小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

はらわたさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:小説の分析って意味がありますか?

こんにちは。趣味で小説を書いている者です。ここの住民さんたちによって、なんとか習作を執筆している段階なんですが、なかなか筆が乗りません。嫌ということはなく、気分が上がらないというか。

それから前回のスレ、返信ができておらず申し訳ありません…。正直返信する気になるまで、気分が上がりませんでした(そればっかり)。
前回色々とまだ質問などがしたかったことと、親切に答えてくださったのに、私が愚図っているうちにスレが下がりました。また上げるというのも迷惑だろうと、触れずにいます。

本題に入ります。
小説などの作品を読み終えた後、心に引っかかったところ(全くないときもありますが)ならなんでもいいからノートに書く。

それがとても良いものであれば、なぜこういった発想が生まれたのだろう?と作中の世界観と合わせて想像を膨らませていく。そもそもの作品がどうやって生まれたのか?私ならこうやってそれに行き着く、といった風にです。

ちょっとしたものなら、それでも何故自分の琴線に触れたのか、それもノートに書く。
それだけだと雑学といった部類に落ち着くので、何故?何故?を納得の行くまで突き詰める。今すぐにやるのではなく、たまにノートを見返したときでもいいから、思いついたら書くといったように。

もちろん前提としては、分析なんて気にせずその作品を楽しむ、ということです。
これ、全く時間の無駄遣いですかね?ご回答よろしくお願いいたします。

上記の回答(小説の分析って意味がありますか?の返信)

投稿者 はらわた : 1 投稿日時:

その行動について、私はしないです。
時間の無駄とかそういうのではなく、そもそも小説は読まない。
私の世界を誰にも変えさせたくないから。だから他の小説を読まないようにしています。
もちろん、読む場合には読む時の心構えでします。しかし極端にはやらないというだけで、趣味を読書にはしないという感じです。
読まなければならない時は読む、ですね。

読んでいた作品に特段良い点を見付けることはあります。イリヤの空だと、伊里野のことをもっと知りたくなって、序盤の少ない情報でどういう子なのか分かろうとするけれど、読み進めているうちに確かに伊里野のことが明らかになっても、分かって何があるのだろうか? 分かろうとして、その先に幸せがあるとは言えないだろ。その感じをリアルに、細かく伝えられたこととかです。
私はその良かった点を脳内で二者面談したりとかしました。25人の主役もしくはヒロインにこういう話を取り入れて、踊ってみないかと。
まあ拒否しますよね。25人それぞれが性格も心も違っているし、他人の考えがどんなものなのか確実に分からないのに、それを信じてやり遂げられるはずがないって言ってね。

自分の感じ方に小説が乗ってくれるとは限りません。けれど自分の中に何かが引っ掛かるような感覚が粗末なもののはずもない。
私は自分に向き合わずキャラと向き合うことにしましたが、わさびさんがなにと向き合うかによって小説の分析が有益になると思います。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: 小説の分析って意味がありますか?

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元記事:とにかく人気であることを伝えたい

 こんにちは、ヨリ―タです。
 私の書いている小説内で、架空の漫画を出すつもりなのですが、その漫画が社会現象を起こすほどの人気があることを伝えたいのです(一人称)。
 そこで皆さんから『人気があることが伝わる表現』をたくさん教えて欲しいです。
 例として、「どの店でも入荷したら即完売」や「グッズは連日売り切れ」などですかね。
 よろしくお願いいたします。

上記の回答(とにかく人気であることを伝えたいの返信)

投稿者 はらわた : 0 投稿日時:

適当に序盤に漫画の題名を日常会話で使い、中盤辺りに週刊雑誌の表紙にその漫画を見たりすれば自然に人気なんだなぁって読み取れると思いますよ。
結局読者に感じ取って貰わないと小説内で作者にとっての戦略が読者には違和感を与えることになるので、人気だとかの要素を前に出したいのなら徐々にという感じですかね。
それが小説のキーパーソンなら話は変わりますが、それなら相談せずに自分で考えたほうがやりやすいと思います。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: とにかく人気であることを伝えたい

