸いです。

カテゴリー : ストーリー スレッド: どうやったら三人称多視点のストーリーが書けるようになりますか

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

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