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元記事:複数人ってどう表す?

三人以上が会話をする際、どう工夫してどれが誰か分からせるといいかが分かりませぬ。二人ならば「」と『』で変えていましたが、どうすれば三人以上表せるでしょうか。

上記の回答(複数人ってどう表す?の返信)

投稿者 長巻 守宮 : 0 投稿日時:

あまくさ様、お褒めの言葉をいただきありがとうございます。
せっかくなので、調子に乗ってもう少し、複数人の会話によるシーンのコツ……と言っても独断なのですが……汗

複数人で会話しているからといって、必ずしも台詞を単体て出すーーつまり、「」だけで喋らせる必要はないかと存じます。

どういう事かと言うと、地の文と「」を合体させる、という手法と、もう一つ、話している内容を、完全に地の文で説明する手法です。

具体例を出しますとーー

「ということだ、わかったか?」
長ったらしい説明を終え、A自身は満足そうだが、当のBは「わかったか……と言われてもなぁ……」と後頭部を掻きつつ、CとDへと顔を向けると、彼女達もまた、「ねぇ?」と互いに顔を見合わせた。

いかがでしょう?
こちらの文は、先の「」と地の文を合体させる手法で、会話している臨場感を出すのにピッタリかと思います。
ただやはり、「」だけに比べてテンポは落ちますが、「」の連続の後に、それぞれの動作を纏めて書くことで、せっかく「」の連続で高まったテンポが失速するのを防ぐ役割や、言葉にした瞬間の動作や雰囲気を同時に描けているので、現実感を高める事が可能です。

続いて後者、「」を完全に排除して、地の文に台詞を喋らせるという手法の説明をしたいと思います。

またまた具体例を出しますとーー

地の文:Aは、かつてこの国には悪の限りを尽くした魔王が存在したと語り始めた。
「誰もが絶望し、抵抗を諦めた……人間になすすべはなくってしまっていたんだ……」
しかし、そんな絶望の世に、突如救世主が現れたのだ……。
とAは昔を懐かしむように口にした。

こんな感じです。
これは、会話シーンの中で時折必要とされる説明や解説のシーンで用いる事が出来るかと思います。
今のも、「」だけだとやはり棒立ちで説明口調で、長くなりますし、読者の方の読む気を損ねてしまう危険性があります。
合間合間に他のキャラクターの台詞を挟んだりすることでそれを防げるかもしれませんが、それだと最悪誰が喋っているのかもわからない中で、ただ延々説明しつづけるキャラがいるというカオスな場面と化してしまう危険性があります。

なので、上記のように地の文の語りと、「」を織り混ぜた会話、説明の例を記させて頂きました。

しかし、やはり会話シーンには現実感が多祥なりとも必要かと存じます。

何度も何度も長ったらしい上から目線な説明をしてしまい申し訳ありませんでした……。

恐れながら、どうぞ執筆活動、頑張ってください!

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 複数人ってどう表す?

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元記事:複数人ってどう表す?

三人以上が会話をする際、どう工夫してどれが誰か分からせるといいかが分かりませぬ。二人ならば「」と『』で変えていましたが、どうすれば三人以上表せるでしょうか。

上記の回答(複数人ってどう表す?の返信)

投稿者 長巻 守宮 : 1 投稿日時:

 現実の人間も会話をする際、ただ単純に言葉を交わしてるだけではないというのは理解出来るかと思います。

 事実、普通に話していても注意してないだけで、会話の最中には、色々な出来事や変化が現れている筈です。

 例えば、最初二人だけの会話に三人目以降が加わるのなら、台詞と共に何処からどうやって参加してきたのか……等の説明や、

 最初から複数人で会話してるとして、会話の最中の動作、一つの発言に対する他の人物の反応や表情、感情の変化等を地の分で織り混ぜる事で、いかにも会話しているという雰囲気が出せるのではないかと思います。

 例えばーー

「なんの話をしてるんだ?」
 背後から「よぉ!」と声を掛けられ、AとBが振り返ると、気さくに片手を上げたCとDがやってきていた。
「なんだ……お前達か」
 唐突な参加者に溜め息混じりにAは呟き、その隣のBも不満そうに背もたれに寄りかかりつつ、小さく「盗み聞きかよ」と愚痴を漏らした。
「なんだとは失礼だな……」
 一方、いきなり拒絶的な態度を示されたCは、同行してきたDへと顔を向け、「なぁ?」と同意を求める。
 しかしDは唐突な乱入を申し訳なく思っているのか、眉根を寄せて「いきなり割り込むからよ……もう」とCに返し、それからAとBに「ごめんね?」と軽く頭を下げた。

