小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

霜月 一三さんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:スランプ脱出方法の返信

 あんまり参考にゃなりませんが、文字を書くのを一度ストップし、想像に力を入れます。
 元々小説や漫画は、想像→具体化→文字化→文章化という順序になってると思うので、最初のスタート地点であり、地盤となる想像を固めたり、作り直したりします。

 や、難しい事言ってるみたいであれですが、私的には物語のキャラクターがどんな人生を歩んでいるのだろうと、妄想にふけるという事です。
 ああいうセリフを言うであろう、ああやって動いてるのはカッコいい、あの場面は悲しくなるだろうし、あんな行動、こんな言動、喜怒哀楽……と考えているとそのうちそれを文字にしたくなります。そしたら書き始めるといった感じです。

 私が大体筆を止めるのは、"あの物語を書こう"と思ってる時ではなく"小説を書こう"と思ってる時です。
 "小説"という言葉は物語の枠組みでしかなく、言い換えれば枠組みを書こうと同義だと勝手に思ってます。枠組みを書こうとしたって文字が浮かんでくるわけないのです。
ですので、まずは妄想し、ニヤニヤするところから始めるのです。小説をはじめて書こうと思ったその気持ちはだいたいこんな感情でしょうし。
初心忘れるべからずとは言いますが、私はそんな感じです。
参考になるかどうかは別なので一つの意見として見てください。

上記の回答(スランプ脱出方法の返信の返信)

スレ主 霜月 一三 : 0 投稿日時:

こんにちは。お返事ありがとうございます。

他の方も仰ってましたが、一度書くことから離れるというのはなかなか有効な手立てみたいですね。
そして、想像することに力を注ぐ、というのも納得できます。私は、物語を想像するのが好きで、頭に浮かべた物語を表現するのが好きで、小説を書いているのだと、思い出すことができました。
こういうのが、「初心」なんですね。
たぶんギリで牡蠣さんの仰るとおり、妄想することだけは諦めないようにしてみます!
他にこのスレに書き込んでくださった皆さんの意見と共に参考にして、今自分にできることを少しずつやっていこうと思います。
アドバイスありがとうございました!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ脱出方法

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元記事:スランプ脱出方法の返信

一気に書き上げたものもあれば、人に言いたくないレベルの年数を放置しておいてやっと仕上がったものもあったりしますよ……

以前のスレ主さんのスレッドの時、タイミングが合わなくて書きこめなかったんですが、とても読みやすいのですが少し先の展開を迷っておられるような内容だな、と感じました。私はラストが決まってからでないと書きはじめられない性分なのですが、そうでない方々も多いみたいなんですよね。スレ主さんはどっちタイプでしょうか?

ちなみに、今まで完結した作品はわりと、終盤8分目くらいで止まりかけたことが多いですね(汗)ラストや重要な出来事をを決めておいてすらこの有様です。止まったら止まったで仕方ないかも。自分の価値観が変わってやっと終わりまで到達できたこともありますし。

上記の回答(スランプ脱出方法の返信の返信)

スレ主 霜月 一三 : 1 投稿日時:

こんにちは。お返事ありがとうございます。前のスレッドを見てくださっていたのですね!
確かに、私は、ラストまでの大筋は決めますが、後は勢い重視で書いてしまうことが多いんです。書いていて、あとから新しい設定が生えてきて、それで肉付けをすることもしばしば……。
もっと緻密にプロットを練って、コツコツ書くべきだと自省していましたが、今はそもそも何も浮かばないという有様です。
でも、コツコツ書いていても、スランプになる時はなるみたいですね。
焦る気持ちが少し落ち着きました。なる時はなると割り切って、自分の出来ることをしてみようと思います。
アドバイスありがとうございました!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ脱出方法

