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冬空星屑さんの返信一覧。投稿の古い順1ページ目

元記事:現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信

……うっかり大人の感覚で未成年がやってはいけないことを堂々とやってしまうことがないように、かな? 飲酒とか喫煙とか車の運転とか(←ン十年昔には流行った表現らしいですが)。。

漫画になるけどPEACH-PITの「ゾンビローン」では、「某清涼飲料水を飲むと酔っぱらって第二人格が出てくる二重人格者」とかいたりします。もちろん「何で清涼飲料水で酔っぱらうんだよ!」というところが突っ込みどころだったりしますが。どう考えても酒ネタが使えないためのお茶濁しどころですよね。

異能ものとかだと夜の戦闘が多かったりして、このへんはまあ仕方ないですよね、とは思いつつも夜9時以降の外出は気をつけようね、補導されちゃうよ?とか。
学生時代の知人に、平日午前中に制服姿でゲーセン行って補導された奴とかおりましたがな……せめて私服にしとけよお前!とか突っ込まれました。

あまり気にしすぎることもありませんが、そのへんうまく騙し騙しやっていきましょう。

上記の回答(現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 1 投稿日時:

 ありがとうございました。
 喫煙飲酒運転などなど、学生と成人の違いをしっかりと意識して書きたいと思います。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

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元記事:現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信

私も同ジャンルものの小説を作っているのですが現代の高校生での流行を取り入れたりするとかですかね?
学園ものになればターゲット層は高校生もしくは10代後半になると思いますので今何が流行しているかは念にいれるべきかなと思います。

後はhexaさんの返信と被ってしまうのですが22時以降での戦闘シーンや喫煙飲酒といった現実の高校生ではまず罰則されるようなことはうまい騙しが必用かなと思います。
あとは学園ものですがファンタジー系よりラブコメ系によくありがちなメインキャラの親が全く登場しないのに高校生以下のキャラが普通の一軒家に住んでいることですね。中にはバイトしている光景すらなくこれ誰が家賃払っているのかと思ってしまいます。一括した可能性もなくはないですが……

まあ私も高校卒業からかなり経過しているので現代高校生については未知なものなのですが高校生であることを自覚すれば問題ないかなと思います。

上記の回答(現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 0 投稿日時:

 ありがとうございます。
 流行ですか。
 バエーとかですか? 古い気がしますね。
 作中でのたった数日を、数ヶ月かけて書いていく小説に流行は難しそうですね。例に挙げた『緋弾のアリア』の同一の世界で書かれた『やがて魔劔のアリスベル』では東日本大震災の様子が書かれていたりして、おお!、と唸ったことがありますね。

 謎の『親が出掛けている』設定は、本当に謎が多いですよね。海外出張はマトモな方で、ヤバイものだと何年間も新婚旅行してますものね。
 安心なのは、私の作中の主人公はしっかりとお金を稼ぐ手段を持った状態で、親元を離れて生活している点ですね。
 まあ、指摘されてから気付きましたが。
 主人公やその周辺人物たちは、あくまでも高校生(あるいは学生)であるということを、特に意識する必要があると言うことですね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

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元記事:現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信

まず細かいことですが、挙げられたタイトルは学園モノじゃなくて学園バトルものでしょう。
学園ものの基本は「学園で起こること」をテーマにしてるので、『とらドラ』とかラブコメが近いと思う。
まあ、それだと「ソレって学園ラブコメでしょ」となるので、大別すれば間違いではないと思うので細かい事なんですが。
ただ挙げられたタイトルは「バトルもの」に特化してるものばかりなので、一応指摘させてもらいました。

というのも、例えば『氷菓』という小説は「学園ミステリ」です。
これは推理に寄った日常ミステリで殺人などは起こらないのですが、その理由が「学園」にあります。
これはテーマが「学園ミステリ」だから、あくまで「学園で起こる謎」に限定されてるわけです。
通常、学校で人は死なないのでそうした事件を扱うことはなく、日常にある些細な謎を拾い上げるコンセプトとなっています。
繰り返しになりますが、「学園もの」は基本的に「学園で起こること」を扱うわけですね。