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元記事:がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのかの返信

僕も長編を書いているとよくそうなるんですが、「アレ」は承認欲求だと思っています。
個人的な解決法は、別のもの……例えば、掌編や短編を書きたくなったら、書いてしまうことでしょうか。
承認欲求モンスターになってしまっているので、抑え込もうとせずに、書きたい物を書きます。

その際、
「別の作品へ目移りさせることで、長編へのモチベーションが尽きてしまうのではないか?」
「別のキャラクターのことを考えることで、元の作品のクオリティが落ちてしまうのではないか?」
「よそ見は、なんか、不誠実な気がする。浮気癖がつきそう」
など、僕も悩むんですが、思い切って別の方向へ舵を切ってしまった方が、すっきりすることは多いです。
もちろん、その際に書く掌編や短編を手慰みにとか、適当でいいとかは思いませんし、一生懸命やります。
そうすると長編へ戻った時、冷静になり、見えていなかった矛盾や、キャラクターの描写のブレに気付く事も多く、却ってプラスになることもあって、無駄じゃなかったなって思う事もあります。

ただそれは、ちゃんと長編のプロットを最初から最後まで組んであるということが前提です。
長編のテーマが浮かばない、設定が見えない、ストーリーの矛盾の解決法が分からないまま、別へ行った場合、いつも失敗して嫌になって放置って流れですね。

悪手ばかり打ってしまっても、自分の部屋のゴミ箱蹴っ飛ばすくらいのことはしてもいいと思いますし、モチベーションが維持できるなら、思い切って別のものを書くのも手段の一つではないでしょうか。

上記の回答(がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのかの返信の返信)

スレ主 はらわた : 0 投稿日時:

サイド様、返信感謝です。

ですよね。長編になると終わりか区切りまで書けないと全体の評価を貰えずにやる気が無くなるんですよね。
評価が欲しくなると手っ取り早いのが短い話を作ってしまうこと。そうするとまだ書けるような気がするのは私も一緒です。
私の場合は不誠実という所で引っ掛かります。キャラが実際に呆れて動いてくれないし、逆に目移りしたキャラがでしゃばって集中出来ませんから。

期間をあけると本腰に戻るとき、今まで書いてきたストーリーに自分自身愛想が尽きるという状態もあります。
サイドさんは三十代でしたっけ? 私は二十歳で、まだまだ成長できる余分があるのですが、この成長がネックなんです。
元々批判的な考えなので前は良かったものが穴だらけ悪手だらけな部分を発見して、根本的に作り直さないと続けられない状態になります。
それに自身の環境が良いとは言えず、こう、暗い話に持って行きがちなんですよね。
これは自分自身の問題。

なので私が掌編に手を出す時はいちいちブレーキを掛けずに良くても悪くても書き終えるからするのであって、長編となると途中で行き詰まるのが怖い、時間の無駄になることが怖くて手を出せないのかもしれません。

考えます。
ありがとうございました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのか

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元記事:がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのかの返信

人それぞれだと思うけど、あくまで私の場合はって話で。

まず、「執筆」と「物語を作る」って行程を別にする。
いきなり例えに入るけど、
イラストを描く時、初心者はキャラクターの眼とか輪郭とか一部分からキッチリ描き始める。対して描きなれた人ってのはイラストの全体像から描き始める。
もっと言うと、どういう構図でライン取りはこうで、と描くものをざっくり決めてから全体像のラフを描く。
これは、初心者のように一部分から描き始めると全体のバランスが見えないので描き進めるごとに歪みが生じてきてしまうし、なにより最初に全体のイメージをざっと出力しないと、そもそも「自分が描こうとしてるものがイメージ通りのものかどうか」がわからんため。
細かく言うともっといろいろ理由はあるんだけども、ただの例えなので置いといて。

