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みんみさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信

どうしたらいいか、は正直わかりません。
人それぞれ答えは違うだろうし、おそらく多くの人が感じたことがある事でもあるでしょうから。

助言というか一つの話をすると、
「技術」というのは平均化するためのもの、と考えると良いかもしれません。
泥団子を思い浮かべてみて下さい。
「技術的に素晴らしい泥団子」というのは、凹凸がなく黒光りして真球に近いモノを指します。
「平らに均す」という意味での平均。そして、技術というのはそのための技術です。
だから、技術や知識を学べば「凹凸がなく真球に近い泥団子」は誰にでも作れる。

一方、「個性」というのは「モーニングスターみたいな形の泥団子」の事で、平地に一箇所だけ尖った部分がある、この尖った部分の事を指します。
これは真球でなく凸凹が目立っていても、尖った部分が魅力的なので技術的に未熟でもウケが良かったりする。

つまり、「個性」というのは歪に尖った部分を指すけど、その歪に尖った部分を平らに均すのが「技術」ってことになります。
技術を学ぶと個性がなくなるのは当たり前のことで、自由気ままにやってキャラが活き活きしてた頃と違って当たり前です。

では、技術は学ばないほうが良いのかというとそうではなく、技術を上手く使えば、自身の個性を知った上でその歪さが栄えるように周囲を均す事ができるようになります。
球体なのかわからないような泥団子よりも、真球に一箇所だけ尖った角が生えてたほうが、尖った個性が目立ちます。
個性をより良く見せるためには、技術というのは必要不可欠なものです。

さて。芸事には守破離という言葉があります。
師の教えを守って型(技術)を学び、それを破って個性を磨き、やがて師を離れる、という言葉。
みんみさんは、おそらくいま破で悩んでいて、学んだ技術と持ち前の個性が噛み合わず、上手く昇華できてないだけでしょう。
であれば、今一度自身の個性を再確認し、それが活かせる技術を考え、「自身の個性を整えるためにどう技術を使えばよいか」を考えねばならないのではないかと思います。
躍動感あるキャラクターが持ち前ならば、そもそもそれを妨害するストーリーは邪魔以外の何者でもないし、キャラクターありきのストーリーを作らなければキャラは動きません。
凝ったストーリーを優先させればそのようになって当たり前。

これは個人的に「そう感じただけ」なので参考にすらならないでしょうが、
萌えを全面に押し出してる、いわゆる萌豚向けのラノベなんかを読んでみて下さい。したら、その作家のデビュー作なんかを探して読んでみて下さい。
「この作家、デビュー作はすげーマトモなのになんで内容皆無な萌えラノベなんか書いてるんだ」みたいな人、けっこういる。
その答えは至極単純で、自身の個性や書きたいことを優先させた結果、凝った文章や物語をわざと書かないようにして、ターゲットを絞り、そこにピンポイントで合うような形に仕上げてる、というだけの話。
これ、逆パターンもあって、例えば「よくわかる現代魔法」の桜坂洋です。「All You Need Is Kill」を書いたの人のデビュー作、と言えばわかる人も多いでしょう。
「よくわかる現代魔法」はラノベを意識しすぎて自分を出せてなかったんだろうなと感じるくらい、両作品の完成度がぜんぜん違う。
技術と個性の折り合いがついてない人、または商業作品になるとレーベルカラーなどそこに合うものを、という事が関係してくるので、こういうのが噛み合ってない人は、噛み合った途端に名作を書いたりします。
学んだ技術は正しい技術だけど、それは平均化するための技術だから、個性を平均化してしまったら面白くないです。書くのも読むのも面白くない。
自分にとって正しいかどうか、自分に合うかどうかを改めて考えてみると良いでしょう。

上記の回答(技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信の返信)

スレ主 みんみ : 1 投稿日時:

個性と技術のお話、大変参考になりました。
技術や知識を得ることに必死になっていましたが、自分の文章とじっくり向き合うことはしてきませんでした。
仰って頂いたように、自身の個性とまず向き合い、それを整えるためにどう技術を活かすか考えたいと思います。
ご助言ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 技術を求めるうちに書けなくなりました

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元記事:技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信

以下、スレ主さんがどういう壁に行き当たってしまったかが具体的には不明ですので、よくあるケースを考えてみました。大ハズレである可能性も高いですから、もし「いや、自分のケースとは違う」とお感じであれば、無視して捨ておいてください。。