では、「学園ミステリ」と銘打った以上殺人事件などは出せないのかというとそうではなく、学園ミステリでありながら殺人事件や凶悪な犯罪に巻き込まれる話はけっこうあります。
これはどういう事かと言うと、例えばホラー系が良い参考で、学園ホラーってのは古くは王道の「学園七不思議」が出てきたりして、そもそも「学校自体にそういういわくがある設定」になってるわけです。
なので、「学園ものは基本的に学園で起こり得る事」なんだけど、その「学園」自体を「殺人事件が起こっても不思議じゃない設定」にしちゃえばOKなわけです。

で。ようやく本題の学園バトルに入るけども、
学園バトルというのは、ぶっちゃけ学校で殺人事件が起こるような非日常・非現実と同じくらいに、学園内で本格バトルが展開されることはありえない、と言えるでしょう。
なので、バトルが不自然ではない学園という舞台をまず用意する必要があります。
そのためには「生徒が能力を持ってて、成績や価値はその能力値で決まる」といった世界観設定なども入り、「とあるシリーズ」や「アスタリスク」などが作られます。
学区内対抗戦とか、試合結果が生徒の評価に直結するとか、「戦闘行為をすることが生徒の価値」という仕組みを作っていたりしますし、学校行事としての学園祭で試合形式の戦闘があったりもします。
これらは全て「その特殊な学園で起こり得る事」なわけですね。
なので「バトルもの」ではなく「学園バトルもの」という枠組みになっています。

基本的に「学園で起こり得ること」をテーマにしていれば学園モノは問題ないと思います。
しいていうなら、学園バトルの場合はその「学園」が特殊な事が多いので、「学園の特殊性」を全面に押し出さないと違和感が残ると思う。
「学区内対抗戦」とか「学園祭での試合」とか「ランキング」とか、イメージは湧いてくると思うけど、その基準点は「学園で起こり得ること」です。
「とあるシリーズ」なんて学校内の様子はほとんど出てこないし学校内で戦闘してる場面は無いと思うけど、何故か「学園バトル」として挙げたでしょ。
これは「そういう特殊な学校が集まって出来てる場所が舞台」という設定のためだね。
「そういう学園(都市)の中で起こり得る事」を扱ってる内容なので、学園ものの枠に入ってくる。

そして、ラブコメなど普通の学園がテーマでない以上、そうした学園の設定すなわち特殊性を押し出すことがコツなので、設定はもちろん作品によって違っている、ということです。
でも基本的にはどれも特殊性を押し出してるだけだと思いますよ。

上記の回答(現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 2 投稿日時:

 ありがとうございました。
 私は『現代ファンタジー』×『学園』=『学園バトル』という固定観念に囚われていたようです。反省ですね。発想は広げてこそ。
 それでも、私が聞きたい学園バトルものについてコメントを頂けたことに、改めて感謝を。
 以前のコメントでは、高校生(学生)であることを忘れない、とコメントを貰いましたが、なるほど、不断の日常で学生で異能力でドンパチ殺り合う訳がないという。
 それを読者に納得させるリアリティーが必要なわけですね。
 学園の特殊性と学生が戦いをするだけの理由(成績や将来の職業へのメリット、カリキュラムや校則などでの義務)が必要であると。
 ……高校の生徒手帳探して、校則を見直すべきでしょうか? それとも特殊な校則だけを追加するべきでしょうか。悩み所ですね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

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元記事:現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信