 どうでしょうか? 拙い文だとは思いますが、会話らしさはあったと思いたいのですが……。
 これがもし、「」だけですと、

「よぉ! なんの話をしてるんだ?」
「なんだお前達か」
「なんだとは失礼だな……なぁ?」
「いきなり割り込むからよ……もう……ごめんね?」

 このように、「」だけの会話シーンだと、人によるとは思いますが、どうしても棒立ちのままで、ただ台詞を口に出してるだけのような場面が浮かんでしまいます。

 現実では、会話をする人間が、棒立ちになって身動き一つせず、ただ言葉を交わし続けるーー

 なんて状況、まずあり得ないですよね?

 台詞の愉快さ、テンポを重視するなら「」の連続でも構わないかもしれませんが、

 やはり会話の中での様々な状況の変化や、会話に参加している人達の様子を交えるのが効果的ではないかと存じます。

 もしイメージし辛いのであれば、一度、実際に複数人の会話に参加して、普段なら見落とすような参加者の挙動や、会話の中で発生、変化する状況をじっくりと観察してみるのが良いかと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 複数人ってどう表す?

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元記事:無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信の返信の返信

って、胎生卵生問題だけか(´・ω・`)あと文章の編集をミスってたわスマン。
ーーーーーーーーーーーー
その【竜人種】は侵略者である異星人が供給する魔法、あるいは魔素に完全依存した、さながらカイコガのように「完全家畜化人類」であり魔素という生殺与奪を他人に握られた【畜舎の世界】。とかにしといて~
ーーーーーーーーーーーーーーー
羊膜とか卵膜、トカゲ系の「柔らかい卵」にしたらええんとちゃう?人間でもクルースニクみたいなノリのやつもいたみたいだし。区別がつかないくらい柔らかいとかなら良いんとちゃう?
「異常なほどの早産で、小さく、やたら丈夫な柔らかい膜に包まれて生まれた」とかね
人型の生き物は二足歩行の弊害で出産時に死ぬ事が多いし、主人公との子供の場合そのリスクが少ない的な?
ーーーーーーーーーーーーーー
卵生&彼女を孕ます前提ならオヴィラプトル要素欲しい。
 逆に竜族はわりと産みっぱなしや産み捨て感覚とか、動物園で野生を失った動物の出産みたいなノリをリクエストしてもOK?
ーーーーーーーーーーー
まあ哺乳類彼女だと、その子供は種無しな一代交雑種っぽくなりそう。

上記の回答(無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信の返信の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 1 投稿日時:

さっそくのご返答ありがとうございます!

頂きいたお言葉を胸に作品執筆を頑張ります!

カテゴリー : キャラクター スレッド: 無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!

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元記事:無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信

貴種流転譚か~。
そこ、人に決めさせてしもてええのん?ロストワの世界感に食い込む重要な根幹よ、そこ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
例えばなんですけど
その「ロストワ」は侵略者である異星人が供給する魔法、あるいは魔素に完全依存した、さながらカイコガのように「完全家畜化人類」であり魔素という生殺与奪を他人に握られた奴隷世界。

侵略者に牙も爪も届かずとも、彼らの意のままにならぬ唯一。
 改造されて本質を奪われた「恐れられるべき竜」の血脈が実らせた反逆の種子だったのよー。とかでええんでない?

 大エピソードで、魔素を奪う機械か何かを敵対種に発明されて、竜人族がバタバタ倒れて滅びかけた時でも主人公はヘッチャラに動けて、その機械を叩き壊すとかしてもいいと思います。

ライガーとかラバでも、ごくごく稀に生殖能力を持って生まれる事があります。
そうやって進化していくんだと思います。主人公は竜族が生き延びるため、生まれるべくして生まれてますよ。

上記の回答(無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 1 投稿日時:

なるほど~! 確かにそういうアイデアも良いですね!

ご意見ありがとうございます!

人任せ、人に決めてもらってるようなお願いや質問ばかりして申し訳ありません。

一応自身のなかで原型的なものはあるのですが、色々と決めあぐねてしまいまして……お恥ずかしい限りです……。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!