上達を目指せば、必ずと言っていいほど行き当たる壁みたいなものだと思います。学ぶと、まず状況がよく見えてくるんですが、学んだことを使いこせる境地は遅れてやってきます。

勝敗が分かりやすい将棋ですと、最初は駒の動かし方覚えた程度で指してみます。当然、(相手が同レベルでない限り)負けますけど、自在に指している気だけはする。

でも勝ちたいから、定跡を覚える。定跡通りに指そうとすると、かえって粉砕されるような負け方になります。そこで手筋集を見て覚えて、指してみる。覚えた通りに必死に頑張るんだけど、負ける。かえって弱くなったような気がするし、(教本、参考書に)言われた通りにしか指してないような気もしてしまう。
(要は、覚えた通りにやろうとして、指し手がパターン化してしまっているなどの弊害が怒っている状況。)

小説書きでも同じことが起こります。直感的に、思った通りに書いているうちは、自由自在に書いている気がする。だけど、なかなか受けないし、いい作品、文章、ストーリーとも(本音で)言ってもらえることが少ない。なんとか褒められる点を見つけてくれる程度でしょうか。

将棋の場合、定跡や手筋覚えて弱くなった気がしても、頑なにその通りにやっていくうちに、勝てるようになってきます。少なくとも一方的なボロ負けはしなくなる。覚えたことが無意識に使えるようになるという、いわゆる「身についた」状態となるからです。思考を定跡を思い出すのに使わなくてよくなった、などの要因が作用しています。

小説書きでも同じです。教本や参考書、あるいは名作中の例文となるものに意識的に従って書いている間は、残念ながら使いこなせていないのです。まだ練習中です。そのうち、意識せずともテクニックを使えるようになります。覚えたことを、思い出す努力なしに使える境地です。要は、応用が利くようになる。

個人的な経験、観測では、覚えたことが使えるようになるまでに、平均で3ヶ月はかかるようです(半ば分かっていたことならもっと早いし、複雑なことならもう少しかかる)。それくらいで何かが頭の中に定着するようです。必ずしも、覚えたテクを使い続けている必要はないんですが、使うように心がけていると若干は身につくまでの期間が短縮するようです。

ただ、同じことを短期間にひたすら繰り返しても、あまり効果はありません。よく「継続は力なり」といったりしますね。修練を放棄してはいけない以外に、習得には必ず時間がかかることも言っている格言なんです。

言葉を変えてまとめてみますと、勉強、研究、練習は嘘をつきません。ある程度の期間を経ないと、効果が出てこないだけなのです。

ただ、研究、勉学の方向性が間違っていないとは言い切れません。念のため、過去に書いた作品を読み返してみてはどうでしょうか。もし、過去の自作のほうが上手く書けていると明らかに感じ、どこがいいかを具体的に説明できるようなら、もしかすると勉学の方向性が書きたいものと齟齬をきたしているかもしれません。

そういうことを考慮して見たのも「凝った文章にするか、凝った表現を使うか、凝ったストーリーにするか」と「凝った」を繰り返して述べておいでだからです。

エンタメ作品では、必ずしも「凝った」ものは必要ありません。ラノベならば、美文や奇抜な比喩などでで唸らせる必要はありません。ひたすら分かりやすいこと、平易さが求められます。中高生が一読して、シーンがすっと分かるような文章、読後にぱっとストーリーを思い返せるような物語ですね。多少極言すれば「何が書いてあったかは分かったけど、どう書いてあったかは覚えていない」くらいがベストです。

分かりやすくするため、気分良く読めるために凝ってみたいのなら問題ないと思います。しかし例えば、文章が美しくなるように、あるいは伏線と回収に唸らせるために凝るのであれば、もしかすると考え直すべきなのかもしれません。

楽しく書く方法もお尋ねでしたね。上達を志したのなら、書いている途中ではなく、書き上げたときの嬉しさを求めるべきだと思います。これも多少極論ですが、「作者が面白がって書いたシーンは、読者は退屈する」ように思います。

上記の回答(技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信の返信)

スレ主 みんみ : 1 投稿日時:

ご意見を頂いてから、過去の作品を読み返してみました。
描写もスカスカで表現の幅が狭く、人に読ませるには不足だらけの文章ですが、書きたいことは簡潔に書けているように思いました。
上手くなることに必死になるうちに、自分でも何を学ぶべきなのか、学んだことをどう活かすべきなのか見失っていたのかもしれません。
今一度、研究の方向性を見直したいと思います。
ご助言ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 技術を求めるうちに書けなくなりました

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元記事:技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信

ん~。
率直には解りません。
解らんのですが、ご質問を読んでいて感じる部分があります。
まず『技術を求めて書けなくなった』というのは違うように感じました。

>以前は頭の中で活き活きと動いていたキャラクターたちが今は全く動いてくれない ~中略~ キャラクターたちがいなくなってしまったような、そんな喪失感

ここですね。気になりました。
『以前より凝った~』云々は、向上心の現れだと思います。
ぶっちゃけ、以前より面白いものが書きたくなったのですよね。

好き嫌いは別にして、二次創作を否定したりはしません。
ただですね、二次創作というのはスタート地点から結末までキャラクターが変化しないものです。
もちろん程度問題ではありますが、基本的にキャラクターを変化させられません。

著者が好きになったキャラクター、これを別物にしては読者にとっても二次創作にならんわけです。絶対的な制約を抱いたまま執筆するジャンルでもあるということです。
二次創作という『もうひとつの世界』を書く以上、それはストーリーというラインで構成されるものではなく、元ネタの出来事やキャラクターといった点で作られるものです。

一方でオリジナルというのは、物語開始時点での主人公と、終了時点の主人公は変化しているのが普通です。(成長に限りません)
技術を追い求めるなか、こっちに引っ張られたのではないでしょうか?
有り体には『創作意欲』が強くなったように感じられました。
もしそうならば、二次創作のノリで良いと思いますので、元ネタから逸脱して好きなように伸び伸びと思い通りに書いてみるのもひとつの方法かと思います。

二次創作のノリ、つまりは当然ながら第三者に見せれば『(元ネタの)パクリ』といわれる作品が出来るでしょうが、それで書けるならオリジナルに転向する時期なのかも知れません。
ある意味、普通に成長していらっしゃる証明のようにも感じました。

上記の回答(技術を求めるうちに書けなくなりましたの返信の返信)

スレ主 みんみ : 0 投稿日時:

起承転結や三幕構成、その中でキャラクターに葛藤を与えたり成長させることが大事であるという知識を得たことで、確かにそういうストーリー作りに引っ張られていたのかもしれません。
オリジナルを書くという選択肢はなかったのですが、二次創作の枠を超えて一度自由に書いてみるのもありだなと思いました。
ご助言ありがとうございました。参考にさせて頂きます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 技術を求めるうちに書けなくなりました

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元記事:エロ描写の線引きについて

TS物で主人公が女の子になって、自分が自分の胸を触って、快感を感じてしまうシーンと言うのはR18ですか? 官能小説に見えます?
それともそれくらいならR15で描いてもいいですか?

上記の回答(エロ描写の線引きについての返信)

投稿者 手塚満 : 1

結論から申せば「どう描写するか次第」です。仰るような大雑把な説明で決まることではありません。

これが視覚情報で描くコミック、アニメ、実写ですと、例えば「何が見えているか」で一応の線引きすることもあります(もちろん、他の条件も存在する)。一定の年齢以上の女性の胸が乳首まで見えていたら原則R15以上とかです。

従って、例えば「入浴シーンで乳首を隠せば全年齢向き」とかできます。が、文章だとどうか。「ヒロインがシャワーを浴びている」と書いたとして、それってR15以上なのか。文をイメージすれば、乳首等が見えていて普通です。R18で規制される部分すら見える。

だけどどうしようもないですよね。隠す方法がない。文章では見えないからです。まさか「ヒロインは胸を手で覆いつつ」なんて書くわけにはいかない(バカバカしいから)。

胸をボディソープで洗った、と書いたとして性的なニュアンスが生じるかどうか。読者次第ですし(非R18をR18で消費する人もいる)、作者がそこに性的なニュアンスを込めたとはっきり読み取れない限り、年齢規制がかかるようなものではありません。

以上は分かりやすい例ですけど、「自分が自分の胸を触って、快感を感じてしまう」のも書きようです。循環論法のようですが、「R18のように描けばR18、全年齢のように描けば全年齢」です。