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元記事:スランプ脱出方法の返信

待つ。寝る。遊ぶ。
俺の場合は、ですが。

というか、今まさに俺もスランプなのです。
三カ月ぶり七回目とかなので、ある程度都合がわかってきているので簡単に説明しますと。
 
 ・正直、強引に何か書こうとしてもかけないor変なものが出来上がる。
 ・執筆以外の活動をしている時にアイデアが浮かぶことがあるので、それをメモって、あとで構想を練ってみる。ただしやりすぎない。
 ・寝る。そして夢を見たらその内容を大雑把に書き出してみる。なんか掴めるときが稀にある。
 ・うまい飯を食い、よく遊び、気になったことを調べる。プラスの感情や達成感を得ると、アイデアが湧きやすくなったり、今までになかったアプローチが思いつく。

って言うカンジ。
ただまぁ、スランプに関しては個人差がめちゃくちゃあるのでいろいろな人の意見を聞いてから自分に合っているものを探すこと。
俺の理解の仕方だけど、スランプって言うのは『書きたいものが書きたい形でまとまらない』ことだから、「『書く』ことを念頭に置かず、されど常に物事を感じ、或いは考える」ことが大事。
脱出しようとしない、ガッシリ構えて執筆に使っていた時間を他に使ってみる。以上。

上記の回答(スランプ脱出方法の返信の返信)

スレ主 霜月 一三 : 0 投稿日時:

こんにちは。お返事ありがとうございます!

なるほど。一度「書く」ことから離れ、別のことを楽しみながらも、ネタにできそうなものを探す、ということですね!
焦って無理に書いたものは、絶対変な出来になる、というのはなんとなく理解できるので、大野さん始め、返信をくださった方々の意見を参考に、ガッシリ構えてみようと思います!
アドバイス、ありがとうございました!

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: スランプ脱出方法

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元記事:回りくどい文章の返信

編集は回りクドイ文章の方がありがたいです

削れば良い文章になるから、マウント取りやすいし、印税もガリガリ減らされ、会社の取り分が大きくなりますから

上記の回答(回りくどい文章の返信の返信)

スレ主 霜月 一三 : 0 投稿日時:

お返事ありがとうございます。
出版社に目をつけてもらえるなんて夢のまた夢です……。
もっと努力が必要みたいです。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 回りくどい文章

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元記事:回りくどい文章の返信

異世界トリップは家族と共に?! を18まで読みました。
読んでいて9の家探しが一番よかったです、話に引き込まれそうになりました。「家探しはRPGの基本デス!」とお父さんの台詞だったり、10客人の”そう思っていると、自然と背筋が伸びた。”のくだりも良かったです。

私としては18まで読んで「お前の文章は回りくどい」と言ってしまえる方も、センスがあると思いましたが。回りくどかったかと聞かれると、文章自体は書き慣れているのかなと思うような箇所もちらほらあったりして。しかしそう言われるのも、分からないでもないかなといった印象でした。

>>「回りくどい文章」を直すために、何をすれば良いのかがわかりません。
もっと文章が書けない人にはプロットを書いてみたらとアドバイスしますし、何年も同じところで止まっている方なら本を読んでみたり、流行作品に触れてみたらとアドバイスするのですが。あなたの場合は練習量も熱意も順調な様子が伝わってくるので、放っておいても一人で上手くなるのではと思わせるものがあります。

小説は文章力がすべてと私は思っていますが、文章力(総合力)という意味で使われている記事が世の中には多くあります。文章力が総合力のことを言っているのかそうでないかは、文脈から判断しないと混乱のもとになるので、そこは注意されておいた方がいいと思います。
もし印刷機があるなら、異世界トリップは家族と共に?! を1-3まで印刷してから、事件ついて書かれている文章を青鉛筆、それ以外の文章を赤鉛筆で塗ってみてください。

冒頭の3行目→警察は同一犯の仕業と見て、捜査を進めています――〉
3ページ目の上の方→「家族って言えばさ。すみれは知ってる? 都内を騒がす、連続一家惨殺事件……」
塗っていくと分かるのですが、事件に関係のない文章が3ページのうち、2ページくらいあります。赤色のところがまわりくどい文章と呼ばれるものの原因になっていきます。