小説でも同じところがあって、最初に全体像を作らないと、イラストで言えば「キャラクターの顔」は上手く描けたものの身体の構造は難しいし手の形もなんとなくで書いてしまって適当になっていき、最終的には頑張って書いたんだけど「顔を書いた時点で力尽きた」感じのイラストになってしまう。
だから、「小説の全体像」と言えるプロットはすごく大事。
プロットの時点で全ての展開が作られているくらいなのが、個人的には理想的。
そうしたら、あとの執筆は、ただそのプロットを「文字に起こすだけ」の作業でしょ?
まあ、一般的には全体の流れを把握できるくらいで十分プロットの役目は果たしているので、「全て」ってのはあくまで私個人の理想ね。
最初に全体像を作ってないから、執筆途中で作品のおかしなところに気がついてしまう。
つまり、「自分が書こうとしてるものがイメージ通りかどうか」がわかってない状態で執筆に入っちゃったんじゃないかなって思う。

こうすると話が進むにしたがって「物語の内容(展開など)が雑になる」ということがまず無い。だって先に作ってるんだもの。
強いていうなら文章力や描写力が、作者の疲労や飽きによって低下してくるけど、そんなものはあとから元気なときに推敲すりゃ修正可能な範囲なので、どうにでもなる。

上記の回答(がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのかの返信の返信)

スレ主 はらわた : 1 投稿日時:

サタン様、返信感謝です。

物語を骨組みで、執筆を肉付けという感じなんですね。そりゃあ綺麗な骨格さえ出来れば立派な物が出来ますよね……。
最高速度でガガガ、ガガガガガオガイガーという勢いのまま最初書いて、終わりまで突っ切る形でやり始めるタイプなのかな。プロットに集中すると速度が落ちるのであまり時間を割かないようにしていたのが原因である可能性は捨てきれませんね。
物語の流れを組んでも登場人物の設定がいざ本番と行くと明らかに不自然だったり、そもそも意思を尊重していないからかキャラが不貞腐れるんですよね。
だからある程度野原を散歩して、気に入った花を見つけたら、それを形にしてプレゼントするとキャラがやる気を起こしてくれるので行き当たりばったりなのかな。
優先順位
キャラ〉物語〉読者〉作者
こんな形になっているのがわるいのかも。
あ、これだめですね。修正しようにも別の案がそのばそのばで魅力的に見えて別の話を思い付いてしまう。
根本的に基本が違ってしまっていますねすみません。
小6から中3までキャラ=出演者とわいわい小説を書いてきたので頭のなかが花畑ですわ。少年期に小説は書くものではありませんね。
モチベーションの回復ではなく、何故モチベーション維持に私がこだわってしまったのかサタン様の助言によってようやく理解しました。
モチベーションの回復はいま出来ました。ありがとうございます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: がむしゃらに書いたけれど別のものが書きたくなるアレはどうすればいいのか

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元記事:小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能か

作品にはテーマ(またはメッセージ)があって、自分はそれは「作品を読んだ後も誰かに語って貰うためのもので、かつそれ自体では瞬発的な面白さに繋がりにくいもの」だと受け取っていますが、このテーマには複数の方向性があると感じています。この方向性はどれだけ共存が可能なのかという話です。

1)「ニューロマンサー」のようなSF作品のテーマといえば、それは架空の世界での文化や社会がどのように変化するかという思考実験です。
2)恋愛小説の類で言えば、キャラらしさの発露だとか、キャラ同士の掛け合いといったことになりましょう。
3)クトゥルフ神話などでは、設定の考察によって話題性に繋げているという点では、テーマと同等の機能があるとして良いでしょう。

前1者が価値観の提示、後2者はキャラクターないしデータベースの提示を行なっているように見えますが、問題としては、これらのテーマはどこまで並列可能なのか、という点です。

1と3は相性が良いように思えます。例えば「魔法が日常的に使われている異世界」を想像してみると、その挙動に一定の法則性を与えれば、考察の余地が生まれます。その実在感を担保しているのは「人がそれをどう扱うか」ですから、それについて文化人類学的・社会学的・経済学的・認知科学的に正確に見えるようなシミュレーションを行えば、1と3を有機的に繋げることができるでしょう。言わば価値観の提示がデータベースの提示を助けている形になりますから、これは問題は無い訳です。