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元記事:無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信の返信の返信

恐竜は卵生、竜人族は胎生、ヒロインは哺乳類系で胎生。そこを固定するのが必然なら、胎生の生物から卵生の生物が生まれるのは少し苦しいですね。
しかし、そもそもそう固定する必要があるかどうかは多少疑問です。

舞台は地球とは生態系の歴史の異なる異星なわけですから、恐竜といってもティラノやステゴサウルスがいたわけではないだろうと思います。地球の生物と比較するなら恐竜に似ているにすぎないのでは?
であれば、そもそも「その星にかつて棲息していた恐竜」=卵生にこだわる理由があるのかどうかも不明です。

もしくは。

1)竜人族(胎生)の皇子として主人公が生まれる。

2)普通に考えれば主人公も胎生。

3)ただ、主人公は竜人としての能力を持たず、劣等者とみなされる。

4)後に主人公は、竜人族のルーツの一部である恐竜の特徴を持っていることが判明。

こういう流れですよね?

しかし、そうであれば生物兵器・竜人が誕生した時点でも、恐竜は卵生、竜人は胎生。この違いはどうなるの? という問題はあるわけで。
この設定が成り立つ前提であれば、初期の竜人は恐竜(卵生)の遺伝子か何かを利用して作られたとしても、それはあくまで一部であって主体は胎生生物だったのだと考えられます。
だとしたら、物語時点の恐竜人・主人公は、設定的には胎生でもかまわないということになりませんか? 胎生の竜人の子なのだから主人公も胎生で、しかしながら何らかの原因で祖先誕生の重要要素である「恐竜」の性質を色濃く備えて生まれてきてしまった。ただし色濃くてもあくまで要素なのだから、生殖機能については親と同じ胎生。これでも矛盾はないと思いますが。

それでも主人公は恐竜であるということを重視して卵生にしたいということであれば、それは作者の趣味にすぎません。設定はどうにでもなるものです。

……と思うのですが、いかがでしょうか?

ちなみに、恐竜好きのスレ主様には釈迦に説法でしょうが、現在の学説では恐竜は鳥類とされているようですね。
余談ですが、この説を利用して、主人公の少年が幼い時に見た不思議な「鳥」がタイムトンネルをくぐってきたティラノサウルス(幼体)だったという短編を書いたことがあります。(蛇足)

上記の回答(無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!の返信の返信の返信の返信)

スレ主 長巻 守宮 : 1 投稿日時:

またしてもご指摘、アドバイスを頂きありがとうございます!

お陰さまで少し纏まってきました!

竜人族は、当初首長竜をメインに翼竜や恐竜の細胞やらなんやらと人間のなんやらを掛け合わせて作り出した兵士という設定で、

首長竜は胎生だけど、恐竜ではないよなぁ……と悩んでいたのですが、

首長竜だけではなく、恐竜のーー以下略が混ざり、更に人間のそれと融合し、更に様々な付加を与えられて造り出された種族なので、確かに仰る通り、恐竜の姿をした主人公が、従来の恐竜と色々異なっても矛盾にはなりえないかもしれないと思うことが出来ました!

まぁ人によっては突っ込まれるやもしれないので、上手く表現しないとですが……汗

纏めってきた結果、 当初恐竜人というタイトルで質問しておきながら大変申し訳ありませんが、主人公はいわゆる獣頭人身ではなく、恐竜ーー(くどくて申し訳ありません……)厳密には違うが、地球で言う所のティラノ的な、巨大な獣脚類そのものの姿で生まれてしまった云わば粗悪品ーー
という出生にしようかと考えて始めております、

そして、主人公が恐竜の姿で産まれたーー先祖帰りした理由ですが、竜人族と比較して、彼は誕生後の環境により穏やかさも手に入れるのですが、元来野性的で荒々しい気質を秘めており、それが身体にも影響を与えてしまったーーという感じにしようかなと思います。

ここら編の設定なのですが、私は北欧民話の竜王をモチーフにしております。

ざっくり言うと、とある王国に呪いでデカい蛇の姿で産まれた王子が色々苦労しつつもお嫁さんをもらい、人間になる、というお話なのですが、

今作の主人公はお話と異なり人間になったりはないーー かどうしようか迷い中なのですが、どちらにせよ竜人同様胎生であり、人間や、哺乳類型の人外ヒロインとも交配、繁殖が可能という感じの設定にしたいと考えております。

ただし恐竜まんまの姿だと、生殖関連の問題は解決しましたが、ヒロインとのアレなやりとりやらなんやらの表現や執筆はどうしようか……? と更に迷っていたりします……(苦笑)

もしよろしければまたお言葉を頂ければ光栄です。

〉余談ですが、主人公の少年が幼い時に見た不思議な「鳥」がタイムトンネルをくぐってきたティラノサウルス(幼体)だったという短編を書いたことがあります。(蛇足)

おお! なんとも恐竜心をくすぐられる設定ですね!