例えば順番を入れ替えるだけで印象は変わります。
3ページ目の青色。「家族って言えばさ。すみれは知ってる? 都内を騒がす、連続一家惨殺事件……」これ以降から結末までを1ページ目の冒頭に持ってきた後で、回想として、残りの赤色を2-3ページ目に持ってきて、それからエトワールと出会わせてみる。
そもそも赤色が問題なら青色と混ぜてしまえばいいので、事件のことを匂わせながら幸せな家族を紹介していくとか。事件とそれ以外で話を切り離しすぎると、文章というよりも、内容やストーリーが事件にたどり着くまで時間がかかってしまい、結果としてまわりくどくなります。

そしてエトワール登場の4-6は必要なことが足りていない印象です。
ここでいう必要なこととは”お約束”のことです。
よくある異世界転生ものでは順番的にエトワールのような神が、「魔王を倒して世界を救ってください、世界を救ったらなんでも願いを叶えますよ」とよく言います。
主人公は目的を与えられるので、読者的にはどうなれば物語が終わるのかが分かる、おおよそのロードマップが予想できるわけですが。
この場合のエトワールは「第2の人生をハッチポッチで生きるか」と誘うだけで、読者にどうすればこの物語が終わるのかの条件を提示していないため、目的がでてくるまでの間、主人公の行動にはなぜこの行動をしているのか? という説明を読者にする必要がでてきてしまい、これをおろそかにしてしまうと。
予想ができないので話が分かりにくい。回りくどいに繋がっていくのが一つ。
だからお約束を入れるのものいいですし。

もう一つが、エトワールと主人公の会話に演出が足りていないので、説明台詞が悪目立ちする、結果として回りくどくなってしまう。演出ができていればそのぶん読者を惹きつけることができるので、お約束を入れなくてももう少しだけ読もうかなと思わせることができれば、このタイミングで目的を入れる必要はないのですが。

例えば演出で、プラネタリウムに殺人鬼がこっちを向いた映像が流れているところで、エトワールと同じ会話をしてみると、それだけで盛り上がりませんか。私が読者だったら「なんだかなー」と思うので、別にこれをやった方がいいというわけではないです。
そんな露骨なことをしなくても、主人公がエトワールのことを信じられなくて、だって見ていたのに助けてくれない神様です。ハッチポッチや願い事なんて作り話でもっと酷い目に遭うかもしれない、信じられるわけないと書いていくのも演出になりますし。(※本編にはそのように書いてありますが足りていません)
願いごとの一つでエトワールと戦う力を手に入れて、お前のことを絶対に許さないというのもありそうですが。

演出の共通点になってくるのが、エトワールの言うことに主人公が反発できてないという点です。主人公に新しさを持ってくるなら、気にしないと突っぱねるのも面白いですが……。
今だと地の文(心の声)でもっとエトワールを疑いながら、今さっき酷い目に遭ったばかりということを考えれば、冷静な話し合いは期待できそうにありません。
人間は怒ったらどうするか? 
エトワールを殴ろうとするが見えない壁があってそれは出来なかったとか。読者的には主人公は怒っているのに、怒りを行動に移そうとしない何もしない。主人公が何を考えているのか分からない。なんか回りくどいなーと感じます。
漫画ゲームアニメ映画なら表情から怒りが伝わりますが、小説は行動を(だから何をした)、その行動の結果何が起きたか、まで書かないと伝わらないケースがよくあります。