次に、2と1または3を繋げることを考えてみます。
2の実在感を担保しているのは人間らしさですから、設定や作中社会のありようが生かされるとしても、それは現実世界と何らかの接点がある部分な筈です。即ち、2と1及び3はあまり接点がないことになります。

であれば、よりスマートな形を理想とするなら、例えばもし2と1及び3を同居させるなら、片方をテーマとしての生産性をなくす(→話題性が生まれにくい、作者しか得をしないものにする)か、テーマではなくて「ストーリーを読ませるためのエンタメ部分」にしてしまった方が良いかと思います。テーマがあまりに分散しては、読者が混乱し、「美しくない」からです。

しかし実際は、これらがいずれもテーマとして同居しているように見える作品もあります(例を挙げるとするなら、上橋菜穂子『精霊の守り人』などでしょうか)。このような作品では、世界観の一部を見せながら、作中のキャラクターの心情にも焦点を当て、しかもそれぞれにテーマとしての機能を持たせているように見えます。これは一見スマートではないように思えるのですが、これらを同居させる方法があるのでしょうか。

上記の回答(小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能かの返信)

投稿者 はらわた : 1 投稿日時:

テーマというのは種であり、物語は作者が種を立派な花にするための作業だと思っているので、複数のテーマを合わせるというのは、逆説的に育てている種とは違い自然とくっついてきた種なのではないでしょうか。
そもそもテーマを話題作りに使うという時点でおかしい。別にテーマを押し売らずに読者が感覚的に理解し、読み取れればそれで良い話なので。
むしろテーマを軸として小説を書くのに、テーマを分かりやすく提示したら第三者から一見で全ての内容をなあなあに理解して流し読みされるんじゃないですかね。
魔法でも神話でも恋路でも、それを描くに値する意味があるならいくらでも使えば良いんじゃないですか?
読者の記憶に残るものを作るとして興味を引き続ける話が重要なものではないテーマだとしたら蛇足になりかねませんけれど。

カテゴリー : その他 スレッド: 小説のテーマを複数設置することはどれだけ可能か

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元記事:新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎる

こんにちは。らっこと申します。
みなさまの過去の回答を拝見していたところ、一巻あたりのキャラクター登場数は五人あたりが適当というご意見が多かったように思います。

今書いている小説で、舞台設定のせいで必然的にキャラクター数が増えてしまい困っております。

例えばの話ですが、アイドルグループが四つあり、それぞれのセンターがメインキャラクターとなる話があるとします。それらのグループが一堂に会したところで殺人事件が起き、犯人探しが始まるとします。そうすると、グループのメンバーが全員名有りキャラとして登場しなければ不自然です。

しかし適度な設定はそれぞれのキャラにあっても、焦点を当ててプロットに組み込んでいるのはメインの数人だけです。
商業作家の新人賞を受賞したラノベを参考にすると、やはり名ありキャラクターでさえ十人以下というのがほとんどだと思います。

こういった場合、みなさまならどうやって読者側の混乱を防ぐのか、アドバイスをいただけると助かります。

上記の回答(新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎるの返信)

投稿者 サタン : 1

そういう場合、キャラクターを「人」単位で考えるのではなく「役」の単位で考えてみましょう。
「アイドルグループ」という一つのまとまりがあるので、これで1役です。
なので、物語上なにか行動を起こす場合も「どこそこのグループの誰々」という感じではなく、「このグループの行動」という形にする。
グループのそれ全体全員で一つのキャラクター、と考えるわけです。
そうすると、その小説はパッと見でキャラクターが多いように見えるけど、実際は
>アイドルグループが四つあり
とあるので、主要キャラクターは4人の「扱い」で済みます。
もちろん全員名前ありのモブキャラではありません。

これをテンプレがごとくよく使うジャンルで言うと、大会を勝ち進んでいくタイプの部活ものですね。漫画に多いです。
麻雀漫画の「咲」とか顕著でしょう。全員に名前があって無名学校の一回戦目でもちゃんとスポットが当てられてキャラを書けてる。
でもこれは「学校」というグループ単位でまとめられた「役」なので、基本的に目立っているのはその学校の主将や副主将。
彼らがグループの顔で、まあちょっと例えが悪いけど多重人格で言うと主人格みたいな感じ。