カテゴリー : キャラクター スレッド: 無才だけど頑張る恐竜人主人公を登場させるために!

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元記事:ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

「小説家になろう」から、書籍化された異世界転生系のラノベでは、恋愛要素は不要であるという論があります。

なろう系ラノベは、読者の承認欲求を満たすのが目的であり、読者の自尊感情を害するような様子は、排除すべきであると言われています。

ラノベでは主人公イコール読者であり、読者は主人公になって物語を楽しみます。

このため、ヒロインは、処女で、主人公をヨイショするめのトロフィーガールの役割が果たせれば良い。
主人公を批判したり、他の男に気を惹かれたりしてはいけいない。
というのが、ラノベ恋愛不要論の肝です。

処女というのは、ゼロ年代のラノベから必要であった要素で、昔の男と比べられると自尊感情が傷つくからです。
実際の恋愛では、女性が他の男に気を惹かれることがありますが、こういった要素は邪魔で、切り捨てなければなりません。不要なリアリティです。

ラノベは、2004年に刊行されたゼロの使い魔のヒットにより、ラブコメブームが来て、ツンデレが流行ったのですが、今は、ツンデレではなく、最初からデレている。会った直後から、好感度マックスが主流になっています。

ツンをされると、読者の自尊心が傷つく。
もしかしたら、この娘、俺のことが好きなのかも?
と考えてドキドキするより、とにかく俺を肯定してくれ。
に変化しています。

例えば、大ヒットしたオーバーロードのヒロインたちは、みんな主人公を敬愛して、最初から絶対の忠誠を誓っています。

オーバーロードの例は極端ですが、ヒロインは、読者の承認欲求を満たすためのギミックであって、主人公がちょっと親切にしたり、活躍したら、大げさに感謝して、主人公のことが大好きになる感じです。

なろう系ラノベで、ゼロの使い魔のように、ラブコメがメインで書籍化された、ヒットした作品というのは寡聞にして知らないのですが、ありますでしょうか?

また、ラノベ恋愛不要論について、ご意見などありましたら、コメントいただけるとありがたいです!

上記の回答(ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

>とにかく俺を肯定してくれ。
けものフレンズの評価にも通じるところがありますね。
とにかく肯定するキャラクターはキャバ嬢型だと言われていましたが、キャバ嬢のケバい感じを払拭すると確かに流行の理想像である気がします。

また、これは持論ですが、不要論のキモは、
その前提が実現できるのなら、キャラクターの性別すら関係ない、という所にあると思います。
だって恋愛の必要がないんだからね。
例に出てるオーバーロードは確かに女性キャラもいますが、確か7・8名の配下にあって女性キャラは3名ほどではありませんでしたか。
同じく君主モノと言っていいのかわかりませんが、「転生したらスライムだった件」では大部分が男キャラで10人以上のキャラが出てるのに女性キャラは2・3人だったような。

要するに、あくまでハーレムものの本質を表現するためには不要論から「女性にこだわる必要はない」という答えを得て男性キャラの多い君主モノを書いているわけで、それらが人気を得ているわけで。
逆を言えば、あくまで女性キャラにこだわる場合、やはり恋愛要素は不要とはならないと思う。
言ってしまえば、「多数の女性キャラクターに囲まれて、恋愛要素が皆無」という作品こそ、私は耳にしたことがない。