18まで読んでみて、私としては「何がしたい物語かこれという目的がないから分からないけど、この物語が好きな人は絶対いる。父母かわいいから、戦闘ものじゃなくて温かい物語が読みたいって人がいてもおかしくない」でした。
エトワールもアリスト博士のくだりも回りくどく感じましたが。というよりも……アリスト博士は1度に説明しすぎといいますか、ここは情報を小出しにしてもよかったかもと。
目的を早く提示して、そこに主人公達を向かわせた方が全体像(あくまでもその時点での)が分かって、読みやすくなるのにという気はしました。
例えば……うーんそうですねー。
1度ネットで目的と目標について検索してみることを推奨しますが。
父が言うわけです。「〇憶ゴールド貯めて城を買おう!」
それでお金集めが目標になって、目的を達成したところで大団円みたいな。

まとめるといい感じに書けています。
もし次にプロの本を読む機会があれば、目的・目標の切り替えで主人公の地の文が形成されていく様子が参考になるのではと思います。何かの参考になれば幸いです。

上記の回答(回りくどい文章の返信の返信)

スレ主 霜月 一三 : 0 投稿日時:

お返事ありがとうございます。
小説、全部読んでいただいてありがとうございます。
詳細かつわかりやすいご指摘です。私自身では気づけない点ばかりでした。
小説の修正の仕方まで教えていただいて、これからやることのビジョンがはっきりしました。助かりました。
みなさんの意見を参考に、一度小説を修正してみようと思います。
ありがとうございました。

カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 回りくどい文章

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元記事:熱血主人公の性格やストーリー、熱血漢の型から外れることなく欠点や成長の過程を作るには

こんにちは。
今回は創作の主人公において王道たる熱血漢の主人公について質問があります。
熱血漢の主人公は個人的に、間違ってる人を正しい道に戻そうとしたり、口でわからないなら戦ったり、他には正義感が強くて困った人を放っておけない、常に前向きといったキャラクター像をしていると認識しております。
これだけ見れば人間的に完璧な主人公かと思います。ですが、そのような主人公でも未熟な部分があったり、成長を感じさせることがあります。
僕はこのように熱血漢の主人公に未熟な部分を残したり、成長の過程を作るにはどうすればいいか悩んでおります。
知らない人には申し訳ありますが、一つキャラの例をあげます。

ゲームテイルズシリーズのテイルズオブシンフォニア(以下シンフォニア)のロイドです。
プレイ済みの方にしか上手く伝わらないかもしれません。

※ネタバレ含むので、現在このゲームをプレイしてる方は読まないほうがいいです※

ロイドは熱血漢で正義感の強い、仲間の中心となって皆を引っ張って前に進む。いかにも王道な主人公です。
シンフォニアの世界観のひとつとして人種差別が特徴なのですが、ロイドは人種や立場で差別することない純粋な心を持っております。
両親を亡くして代わりの育て親の元で暮らしていたのですが、それを感じさせないほどに前向きで明るいです。

ある日、幼なじみであり世界を救うために旅をする運命を課せられたヒロインの少女が、ついに旅をするためにロイドの元を離れます。
最初は置いてけぼりを食らったのですが、色々あってロイドはヒロインや仲間達ともに世界を救う旅に出ます。

旅でも主人公らしい活躍をしていくのですが、その途中で様々な欠点も見ることが出来ました。
①熱血漢ゆえに旅の途中で出会う人物を説得するのですが、その人物も苦渋の二択のうち一択を選んだ立場だったので、これを踏まえるとロイドは相手の配慮に欠ける。
②悪者の集団に街が襲われてロイドは追い返そうとするのですが、街がさらなる報復を受ける可能性もあると仲間に咎められるのですが、ロイドはそれでも敵と戦います。この時の「目の前の人間も救えなくて、世界再生なんてやれるかよ」というセリフからも本人の主人公らしい性格がみてとれます。
③熱くなりすぎて状況を把握しないまま気持ちだけが先走りする。(まあ取り返しがつかなくなる前に仲間に止められる。また、熱くなりすぎて思考を放棄する欠点は本人も自覚している。だから仲間の助言に耳を傾けないということは無い)
といった感じです。