この顔役のみに描写を集中して他をモブ扱いすしても良いし、そうするとガールズ&パンツァーみたいになる。
ガルパンは主人公側はかなり多いキャラをちゃんと書いてるけど、対戦相手側は主将や副主将など2・3人ほどしか目立っておらず、基本名前も出てこない。
単純に書く機会がないのと、主人公側は主要メンバー5人以外もちゃんと書けてることからガルパン作者の技術が劣ってるわけではなく、おそらく意図的なものだと思うけども。
これも主要メンバーや生徒会メンバーとある程度グループが分かれてますね。
私見での分析をしてみると、おそらくガルパンは戦車一両単位でグループに分けてるから、対戦相手まで同じように一両単位で書いたら書ききれないため対戦相手は簡略化してるんだと思う。

なのでプロットで気にすることは、
>焦点を当ててプロットに組み込んでいるのはメインの数人だけです。
この数人が「どこのグループに属している何役なのか」ってことじゃないかなと思います。
これが全員主人公グループの人間である場合、それ以外のグループの影が薄くなるので、名前はあるけどモブと同じ。プロットに出ない以上は物語上目立たないので読者に覚えてもらうことは難しい。
しかし例えば、「それぞれのグループの代表一人ずつ」で数名であるなら、顔役の代表を通して各グループ全員が目立ちますので、読者は一人を覚えるだけでグループ全員を覚えることができます。
名前までしっかり覚えるという意味じゃなく、覚えてなくてもグループなので周囲に仲間がいることは理解できるしイメージできる、という程度の意味合いで、それ以上の描写はやはり作者次第ですが。

>キャラクターでさえ十人以下というのがほとんどだと思います。
キャラクターは登場させれば良いというわけではないし、キャラを立てなきゃいけないので、そのためには個性的なキャラ付けをするだけでなくちゃんとキャラが目立つように書く必要があります。
つまりはページ数がかかります。
書き慣れてる人ほど、これにはある程度のページ数が必要だと考えるので、そこから計算すると新人賞くらいのサイズだと10人は多いくらいで、物語進行の役柄を考えてもやはり3~5人くらいがベストという答えになると思う。
ただ、キャラを立てるには会話が一番なんですが、会話は当然二人以上でやるものなのでキャラが5人いるならその会話相手として倍の10人はさばけないこともありません。
単純な考えで分解してみると、目立たせたい主要キャラ5人と、彼らを引き立たせるための会話相手5人、という計算です。

キャラが多くて困るのは、実際のところ「そんな多いんじゃ覚えきれないよ」という問題ではなかったりします。
実際、シリーズが続けば覚えきれないほどキャラは出てきます。「とあるシリーズ」なんていったい何人出てきてるのか。
キャラが多くなりがちなジャンルである群像劇を好んで書く成田良悟の「バッカーノ」も登場人物はすごく多い。
でも、そもそも話に関係ないキャラは覚えていてもしょうがないので、ぶっちゃけ忘れてもらっても問題ないんですよ。
キャラが再登場するときに思い出してもらえれば良いだけなんで。
じゃあ、どうしたら「思い出しやすいだろうか」と考えると、そのキャラに印象深い何かワンシーンでもあるのが良い、つまりは「キャラがしっかり書けてれば問題ない」ってことになります。
なのでシリーズものつまりは長く続いてる作品はキャラが多くなっても問題ないわけですね。

で、キャラが多い事の何が問題かっていうと、結局はページ数の問題で「キャラが書ききれない」から問題なわけで、そもそも新人賞サイズで10人以上出している場合、キャラが書けてない可能性があります。
もちろん上手くすれば収まるので(バッカーノは15・6人くらい出てた気がする)、無理なわけではありませんが、無理なく書けるならキャラの数で悩んだりしないでしょう。
キャラが多いとキャラの魅力を出し切れないのが最大の問題点なので、キャラが立ってるかどうかを確認してみると良いと思います。
キャラが立ってれば、名前を覚えてなくてもイメージには残ってるので、すぐに思い出してくれます。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 新人賞に出すつもりの作品のキャラクター数が多すぎる