設定・世界観についてはサタンさんの説明がたいへん行き届いていていると思います。
私から強いて付け加えるとしたら、主人公の能力でしょうか。

あげられた作品のうちいくつか読んでいないものもありますが、すべて異能バトル系ということになると思います。学園ものであれば主人公は中学・高校生相当。そしてエンタメは重要な戦いの局面では主人公が中心になって活躍するのが定石なので、かなり強い能力を与える必要があります。
異世界ファンタジーならともかく、現代ファンタジー・学園ものでいきなり最強の高校生主人公だと普通は浮いてしまうと思うんですね。なのでよく使われる方法としては、序盤では低スキルに見えた主人公が実は何か特殊な血筋などを引いていて、やがて覚醒するというやつです。しかし、このパターンは作者にとっては使い勝手がよいでしょうが、あまりに使い古されてしまって今では芸がなさすぎです。
ヒットした作品の多くはそこに工夫がこらされていて、例えばとあるシリーズに代表される「最強の劣等生」パターンなどのアイデアが見られます。
小説以外のジャンルも見渡すと、fateでは主人公の能力を抑える要因にドラマとしての重厚な背景をあたえていました。またアニメ『まどマギ』は、大きな謎が徐々に解き明かされるストーリー構成でしたが、それらのすべてが主人公に隔絶した力が集中する理由として収斂していくんですね。
いろいろ個性的なアイデアがこらされた先行作がありますから、参考にしてみてください。

上記の回答(現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 0 投稿日時:

 ありがとうございます。
 ただ強いだけの主人公ではダメで、同様に弱すぎてもダメなのですね。
 主人公tueeeをやりたかったのですが、うーーん、悩みますね。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 現代ファンタジー・学園ものにおいて気をつけるべき点

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元記事:主人公を苦戦すらさせずに無双させたい!の返信

苦戦させる方法は、いくつかあります。
一つは、ワンパンマンがよくやってる方法ですね。
サブキャラを苦戦させてそれを主体に書き、主人公がやってきて一方的な力で倒して終わり。
ワンパンマンの場合、コンセプトからして「ワンパンで倒す」なので、この手法以外で苦戦を書くとすると「敵が不死身でワンパンでふっ飛ばしても何度も復活する」とか「暴力以外の方法で解決しなければならない問題」といった限られた選択肢しかないため、ほとんどの話でサブキャラの苦戦を主体に書かれています。
同じ主人公最強な話でも同作者のモブサイコの場合は主人公が戦わない選択を貫くために一方的に攻撃を受けたりして苦戦してる「ように見える」書き方で、そうでなくても本当に苦戦してる話もありますが、まあ、作者に実力がなくて一辺倒の展開しかやってないわけではない、という事ですね。
正直同じような主人公最強ってネタでああもレパートリーあふれる展開が出来るのが凄い。

このサブキャラを中心にしたシナリオは、当たり前ですが主人公の視点でそれを書くことが難しいので、必然的に三人称の小説(または視点が動きまくる一人称)になりやすいです。
推理モノなどでは、天才探偵に対して追い込まれる恐怖を演出するため犯人視点で物語が進行するものがあったりします。
その応用で、敵視点から主人公の無双っぷりを書いていく、という手もあるでしょう。
「苦戦する」というのは主観的な問題なので、主人公の無双は敵役からすれば苦戦してるって事ですから。

二つ目は、モブサイコの例でも出したけど「苦戦してるように見える」という書き方。
これは暴力以外の問題、例えば知能犯に振り回されるとか、ペットの捜索など暴力で解決できない問題など、ネタ次第で割と書くことはできます。
ですが、当然のこと「無双モノ・最強モノ」において「その暴力を活かせないシナリオ」となってしまうので、主人公の特徴のアピールは難しいです。
モブサイコの場合は「主人公が戦わないと決めてる」という設定があるので、「敵がどうやって主人公を追い込むか」が主旨の戦闘となり、主人公がキレたときがヤバいという表現でこの「主人公の特徴が書きにくい」というハードルをクリアしています。