>ラブコメがメインで書籍化された、ヒットした作品
Webからと言うと私も耳にしたことがありません。
ただ、同時に「Web小説が流行り始めた時期からいま現在に至るまで」において新人賞など文庫からの発表でもそこまでのヒット作は無いように思います。
何かありましたっけ、ここ数年で大ヒットしたラブコメ主体のラノベって……。
比較的近年のもので「僕は友達が少ない」「さくら荘のペットな彼女」くらいですが、調べてみたらこれらは2010年とかで、大部分はWeb小説が流行る頃にはすでに完結、つまり連載を終えてるんですよね。
続いてるのは「エロマンガ先生」くらいしか思いつかないや。
漫画やアニメなら多いと思うけど、「とらドラ!」がヒットしてた時期にWebが流行っていたなら、やはり書籍化するほどのラブコメは出ていたと思います。
ということは、いまはもう流行として「ラブコメ主体」というそれ自体が流行ってない、という事なんでしょうね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

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投稿日時:

元記事:創作における聖典の引用について

 タイトルに関することで3つほど、有識者の方にお聞きしたいことがあって参りました。
 カテゴリー選択は著作権・オリジナリティにいたしましたが、キャラクターについてのものにもなると思います。

1・創作における聖書など、いわゆる聖典の引用は可能なのでしょうか。

2・犯罪者、それもいわゆる愉快犯にあたるキャラに聖典の一節を唱えさせることは問題になるでしょうか。

3・実際に聖典の一節を引用している作品はあるのでしょうか。また、それらが問題となった事例はありますでしょうか。

  なお、2つ目の質問において最もお聞きしたいケースは、「罪を悔いるなどの意図ではない」、「聖典の内容を曲解している(=犯行の免罪符として扱っている)」など、無知でも問題になるかもしれない、という考えに行き着くようなものとなっております。

 問題になるような創作をしなければ解決することであるとわかってはおりますが、ファンタジーではない世界観で、清廉なイメージの強く与える宗教家でありながら、アウトローでもある、というギャップを持つキャラクターを作りたいという欲求が強く、創作する、しない、どちらを選ぶにしろ、納得する理由が欲しいという思いでこの場を借りて質問させていただきました。

 回答のほど、なにとぞよろしくお願い申しあげます。

上記の回答(創作における聖典の引用についての返信)

投稿者 あざらし : 2

問題になるか否かは『法的な問題』と『感情の問題』を区別して考える必要があります。(これより以下、大前提として法的なことは日本での話。海外は異なります)

その上でですが、まずは法的な問題から。
1)法的には著者の死後50年保護されます。聖書の場合は著者が誰であるかという問題が発生します。
信仰している方々以外、一般的にはモーセとか、あこらの方でしょうから、とっくの昔に亡くなってます。
宗教として信じている人からすれば、口述筆記でしょうし、そうなると著者はヤハウエですので”死語”という考えが成立しません。
ややこしいですね^^;

ですが、もっと簡単に説明することも出来ます。
ご質問から原著であるヘブライ語の話ではなく、日本語の聖書かと思います。
この場合は当然ながら訳者がいますし、翻訳にも著作権が発生します。
神学という学問が存在し、また聖書という性質から翻訳しっぱなしで放置、ということも考えにくいのではないでしょうか。
訳者の方はご存命であるかも知れません。お亡くなりになられている場合は死後年数の問題になります。
聖書が法人著作であるものを引用された場合は公表後50年です。

2)引用用件を満たしてください。
小説の場合は引用元を(普通は最後にまとめて)書くのが慣例です。

3)聖書の引用はイッパイあります。
有名な所だと映画【園子温監督:愛のむきだし】で、三分ほどの間、ヒロインが聖書の一節を読み続けるシーンの熱演が話題となりました。

次に感情の問題。
実はこっちの方がやっかいです。
と、申しますのも著作権は前述の刑事以外にも、民事もからみます。
荒っぽい話ですが、ぶちゃけ著作側が憤慨して『許せん!やったる!』と思えば、民事になるかも知れません。
商業作品というのは、こういったトラブルにGOを出した出版社側が対処しますし、会社である以上それなりに強い弁護士がついていることが相手側も想定できますので、よっぽどの事がないと訴訟問題に発展しづらいということもあります。

実際問題として、フィクションに一々目くじらを立てる可能性は高くないでしょう。
特に規模として大きいカトリックに関しては、世間の目もありますので可能性も下がるかと思います。
ただ、聖書である以上、キリスト教系すべてが対象、つまり相手が複数であり、かなーり胡散臭いキリスト教系ってのも実際日本国内に存在しますので正直には解りません。
訴訟と信心は別の話ですし、目をつけられ、憤慨されたら、後は相手の行動力次第です。