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投稿日時:

元記事:中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて

 ドラコンです。
 
 下記スレッドで質問した、「皇帝と皇后が御召列車で、想定チベットの聖地巡拝する話」の追加質問となります。なお、キャラや世界感は、後述します。

 お答えくださるなら、お手数をお掛けし申し訳ないのですが、下記スレッドもお目通しいただければ幸いです。

「中華風ファンタジーでの皇帝・皇后へのみみっちい嫌がらせは何があるか?」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14792

「架空旅行記に明確な「悪役」は必要なのか? (スレッド「物語に「対立」「敵役」は必ず必要なのか?」のスレッド立て直し)」
https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/14623

 上記スレッドで、ご意見をくださった皆さん、本当にありがとうございます。

 ただ、いただいたご意見やそれを基に出てきた案は、「後宮内ならともかく、御召列車の旅にはどうもしっくりこない」との感じを禁じ得ません。

●タイムリープネタ

 そこで、「同じ一日が繰り返されるタイムリープ」ネタを考え付きました。「宮中陰謀劇」があまり好きではありません。「旅モノ」ということで、高貴な人がおしのびで悪代官を退治する『水戸黄門』型も考えましたが、御召列車を目玉にすると、「おしのび」にならぬので、ボツにしました。

 とにかく、舞台は作れても、ストーリーが上手く作れません。

 参考は、『ドラクエ7』の「過去のリートルード」のイベントです。

「DQ大辞典を作ろうぜ!!」「リートルード」
https://wikiwiki.jp/dqdic3rd/%E3%80%90%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%80%91

 具体的には、こんな感じです。

 ・銀鈴(主人公の皇后)と香々(幽霊皇后)が、蔵の整理をしていると、玉雉(悪妃)の遺品(『4』以前の『ドラクエ』の「呪い装備」みたいな感じ?)を見付ける。遺品は、宝石をちりばめた想定西洋製の置時計か? (徳川家康に、スペインから時計が献上された例がある< https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%B3%E5%B7%9D%E5%AE%B6%E5%BA%B7%E3%81%AE%E6%B4%8B%E6%99%82%E8%A8%88 >)。 まがまがしい気配から、箱に入れて封印する。
 
 ・聖地巡拝の予定があるので、玉雉の遺品を聖地に運んで、高僧にお祓いしてもらうことを発案。
 
 ・御召列車が、峠を越えて、想定チベットに入る。が、一晩経つと、峠のふもとに戻っている。
 
 ・聖地で舞を奉納、大祈祷会で呪物(玉雉の遺品)をお祓い。

●質問事項

 特に気になっているのは、以下の点です。

 1、時系列を混乱させないために、書き方で注意することは?
 
 2、タイムリープからの抜け出し方は? 『ドラクエ7』では、時計塔を停止させて、町の時の流れを止めて入るダンジョン内のボスを倒すことで、タイムリープから抜け出せた。
 
 3、タイムリープに気付くのは、誰か? 銀鈴と香々が気付くのは当然だが、仁瑜(皇帝)はじめ、他の同行者も気付くべきか?

【キャラ・世界観】

 ・張銀鈴(ちょう ぎんれい) 主人公、女、14歳、皇后、好奇心旺盛、天性の無邪気娘、食いしん坊。
 
 ・紀仁瑜(き じんゆ) 皇帝、男、18歳、美形で「女装していなくても『男装の麗人』に間違われる」。銀鈴との関係は「夫婦」というより「兄と妹」。祖父の祖母の皇后が、香々(後述)の弟のひ孫。
 
 ・皇太后 年齢不詳、仁瑜の実母、後宮劇団の娘役トップ女優(娘役なら、100歳越えの老婆から15、4歳の少女まで、役柄も悪役から悲劇の主人公まで何でも演じられる)。ある程度呪術にも通じている。
 
 ・薛霜楓(せつ そうふう) 総女官長兼皇太后と銀鈴の侍女頭、年齢未設定(先々帝の代から後宮仕え)、皇太后の姉分、仁瑜の養育係。
 
 ・越忠元(えつ ちゅうげん) 仁瑜の兄貴分、最高裁長官、後宮太学教師、25歳、男、今作は腹黒軍師か?
 