「苦戦してるように見える表現」なので、他には例えばストレートに「敵を罠にハメるため劣勢を演じている」とか直接的に「苦戦してそうな展開」を用意してしまえば良く、コンゲームなどではよく見られます。
コンゲーム、つまり騙し騙される頭脳戦な物語では「苦戦してるフリをするという作戦」がそのまま主人公の知能の高さの描写になるので、頭脳戦を主とするギャンブル系の話ではよく使われます。

三つ目は、二つ目と若干かぶるけども「制限を付ける」というもの。
「不殺」などがまさにソレなのでモブサイコの主人公の信念とややカブってるのだけど、よくあるもので、漫画ばっかの例で申し訳ないけども有名所で「るろうに剣心」とか「トライガン」あたりは直球でコレですね。
本当は強いけど本気を出せない制限(信念・トラウマ・仕事の条件)などがあり、苦戦する。
けど、なんらかの条件を満たして本気を出せれば強いので、解決するときは一瞬で解決したりする。
簡易的には、「人質がいるから雑魚な敵に苦戦してる」なんてのが当てはまりますね。
味方がひっそり人質の開放に成功すると一瞬で形勢逆転して敵を圧倒的な力で瞬殺するって展開はよくあると思う。
また、もっとソフトな制限で「敵が所持してるアイテムを無傷で回収したい」とか「スニークミッションだから騒ぎになるような事は避けたい」とか、物語に合った制限を設ければ初期設定に手を加えなくとも簡単に実現可能です。

これらは「苦戦させずに無双させるには」ではなくて「無双もので苦戦のさせかた」なので、望む回答とは違うと思うのですが、無双モノは、極端に言えば単に「主人公の活躍に特化した内容」を書いてるだけなので、別に主人公の強さ自体はあんまり関係ないんじゃないかと思います。
「主人公をどれだけ活躍させるか」という話なので、苦戦はそのためのツールであって、あれば活躍をより深く印象付けられる、というだけに過ぎません。
例えば今アニメ放映してる「転生したらスライムだった件」なんかは苦戦らしい苦戦はせず主人公がいかに活躍するか(活躍してる場面のみ)に終始して、それがウケてます。

しかし、主人公が強すぎてどんな敵でも瞬殺してしまうのだとしたら、ハッキリ言って「主人公と敵の戦闘」は話にならないので、別の「話」を見つけるべきでしょう。
例えばワンパンマンに習って「サブキャラが苦戦し負けそうになる話」とか、「敵の黒幕を見つけ出す過程の話」とか。
「主人公の活躍」をクライマックスに持ってきて、そこへ繋がる「別の話」を考えるのが良いのではないかなと思います。
要するに、「主人公が敵を瞬殺する」というのは物語ではなくて、物語にある問題の「解決方法なだけ」って考え方です。
悪い領主を主人公が倒す話を考えるとすると、「悪い領主と領民」で一つの物語を作って、クライマックスで悪い領主が優勢になって絶体絶命、そこへ主人公が颯爽と現れて瞬殺して解決する。
「物語」は領主と領民で作っているので、話的には問題ないし、そんな都合のいい……と思うかもしれんけど、構造的にこういう話は結構ありますよ。

上記の回答(主人公を苦戦すらさせずに無双させたい!の返信の返信)

スレ主 冬空星屑 : 1 投稿日時:

 ありがとうございます。
 私も『転生したらスライムだった件』と『ワンパンマン』は大好きで、それに感化されたのかもしれません。
 サブキャラに苦戦させて、最後に主人公が颯爽と。というのは、私の小説の主人公の設定を考えてみると、この上なく嵌まっていて、とても興奮しました。
 最高のアイデアを下さったことに、改めて感謝を。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 主人公を苦戦すらさせずに無双させたい!