単語レベルで申せば、「乳首で自慰」と書けばR18判定されやすいでしょう。ただしストレート過ぎて、いわゆる劣情を催しにくい。「乳首をくすぐった」は非該当になりやすいでしょう。しかし、ぼかすからこその色気も生じやすい。描写を重ねれば、R18語句を避けたからこそR18になっている、と感じることも多々です。

R18/R15/etcか否かは、そういう細かいところでも生じます。だから繰り返しですが「どう描写するか次第」なんです。パッと見て分かるような事前のガイドラインはありません。完成した作品やシーンがあれば、おおむね判断できるんですけどね。
(確かこの掲示板はR18の深入りはまずいはずなので、これくらいで。)

カテゴリー : ストーリー スレッド: エロ描写の線引きについて

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投稿日時:

元記事:物書きへの適正について

当方自分は文章を書くのに向いてないと思っています。
理由はだいたい二つ
1) 何事にも無感動、無感想
作文を一行未満で完成とし、講義の感想?を書けといわれて30分以上居残りさせられるような人間です。無論読書感想文は鬼門、正直一人で書き上げた覚えがないです。
2) 対人能力の不足
当方中学卒業後はネット環境を含めても交友関係がほとんどありません。そもそも人の気持ちをうかがうこと・空気を読むことがまるでできず、弟の同級生が亡くなった際、その人が長期入院中だったと聞いて『どうせ誰も覚えていない』と発言するほどです。
他に、他人とはだいぶ違った思考をする点(例えば好きな人に値段をつけてといわれれば10円だか50円だかという安値をつけたり、怖いものと聞かれてペストと答えたり)も挙げられるでしょうか。
国語自体は答えればたいてい当たるほどには得意なのですが、こんな人間はアイデアをプロット投稿板に投げて他人頼みにするほうがいいんでしょうか?
それとも意地と執念だけを頼りに自分で書くことに挑戦した方がいいのでしょうか?

上記の回答(物書きへの適正についての返信)

投稿者 ふ じ た に : 0

書かれた文章を読みましたが、とても分かりやすかったですよ。
結論→理由と流れていて、何を言いたいのか伝わりやすかったです。
この分かりやすさっていうのは、エンタメ系の作品を書くには向いていると思いますよ。

このように、欠点だけではなく、できる点や良い点も考えて、
文章を書くのに向いてないと判断する必要があるかなぁと思いました。
また、欠点があっても、本人のやる気次第で、
年単位で時間を掛ければ直る場合もあるので、
それだけで向いてないとは判断しにくいとは思います。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きへの適正について

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投稿日時:

元記事:スランプ?書かない方がいい?

自作の改稿に当たって、スランプに陥っています。何か抜け出す方法やヒントなど、思うところをお伝えいただけると嬉しいです。

現在自作の大々的な改稿を行っているのですが、そのうち2章の改稿で行き詰まっています。1章は個人的に満足のいく改稿となりましたが、2章がいまいち納得できていません。というのも、2章は起こった『事件』が少なすぎると思ったのです。

私の作品はラノベ系の文学というよりは、海外ファンタジーの児童書のようなイメージです。有名どころでいえばハリーポッター、ダレン・シャンなど……。その関係で、私の理想として、1章=1巻、2章=2巻のつもりで書いています。
よくある海外児童書ファンタジーは、1巻完結型で、2巻は1巻を引き継ぎながら事件を展開していき、謎を残しつつも2巻の大きな事件を解決して終了、そして3巻~のようなイメージだと思います。
私はそこまで厳密に作っているわけではないのですが、大体このような形にできればいいと思って改稿しています。

そして現在見返していたところ、2巻はほとんど事件がないことに気付いたのです。私の作品は本来事件解決型というよりは、○○というゴール(最終地点)を目指しながら世界中を旅して、その道中で起こったことを書いていくようなストーリーではあるのですが、それにしても2巻に大きな出来事が何もないと思って、新しくエピソードを追加しようと思いました。

そしてエピソードを思いつき、それを上手く組み込むための理由もできましたし、その伏線も綺麗に貼れそうだと思いました。そのエピソード自体は、イメージ的には、小説全体のクライマックスに当たる魔王との戦いに向けて、2巻の時点で魔王がチラッと顔を見せ少し戦いを仕掛け、それを撃退する、のようなエピソードです。つまり、物語の根幹をなすストーリーの伏線のようなエピソードにできました。

ただ、これの執筆ができません。
このエピソードの設定や展開、結末まできちんと考えられたのに(プロットはできました)、筆が進みません。書こうと思えません。なぜでしょうか?