 ・昌芳雲(しょう ほううん) 判事見習、後宮太学教師手伝い、父は学者。呪術の素質あり。16歳、女、銀鈴や女官たちの姉分。
 
 ・芬秋水(ふん すうすい) 娘子軍(後宮の警備・牢獄の管理担当)の将軍、18歳、女、後宮太学の寮では銀鈴と同室で、親友。

 ・麹香々(きく こうこう) 300年前の人で、銀鈴を気に入り取り付く幽霊皇后、外見年齢25、6歳。野玉雉の嫉妬で投獄され、獄死させられた(表向き急病死)。冊封国・火昌王国(中国新疆ウイグル自治区を想定)の王女で、踊り子。西方(インド、ペルシャ、アラビアを想定)の呪術には多少通じてはいる。だが、東方(中国を想定)の呪術には無知。隣国・胡との軍事的緊張が高まったので、寿国からの保護を求めるための政略結婚。寿国後宮への入内は前々から計画されていたが、胡との関係緊張で、急遽皇后として迎えられた。
 
 ・野玉雉(や ぎょくち) 側室(位は貴妃)。皇后冊立一歩手前で、皇后の座を香々に奪われ嫉妬。初代皇帝の天下取りに貢献した「開国の元勲」の一族。初代皇帝のころは立派な一族だったが、代を経るにつれて劣化。一族全体が吉良上野介。とはいえ、初代皇帝が世話になった一族のため、皇帝や皇族といえども、手を出しづらい。後述の『梨妙音伝』での「悪妃」のモデル。
 
 ・紀広卓(きこ うたく)(元号で「業平帝(「ぎょうへい)」) 300年前の人物。男。女好きのバカ皇帝。董卓や袁術のような感じか? 人の話を妄信しやすい。玉雉と組んで香々の皇后位を剥奪しようとしたが、外交上の配慮で、宰相に阻まれた。玉雉ともども非業死。≪後宮女官伝」での「悪帝」のモデル。
 
 ・バカ皇帝の跡継ぎ(元号で「正光(せいこう)帝」) 300年前の人物。男。バカ皇帝のまた従弟。名君。広卓の女好きに嫌気がさして、皇后以外とは関係を持たない。その後の皇帝もこれに倣う。このため、官界に女性の登用が進む。後宮も女性官吏独身者寮になる。『梨妙音伝』での『新帝』のモデル。

・世界観
【舞台全体】
 王朝名は「寿国(じゅこく)。帝政。鉄道や呪術(『ドラえもん のび太の魔界大冒険』での魔法世界ののび太の町のように、家電置き換えの魔法道具もあり)が存在する、中華時代劇風ファンタジー世界。

【後宮】
 皇帝の子を成す場所というより、女性だけの劇団や芸能学校、女性官吏の独身者寮の意味が強い。

【『梨妙音伝』】
 銀鈴が初主演(梨妙音役)を務めた後宮劇団の演目。香々を獄死させた玉雉の後日譚。舞台の王朝「寿国」とは、別の「架空王朝」での出来事との体裁を取っている。