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元記事:三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについて

はじめまして 三上と申します。
人称について質問させてください。よろしくお願いします。

私は一人称の短編しか書いた経験がありませんでしたが、今回初めて長編に挑戦しようと思っています。
地獄少女のような、主人公と他数人以外は一話毎に登場人物が変わる形式を予定しています。
三人称で視点は主人公と各話毎のメインキャラ一人の半々です。
プロットを作り終えてプロローグを書いたのですが、主人公の境遇に深く関わる内容のため心理描写を多くすると一人称の方がしっくりくるプロローグになりました。
本編は三人称で、プロローグのみ明らかに主人公視点と推測できる一人称にすることについてどう思われますでしょうか。
人称を混ぜるのは御法度と聞きますが、プロローグのみならどうなのかご意見が頂きたいです。

上記の回答(三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについての返信)

投稿者 手塚満 : 0

あまくささんがNo: 2で簡潔に、

> 1)読者が混乱しやすい。
> 2)人称や視点が動いたときに、感情移入がリセットされてしまうおそれがある。

とおまとめなのに感じ入りました。似たようなことは考えたりはするんですが、こういう風に2大難点としてまとめることはできてませんでした。

私もご質問文の「人称を混ぜるのは御法度と聞きます」は非常に違和感あります。減点されるルールなんかではちっともなくて、コツの1つに過ぎないわけですから。分かりにくい、読みにくい小説があったとき、往々にして見つかる共通点の1つが「視点移動」ということに過ぎません。

弊害は既にいい解説がありますので、ちょっと違う点について回答を試みてみたいと思います。

> 主人公の境遇に深く関わる内容のため心理描写を多くすると一人称の方がしっくりくるプロローグになりました。

冒頭の内面語りなのであれば、よほどに上手い人でないと高確率で失敗するパターンではないかと思います。

作者はもう主人公についてよく知っています。話を作ったんだから当然ですよね。だから、主人公がいろいろ物思いにふけっても、実感がわき、共感もできる。主人公が単に寝そべって溜息ついても、魅力を感じたりもする。

ですが、読者はどうか。シリーズものの途中でなかれば、冒頭では主人公とは赤の他人状態です。どんな性格、経歴、境遇等々、全く知らない。物語世界も知らない。

そういう状態で読み始めて、心理描写主体の語りを聞かされて(読まされて)、興味を持てたり、面白いと思えるかどうかです。まず無理です。どんなキャラがそう言っているか、の「どんなキャラ」が抜け落ちていますので。

勢い、何を語っているかで魅力を出すしかない。が、非常に難しい。赤の他人つかまえて話を聞かせてみて、2人に1人は感心される自信がある人は、そうそういないでしょう。自信はあっても、やってみて失敗することが多い(自分の話は自分にとっては他人の話の20倍くらい面白いとか、いろいろ理由あり)。

本編開始にどうしても必要であり、かつ面白い語りにできるんなら、プロローグの一人称内面語りを入れてもいいとは思います。

ですが、高確率でブラバされることも念頭に置いておく必要があると思います。冒頭の一人称内面語りを避けられないか、工夫を凝らしたほうがいいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについて

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投稿日時:

元記事:エンタメの傾向は、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?

エンタメラボ記事より。

シェイクスピアはマクベスなど、悲劇の名作をたくさん残していますが、当時のイギリスは黄金時代と言われるほどの好景気の時でした。
こういう時代では、悲劇が好まれます。

あれ?

木下順二は、岩波文庫の『マクベス』あとがきで、真逆のことを書いています。

 シェイクスピアが四大悲劇を書く前ごろから、世の中が変わってくる。
(喜劇)『ヴェニスの商人』が書かれた頃のような初期資本主義の矛盾が出てくる頃になって、シェイクスピアは暗くて難解だが深く、見る者の中に直接訴えるような作品を書き出した、と。
 
 ラノベの傾向って、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?
 むしろ景気を意識するなら、暗い時代こそ真面目に考える要素があってもいいんじゃないでしょうか?