私は普段小説を書く時、筆がのると2~3時間で一気に5000字ほど進めてしまいます。5000字でだいたい一区切りがつくので、区切りが着いたら、その時点で書いた文章を推敲する~のようなやり方で執筆を行っています。
ですので、私が上手くいっている、物語として自信がある!というときは、集中して物語を書き続けられるのです。でも、今回はそれができません……。

いつものように書けないということは、今回書こうとしている、原作に組み込もうとしているエピソードが"間違って"いるのでしょうか。書くな、入れるな、ということでしょうか。このままで十分面白いし、入れたら逆におかしくなる、本能的にそう悟っている、というようなことなのでしょうか……。

スランプかなとは思うのですが、同じ作品の番外編などは書けるので、完全なスランプでもないようなのです。今書こうとしている話が書けない……そういう状況です。

事情があって、時間を置いて一旦忘れる、というようなことができません。なるべく早く、このままエピソードを追加せず改稿を完了させるか、エピソードを追加して完了させるか決めなければいけません……。

エピソードを追加した方がいいのか、しない方がいいのか、スランプの原因はなんなのか、スランプを抜け出すためにはどうすればいいのか、
なんでもいいので、思うところがあればご教示いただけますと幸いです。

上記の回答(スランプ?書かない方がいい?の返信)

投稿者 サタン : 0

そりゃ不安だからだよ。
ご自身で
>入れたら逆におかしくなる、本能的にそう悟っている、というようなことなのでしょうか……。
と答えを見出しているけども、本能とは言わないまでも一度は完成したものに手を加えるというのは怖いものだと思うよ。
別に「入れたら逆におかしくなる」とかそういう事じゃなくて、単に怖くて躊躇ってるだけ。つまり不安だからだよ。
「このエピソード追加したほうが100%面白くなる!」と確信があっても、正直、私はあまり筆が乗らないな。

というのも、エピソード追加のような改稿は、コツがあるんですよ。
端的に言えばそれは「追加してもしなくても、本筋には特に影響がないエピソード」を追加するってこと。
だから、スレ主さんの場合
>つまり、物語の根幹をなすストーリーの伏線のようなエピソードにできました。
こうした本編に関係してくる要素は、少なくとも私の執筆スタイルでは思いついたとしてもボツにすると思います。

まあ、伏線追加程度なら正直あってもなくても問題ない程度に抑えられるし、あっても本筋に影響は一切ない形に出来ると思うから、伏線追加自体は良いのだけど、
スレ主さんの案の場合、もともと本来「魔王」と主人公が初顔合わせするタイミングがあったわけで、でも今回のエピソードを追加することで初顔合わせのタイミングがズレちゃうわけですよね。チラッと顔見せとは言いつつ戦闘を仕掛けたりでガッツリ絡んでるわけだし。ローブなどで姿を隠してたとしても。
てことは、後々のシーンで修正しなきゃらない箇所が出てくるし、自分で気がついてない場所で齟齬が発生してるかもしれない。それが怖い。

エピソード追加でこうしたタイミングのズレは、完璧に再計算したと自信があってもやらないほうが良いと思う。
本筋と関係ない部分なら別にズレても問題ないけど。
伏線の追加で本筋に影響が出るようなものを書こうとすると、それはその2章だけにとどまらず物語全体のプロットを最初からやり直すレベルで大変なことになる。

だから改稿でのエピソードの追加は、伏線ならば本筋に影響しないよう配慮するし、キャラ描写や状況の深堀りや、まったく新しい別エピソード、といった感じにしてる。
まあようは、まとめ方を変えりゃ外伝書いてるのと変わらないような「本筋とは関係ないエピソード」の追加という事ですね。

ただまあ、ここまで書いておきながら。
普通、そういうエピソードの追加って「より良くなる凄いアイディアを思いついた!」という感じで躊躇いも不安も疑問さえなく自信満々で突っ走って書いて失敗するってのが、割とあるあるな様式美なので、どうなんだろ。そこで無意識から急ブレーキがかかることってあんのかな。なんて、的外れな回答してるんじゃないかなーと思いつつ。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ?書かない方がいい?

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