2)内容が具体的に解りませんので、こういう書き方になりますが『貶められたと感じる相手が存在するなら、その相手が黙認できるか?』です。

3)感情的な部分で有名な例は『悪魔の詩、訳者殺人事件』でしょうか。
イギリスの【悪魔の詩】という小説を翻訳した、日本の大学助教授卯が殺害されています。
小説ですが、ムハンマドが多神教を認めたが後に「悪魔のささやきだった」としてコーランから削除したという記述が問題になり、各国の訳者が殺害されています。

一神教の宗教を信仰している人々にとって、多神教を認めるというのは根底を揺るがす大問題ですから、殺害という手段はともかく憤慨する気持ちは想像できるところです。
私自身は無宗教の無神論者、強いていえばアニミズムに近い感覚ですが、特定宗教を信じるというのは『存在しない(神)を、意識の力だけで存在していることにしてしまう』という強烈な想いです。

無宗教の人間からすれば、信仰というのは『目の前にあるペットボトルは意思をもっている』これを信じて、信じ続け、ペットボトルが喋り出し、あなたに忠告や苦言を呈し、日常生活そのものをペットボトルさまの仰る通りに行動し、ひれ伏して従う。
これを”全く正気のままで”意思の力だけでやってのける、信じられないパワーです。

絶対に間違って理解してほしくないのは、『ムスリム・イスラム教徒特有の過剰反応』という認識。
件の殺人事件そのものも、当時のイラン最高指導者ホメイニ師という”個人”が殺害指令を出していたのが発端です。

アメリカも基本的にキリスト教徒が多いですが、学校の先生すら『教えることになってるから、教えるけど進化論は嘘っぱち。神様がお作りになられた』とか普通にいいますよ。(細かくは反優生学とかもあるんですが)
信仰している人からすると、聖書ってのは神の言葉ですから、極めてデリケートであることは間違いありませんし、それは多分、日本でキリスト教を信仰している人も同じかと思います。

最後になりますが、結構簡単な話を。
読んでませんので、こういった書き方になりましたが、基本的に私個人は『いいんじゃね?』という考えではあります。
率直には(清廉なイメージ)(アウトローでもある)他諸々を満たすことは宗教家に拘る以外にも道があるように感じました。

加えて、最も重要なのは結局の所『書かれた小説を教会に持って行き、信者さんに見せられるだろうか』ということではないでしょうか?
『殴られそう』『ちょっと見せられない』なら、そりゃやっぱりまずいでしょう。
『黙認してくれそう』『これぐらい大丈夫』なら、セーフなのかもしれません。

お勧め作を一本だけ。
【貴志祐介著:悪の教典】
映画化されてますが、悪くないだけでお勧めはしません。
小説でどうぞ。

色々書きましたが執筆頑張ってください。
応援いたします。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 創作における聖典の引用について

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投稿日時:

元記事:陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

こんにちは、サイドです。
普段は掌編などでお世話になっている者です。

質問についてですが、タイトルの通り「陰キャの成長は陽キャとなることなのか?」です。

今、応募を目指した学園ラブコメを書いており、物語としては、
「カースト最下位の陰キャ主人公が、トップスリーの陽キャヒロイン達と出会い、ある事件を経て成長する」
がテーマになっています。

最初に作ったプロットの最後は、
「殻に閉じこもりがちだった主人公が、ヒロイン達を大切にし、視野を広めて前向きになる」
でした。

しかし、執筆が終盤に差し掛かり、「陰キャが陽キャへ変化する(陰キャの記号を陽キャのそれへ入れ替える)=成長」ではないのでは? と思う様になりました。
「陰キャ」と「陽キャ」という言葉が使われるようになったのは、ここ数年のことだと思います。
ですが、少し古い小説やアニメを見ても、「内向的な少年が、成長して前向きになる」は存在するので、物語の形としては王道だと理解もしているつもりです。

ここでどうして主人公が陽キャの属性に近付くことに違和感を持ったのかというと、

〇上記した「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれているから

だと、考えました。

もしも、それらの悪い噂にはっきりとした犯人(例 カースト十位の嫌味な優男など)が存在し、それを打ち負かし、成り上がっていく作風であれば、主人公の成長が陽キャへ近づくのは納得できると思います。
しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