上記の回答(エンタメの傾向は、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?の返信)

投稿者 読むせん : 0

会社の方針と個人の趣味によるかと
ーーーーーーーーーーーーー
他の方も触れておられましたが、世界大戦以降、ミステリーがやたら流行ったそうです。
 はけ口と言うのもあるそうですが、岩石ひとつ、銃弾一発で簡単に死ぬレベルのちっぽけな命をグルグルこね回し、1人の死を丹念に飾り立てる姿は戦争によって奪われた【命の尊さ】の復興に近いのではないだろうか?という論をNHKのダークミステリーで見ました(笑)

 ミステリーばっか見ていたら「お前は人殺し作品しか見たがらないサイコ野郎。このキチガイめ、お前は、いつか人を殺すぞ」とか兄によく毒づかれました。
そうなのか~・・・(´・ω・`)とか凹んでいたけれど、わたし、デスゲームと戦争ネタは大嫌いなんですよね【命を粗末に扱うなし!!】って憤(いきどお)りを感じてしまってwww

私は殺人という行為が大嫌いだから、殺人をテーマにした作品が好きです。
 むしろ安直なラノベとかの方が【主人公をアゲルための殺人】がポコポコあって胸糞悪ぅ~いって思っちゃうくらい。
ーーーーーーーーーーーー
 一度読みたい話題書に【ロックダウン】という小説があります。
世界中にウイルスがまき散らされ、あちこちがロックダウン状態になるSF小説?で2005年に書かれて【荒唐無稽すぎww】と出版しそこなっていたのが再燃しているそうです。読みたい。

一方で21世紀少年はあまりに現状が「近すぎて」気持ち悪く、見たくない。

 最近、近所の観光バスの【バス本体】を中国人の金持ちが買い占めに来ています。
今なら買い叩けるから。 
最近、不景気になったからガチで中国人が日本の資本買い叩きにきている。

 どうも他の国でも同様で、コロナ災禍の中、不景気で萎れてゆくなか、中国だけがぶくぶく肥えてゆく姿は、【トモダチ】に踊らされて諸悪の根源をヒーローだと思い込まされてしまう【21世紀少年】のシナリオそのままで心底気持ち悪い。

ーーーーーーーーーーーーーー
あまりに自分の状況に近すぎるシナリオや作品は共感できすぎるし、バッドエンドだったりすると、もう見るの嫌すぎて目を逸らしてしまう心理はあります。

胸糞ホラー嫌的な。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: エンタメの傾向は、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?

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投稿日時:

元記事:ストーリー 世界観

なろう系異世界モノを創作中です。

魔法や〜〜属性? などはファンタジー世界だから許せるんですけど。

転生 レベル スキル ギフト モンスター 冒険者 

それがテンプレ化しててお腹一杯なんですよね。

そのテンプレを排除した異世界系を書いてみたいなと思ったのですが、中々世界観を作れないです。

やはりモンスターを出さないとすれば、幼女戦記みたいな、他国との戦争系がメインとなるんですか?

上記の回答(ストーリー 世界観の返信)

投稿者 サタン : 0

モンスターを出さないというのは、「敵」をどうするかって問題になると思う。
場所も意図も意思も関係なく「とりあえずの敵」としてモンスターは最適なので。

>やはりモンスターを出さないとすれば、幼女戦記みたいな、他国との戦争系がメインとなるんですか?
幼女戦記は戦記ものだから、架空戦記をやるならどうしても戦争がメインになる。
ちなみに、幼女戦記の凄いところはまさにテンプレお腹いっぱいと表現された「転生」にあるので、これを排除すれば普通のステレオタイプな戦記ものになると思う。
幼女戦記は本来戦記ものにはありえない「はやく退役したい・目立ちたくない英雄」って目標やコンセプトがある。それというのは転生してることで主人公は「戦争の先にあるもの」を予想できるし、純粋にその世界住人ではないために「祖国のため!」みたいな意気込みがなくとも納得できるためですね。
テンプレを上手く使って、テンプレ戦記ものをまったく新しいものにした。
実は個人的にはあんまり好きじゃないんだけども。