それでもなんとか前向きに旅を続けるのですが、旅の終わり間近で世界を救う旅そのものがとある敵の罠だったことが判明し、敵の野望のためにヒロインの神子は生贄にされかけてある意味手遅れでした(このせいでヒロインは心を失い、身体は生きてるけど人形のような状態になる)
そのせいでロイドは自分が間違っていた、自分が弱かったからと苦悩することになります。
さらには、犠牲無しでは世界を救えないと言った感じの世界のシステムが判明するのですが、それでも誰でも犠牲にならずに世界を救う方法を模索します。
そしてヒロインの人形のような状態を本来の状態へと救い、世界を救う方法を探していくのでした。
その過程でも自分はまた間違ったのか?と落ち込んだりするのですが、それでも諦めませんでした。
その旅にはさらなる困難が待ち受けてたり、理不尽な出来事が襲いかかるのですが、ひたむきに前を向いて理想を諦めない心を失うことはありませんでした。
間違っていることは正さなければいけないということ、また、ロイド本人が間違ってしまった場合もしっかりと反省し、それでもなおやはり正しい理想のために前に進んでいきます

長くなって申し訳ありません。以上がロイドの特徴とストーリーです。
もしかしたらゲームをプレイしていなかった方は、自分の言いたかったことが伝わらなかったかもしれません。その時は申し訳ありません。
ロイドの欠点や成長の過程はゲームをプレイしていると何となく分かるのですが、ロイドのような熱血漢の主人公をいざ自分で書いてみると、正論ばかり言いすぎて説教臭くなったり、そのせいで周りが主人公の踏み台のような扱いになったり、うざく感じる。
かと言って、苦悩したり落ち込むシーンを入れればキャラがブレブレになってしまいます。

しかし、熱血漢主人公ロイドは欠点や成長を感じさせながらも熱血漢のテンプレとしてぶれない性格をしております。
落ち込んだり悩んだりするけど、ほんとキャラ自体はぶれないんです!

ロイドのような熱血漢主人公だけど、成長の余地が残っているようなちょうどいい塩梅の主人公、あるいはキャラクターを作るにはどうすればいいですか?

上記の回答(熱血主人公の性格やストーリー、熱血漢の型から外れることなく欠点や成長の過程を作るにはの返信)

投稿者 あまくさ : 0

キャラクターの好感度は、正義ではなく情で作るものなんじゃないかと思います。

>「目の前の人間も救えなくて、世界再生なんてやれるかよ」

これは理屈でも正義でもなく、主人公の情熱がほとばしった言葉ですよね。

一方で仲間の言う「街がさらなる報復を受ける可能性もある」という主張も一つの正論ではあります。「目の前に苦しんでいる者がいたら、救わなければならない」というのも正論ですから、これは正論と正論が衝突しています。どちらを選択しても悪い結果につながる可能性がある時に、まず情熱で突っ走ってしまう性格と行動は、たとえ結果が悪くても共感は得られるものです。

ただ、前提として、主人公は気性のまっすぐな好感のもてるキャラクターだという印象を確立しておく必要があります。まっすぐな性格だから時に暴走することもあるというイメージを先に作っておけば、失敗しても大目にみてもらえるものなんですね。

テイルズ オブ シンフォニアをプレイしたことはありませんが、ウィキの主人公設定の部分だけざっと読んできました。

>シンフォニアの世界観のひとつとして人種差別が特徴なのですが、ロイドは人種や立場で差別することない純粋な心を持っております。

ウィキの記述をみると、

(引用、はじめ)
幼少期に母であるアンナと森の中にいたところをドワーフのダイクに拾われ、養子として育てられた。そのため、人種や立場に対する偏見がない。
(引用、おわり)

主人公がなぜ人種偏見を持たない性格になったのか、ちゃんと理由付けが考えられているようです。これはけっこう重要で、単に作者都合で主人公をすぐれた資質の持ち主にしたいだけという印象を緩和しています。
それでも作中のエピソードとして、主人公が人種的な差別を受けている者にやさしく接したり、公平な態度をとったりというシーンを自然に作れますから、好感度を高める演出がしやすいはずです。