そこで、最後に辿り着く二つの主人公像を考えてみて、その判断をお聞きしたいと思っています。

一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

個人的には、僕自身の性格が「二」寄りなので、そちらの方が書きやすくしっくりきます。
繰り返しになりますが、物語に「カースト十位の嫌なやつ」(この場合、悪い噂を流した張本人)などの明確な「敵」が存在せず、交流を経た内面の成長に比重を置き、成り上がりの性質は少ない為、話の流れとしても「二」が納得できると感じています。

ですが、ラノベ的にはカーストというランクがあるのなら、ヒロイン達の助けを借りつつどんどん駆けあがって行く、「一」の様な性格になる方が王道のような気もしています。
また、先に挙げたような「絶対的な評価」の主人公像をラノベ業界であまり見た事がないので、自分の書きたいものを書いているだけで需要や王道を無視しているのでは? とも感じています。

この二つの主人公像や現在の需要、自分としては違和感があっても多くある王道へシフトする方がいいのか? に悩んでいるので、何か助言をいただければ幸いです。

上記の回答(陰キャの成長は陽キャとなることなのか?の返信)

投稿者 あまくさ : 1

>陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

それは違うでしょう。もしそうだとしたら陽キャは陰キャよりも優れているという前提が必要になりますが、そんなこともないわけで。

ただ、ご質問の趣旨はむしろ次の二択についてのようです。

>一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
>(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

>二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
>(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

この二つの主人公像について、成長ということにからめて意見がほしい。要するにそういうことですね?

わかりました。じゃ、私見を書きます。

前者は成長ではなく、外面的な「成功」を目指しているにすぎません。

後者はより主人公の内面性に焦点があたっていますが、最初からふっきれた性格なので成長はしそうもありません。

>しかし、書いていくにつれて主人公の行動指針は「悪い噂の解明と対応、及び解決」だけであり、成り上がりには興味のない人物になっていきました。
結果、競争心のない人物像となり、ラノベらしくないのでは? と感じています。

ラノベらしいかどうかはともかく、なんだか名探偵が事件の解決に取り組んでいるような感じですね。「名探偵」というのは事件に対して利害関係がありません。すなわち当事者ではないわけです。

しかし御作の場合、

>「ある事件」とその解決法が、ヒロイン達といることで広まった妬み、嫌がらせなどの悪い噂の原因を見つけ、対処、解決することに比重が置かれている

ということですから、どう考えても当事者そのものです。にも関わらず、自分の利害よりもクエストをクリアするような感覚で行動する。
そんなキャラクターになっているのではないでしょうか?

ある意味、面白い性格だと思います。いっそのこと、そういう根っからのアウトサイダー気質みたいな主人公像に振り切ってしまう方がサイドさんには向いているんじゃないかと思わないでもありませんが。
ただまあ、それだと主人公が成長するストーリーにはなりませんね。

そこで、もう一度考えてみてほしいのですが。

サイドさんは、本当に主人公が成長するストーリーを書きたいのでしょうか?

もしそうであれば、

>一 他と関連、比較させてみて、初めて自身の存在をとらえ、最下位という劣等感を克服しようとする、相対的な判断をする主人公 
>(比較という性質を持つため、競争や成り上がりへの意識が強い)

>二 他と関連、比較などはせず、出会いを経てカースト最下位という自身の存在をとらえ、劣等感を持っている自分も自分だとする、絶対的な判断をする主人公
>(優劣の意識があまりない為、ありのまま気楽に構えていればいいやと割り切っている)

仮に私が書くとしたら、主人公の心境をストーリーの前半では一、後半では二へと変化させます。
カーストを登りつめることが成長だと考えていた主人公(一)が、本当の自分らしさに目覚める(二)みたいな話にすれば、オーソドックスな成長ストーリーにはなると思います。
サイドさんの二の発想だと最初から吹っ切れているから成長のしようがないんです。成長させたいのなら、ストーリーのスタート地点では吹っ切れていないことにするのが当然の定石でしょう。

ところで、『弱キャラ友崎くん』は読まれたでしょうか?
成長ストーリーなら「一 → 二」がオーソドックスだと書きましたが、『弱キャラ友崎くん』は真逆。主人公は二タイプのキャラなのですが、あるヒロインとの出会いをきっかけとして一に取り組むようになり、その過程を通じて主人公の真の成長が予感できてしまうという驚くべき大技が進行しています。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 陰キャの成長は陽キャとなることなのか?

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