モンスターを出さないとなると前述した通り「敵」の設定が問題になるので、その対象を考えれば良い話でしょう。
戦闘の敵と考えれば、まあ「人」しかないですかね……。私もちょっと発想が硬いかな。
「人」から考えれば「貴族」や「宗教団体」や、戦争にしなくても物語によっていろいろかと。
しかし、別に「敵」というのは戦闘に限った話ではないので、「商売の敵」とか「恋愛の敵」とか定義はいろいろでしょう。
「狼と香辛料」などは経済や商売がメインテーマなので、挙げられた要素は一切なくファンタジーをしてると思います。

そして、
転生 レベル スキル ギフト 冒険者 
この要素がないものは、Web小説が流行る以前のラノベのファンタジー小説ですね。さすがにモンスターはいる。
最盛期は富士見ファンタジア文庫が無双してた頃の「魔術士オーフェン」や「スレイヤーズ」の時代ですね。
これら要素は、テンプレしてることを前提に見るとありきたりなステレオタイプですが、よくよく考えるとものすごいアイディアですので、作り手ならお腹いっぱいと言わず、そこを少し気にかけて欲しいです。

個人的な解釈でしかありませんが、
まず転生ってのは、すっごい昔に流行ってた「前世もの」の逆パターンで、「前世は光の勇者だった普通の高校生」みたいなヤツ。流行ってた事あったんだよ、そういうのが。「ぼくの地球を守って」とか。今の若い子は知らんだろうけど。
「転生もの」が流行ってるってことは、「前世もの」と同じく「特殊で特別な主人公」というのが流行ってるってことで、その特徴は「前世もの」が参考になる。

次のスキル・ギフトってのは、これはほんとすごい。
だってファンタジーだよ。不思議パワーは魔法でいいじゃん。別の何かなんて作る必要ないんだよね。
だから、以前はそういう発想すらなかったんだよ。ゲームでは古くから使われてたのに。
一方で、ラノベで「学園バトル」が流行ってた頃に「異能バトル」の二次ブームが来てて、ファンタジーは下火だったんだよね。魔王ものが出始めた頃に多少盛り返してたけど。
でも、「異能バトル」と「ファンタジー」は基本的に親和性が低くてファンタジーには異能バトルが取り入れられなかったんだよ。
理由は、すなわち「魔法でいいじゃん」になっちゃうから。
そこに「スキル」というワードの万能さよ。これはホント凄い。相容れない2つの世界観を一つのワードだけで融合させたのが凄い。
私はいまだに、ファンタジー世界に異能が出てくるってことが凄いと思う。

それでモンスターについてだけど、
例えばサザンアイズって漫画には獣魔術って召喚術が出てきて、これというのは召喚して使役して戦うのではなく、召喚する妖怪を技として扱うって召喚術。
だから妖怪の形も独特で「大きな爪を持つ虫」とか「直進する光の竜」といった造形になってて、モンスターを召喚する事が一つの必殺技という感じ。
発想次第でこういう扱い方もできるんだ、と知ってくれればと思う。

長文で何が言いたいのかっていうと、確かに私も「お腹いっぱい」と思うことはあるけど、だからといってそうした要素を排除するだけってのは物書きとして芸がなさすぎやしませんか、ってことです。
例えば、学園ラブコメに「レベル」とか「ステータス」って要素を混ぜたらどうかな。既に誰かやってそうだけど、相手の好感度が見える学園ラブコメって結構面白いんじゃない? みたいな。
ファンタジーなら、そもそも「そうしたレベルやスキルや冒険者という概念を持ち込んだ異世界人」という話でレベルやスキルなどを定義していく内容ってのも、一種のアンチテーゼになってて面白いと思う。
私もそこそこおっさんになって発想が硬いけど、もっと柔らかくいきましょうや。

カテゴリー : ストーリー スレッド: ストーリー 世界観

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