そういう部分から「いいやつ」感をまず確立した上で、選択の難しい状況に直面させます。仲間は思慮深さから行動を躊躇しますが、そんなとき主人公だけが立ち上がるのは王道の見せ場でしょう。
むしろ仲間の主張の方が一理あるようにみえても、重要な局面で決断しないのは主人公らしくないんですね。有名な既成作の中にも決断できないタイプの主人公はいますが、嫌われはしないまでも、もどかしさは感じられているのではないでしょうか?
なので、エンタメ・ストーリーの場合、多少無茶でも大胆に決断して行動できるのは主人公の特権のようなもの。
熱血型の主人公というのは、そんな計算にもとづいて作られているのだと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 熱血主人公の性格やストーリー、熱血漢の型から外れることなく欠点や成長の過程を作るには

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元記事:幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

御覧いただきありがとうございます。「小説家になろう」に投稿したくて、タイトルとあらすじを書いてみたのですが
①~⑤のことがタイトルとあらすじで伝わっているのかと疑問に思って質問させていただきました。

①蒼太にとって幼馴染とは魅力のないヒロインであること
②初凪が蒼太に片思いしていること
③初凪と蒼太が同棲する本音は、仲を進展させたいから
④どんな風に二人の仲が進展していくのか分かるか
⑤蒼太が初凪に惚れる(陥落するともいう)こと

タイトル「幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話」

あらすじ
「幼馴染って、負け確定の魅力ないヒロインだよなー!」

 西島蒼太(にしじまそうた)が発したこの言葉は、幼馴染である瀬戸口初凪(せとぐちなぎ)を大いに動揺させた。

 蒼太にとって何気ない発言なのだが、初凪にとっては看過できないものだった。

 焦った初凪はとある秘策を使って、幼馴染の良さを教えるために蒼太と同棲することにした。

 しかし、幼馴染の良さを教えるというのは建前で、初凪は昔からずっと蒼太に対して特別な感情を抱いており──

 こうして始まった二人の同棲生活は、

 夕飯を一緒に買いに行き、家では膝枕をしてもらって、休日はデートに出かけることになる。

  はたして蒼太は幼馴染である初凪と甘々な同棲生活を送ることになるのだが『幼馴染は魅力がない』と言えるのか。(言えない)

 負け確定! 蒼太の約束された敗北への戦いが今始まる──。

上記の回答(幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話の返信)

投稿者 大野知人 : 0

ヘキサさんの知り合いじゃないけど、ガンオタです!
ガンダム的には、アトラ・ミクスタとか勝ってる幼馴染ヒロインですよ!

ま、ともかく。
個人的にはこのあらすじから見える作品は
 ①「蒼汰が三話目くらいであっさり落ちて、告白を言葉にできないままずるずるいちゃラブする話」
 ②「蒼汰が鈍感すぎて、初凪が純情拗らせて暴走してく話」
 ③「②の派生。ガチ方向でいくとヤンデレになっちゃうとか、ギャグ方向で行くと『落とすための努力が変な方向に空回りしだす』とか」
 
 ともあれ。

 ラブコメのあらすじとして考えると、『キャラの性格が分かりにくい』あらすじになっている上、ラブがメインなのかコメがメインなのか分かりづらいので、主さんが何を伝えたいのかピンとこない。当然、全貌がつかめないので『あらすじでそこまで書かなくていいよ』とも言いづらい。
 と、僕は思うのですが。個人的にはとても面白そうなあらすじだと思います。あらすじだけ読む分には内容も読んでみたい。
 でも、質問内容の『こういう作品が作りたい』ってのをもう少しはっきり書いてもらえないと、『あらすじの良しあし』は言いにくいかも。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 幼馴染は負けヒロインだとバカにする主人公が、リアル幼馴染と同棲して陥落させられるお話

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投稿日時:

元記事:なぜか主人公の人気が伸び悩む

どうも如月千怜です。スレッドを立てるのを控えるとか言っておきながら、一か月しか我慢できませんでした……
ただ今回は今までのスレッドと問題点が共通する話題ではないものを持ってきたつもりで。よろしくお願いします。

悩んでいることはスレ題にも書いた通り、主人公の人気が伸び悩んでいることです。
私は六月の初め頃に長編の第一章を完結させました。ジャンルは異世界ファンタジーです。
しかし利用しているサイトの中で寄せられた感想やコメントは脇役に対するコメントばかりで、肝心の主人公が全くと言っていいほど触れられていないのです。
ちなみに人気を伸ばしている脇役には第一部が終わったら再登場しないキャラクターすらいます。
個人的に今回の作品は丁寧に作ったつもりでして、今まで指摘されてきたキャラクターの人間関係はかなり意識的に改善しました。
当然主人公もかなり自信のあるキャラクターです。
ただプロット掲示板に作品及びキャラクターを掲示した時も、今と同様に人気が伸び悩んでいたのですよね。
その理由を自己分析した結果「使える魔法が支援に特化しすぎているから単独行動しないといけない場面に弱い」という結論に至り、当初の「攻撃魔法は苦手」という設定に変更を加え「種類は少ないが攻撃魔法も使える」「ナイフ戦闘技術もあるのでヘタな新兵よりは白兵戦ができる」などの設定を追加しました。
ただそれだけ設定に変更を加えたのに、残念ながら人気は伸びませんでした。
レギュラー同士ならともかく、一章限りのサブキャラにすら人気で負けています。

もちろん既存作には主人公よりも人気だったキャラクターがいることは重々承知しています。
ただそれを理由にして主人公が不人気な状況を見過ごす理由にしてはいけないとも思うのですよね。
この状況はどうすれば改善できるのでしょうか? プロット段階で人気が伸び悩んだ理由を自分なりに分析して設定を追加したのにテコ入れがうまくいかなかったのならどうやって改善すればいいのでしょうか……

上記の回答(なぜか主人公の人気が伸び悩むの返信)

投稿者 バッキー : 1

読者人気に関しては意識的に変えられる部分はある程度あれども「なるようにしかならない」と思っております。
根元は不特定多数の他人の心のあり様であり、他人を変える事は作品設定を変えるよりずっと難しいです。

如月氏の作品の「第一部が終わったら再登場しないキャラクター」しかり、上で引き合いに出されていたジョジョなら極端な場合「特定のキャラの回想シーンでのみ登場するDV夫」がコアな人気を博していたり、往々にして訳の分からない方向に転がる事が多々あります。

> 「種類は少ないが攻撃魔法も使える」「ナイフ戦闘技術もあるのでヘタな新兵よりは白兵戦ができる」などの設定を追加しました。
その辺を加味して尚主役へのテコ入れを評価すると正直これらは下策だと思います。
程度に差はあれど、自分自身の攻撃能力が低く後方支援をするタイプの主役は割りかし存在しており、寧ろ近年増加傾向にあります。
それが「自分があまり役に立てていないという負い目から」身に付けたというようなキャラクターの人間性が現れた結果としてなら兎も角、そうでないなら当初の方向性からブレてしまったようで、却って魅力を削ぐ方向のテコ入れであると思いました。

今後さらにテコ入れをするなら、新しい技能や能力を生やすより人間関係の掘り下げや、それを促進する新キャラがいいと思います。
このサイトにもある設定などから考えると「何故主人公は心を閉ざしたのか」というきっかけや、それに起因する因縁のある人物などが書かれる事など、例えば「昔いた魔法の研究機関で同僚に研究成果をかっさらわれた上、研究所の多くが主人公の方を疑った」みたいな感じです。
「人付き合いを好まない性分」など、現実ではなんとなくそうである事が多々ありますが、お話においては明確にトラウマがある場合が好ましいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: なぜか主人公の人気が伸び悩む

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