 【『梨妙音伝』】あらすじと配役
・あらすじ
 嫉妬から、讒言で幽霊皇后の投獄に成功し、幽霊皇后を死に追いやった悪妃は、そのたたりで毎夜悪夢にうなされていた。
 そのストレスのはけ口に、梨妙音を虐待していた。ある朝、梨妙音は悪妃に洗面用の水をぶっかけてしまい、それが「不敬罪」とされ、投獄される。
 梨妙音は、公開で百叩きの上、無期限の重労役の刑に処される。そして、労役として、悪妃宮中庭の石畳磨きを命じられる。
 連日の重労働と虐待、空腹に耐える梨妙音は、夢の中で公主(姫)に転生し、同時に悪妃も公主付侍女に転生。そして侍女頭と共に、公主付侍女(悪妃)を「馬」にして、「お馬さんごっこ」をする。
 悪妃は連夜の夢の中での「馬」扱いの心労で、死亡。悪妃の讒言を聞き入れた≪悪帝≫も、長年の不摂生がたたって死亡。
 ≪悪帝≫のまた従弟の王子が新帝として即位。梨妙音も釈放され、新帝付の侍女となる。その後、梨妙音は新帝に見初められ皇后となった。

上記の回答(中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについての返信)

投稿者 読むせん : 1

おお、ワタシの大嫌いなタイムリープネタ!!もう脳死でタイムリープ無双する系が馬鹿流行りして、うざくなったのよね。(´・ω・)(・ω・`)ネー

1、
「タイムリープしている」事をちゃんと言葉にする事ちゃうかな?「‥‥‥なんかずっと同じ日を繰り返しちゃってる?」とか。世界感を壊さない程度に。

2、
タイムリープあるあるとしては、【原因】があって、その【原因】を解消する事によってリープしなくなることが多いです。

 昔に見て「好きだなー」ってなった作品だと【フラグを建てる事】でした。作中ではレコードをしょっちゅう出してきて、「針飛び」によって同じフレーズだけを繰り返し、回り続けてしまう事とタイムリープを重ねて表現していました。
 レコードの針飛び自体が【軽すぎる事】によって起こるらしいので、フワフワ生活に見切りをつけて、重い決断をする事で針飛びが止まるって感じでした。時計なら止めるか逆に動かすですね。

 3、
香々さんは死者無双で気づいてもいいと思う。なんなら主人公じゃないキャラを掘り下げ目的でリープさせてもいいかもね。
でもって、「リープに気付いていない主人公」が頑張ってサポートしてくれるとか面白いかも。

「よく分からないけど、あんたは、そんな変な冗談を言う性格じゃないし、そもそも酷い顔色よ?」
「わたしに「そのこと」言うの自体もすっごく怖かったでしょ?そこまで怖いのに勇気を出して私に教えてくれたんでしょ?」
「だから、私よく分かんないけど・・・・・手伝えることがあったら何でも言ってよ、やってみるからさ!!」

とか、銀鈴なら言いそう。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 中華風ファンタジーでの「タイムリープ」ネタについて

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投稿日時:

元記事:自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか

いつもこちらを利用されてもらっています。如月千怜と申します。
今回はかなり久しぶりにキャラクターに関する話をします。

皆様はメアリー・スーという言葉をご存知でしょうか? 多分ここに入り浸っている方なら多くの方がご存知だと思います。
それで本題なのですが、私の作るキャラクターはどうも、メアリー・スーに該当する可能性が高いような気がしています。事実私の知人はよく私の作ったキャラクターをメアリー・スー扱いしてきます。
メアリー・スー扱いされたキャラクターは初めて書いた長編の主人公から、プロット段階のキャラクターまで、多岐に渡っています。
一応初期作のキャラクターは「そりゃ中二病にかかり始めた頃のキャラクターだもん。自分でもメアリーと思う」という風に、知人の評価が妥当だと思っています。

ただ、初期の黒歴史に煽りの言葉を吐かれるだけなら良かったのですが、最近新しく設定を組んだキャラクターにもそれを言われているのです。
それは明らかに問題だと思ったのですよね。バトル系の作品に誰かしらメアリーがいるという状況は「いつまでも中二病を卒業できない己の弱さ」を表しているように感じます。
(ちなみに知人にメアリー認定されたキャラクターはバトルもののキャラクターだけです)

ちなみにこれまでのスレッドにも、私の作品のキャラクターがメアリーの可能性が高いことを証明しているレスがありました。
抜粋すると下記の通りです。

――今後もそういう「あーこの人の都合無視したら楽なんだけどなー」という状況というのは、きっと出てくると思う。そこをスルーせずになんとか丁寧に対処する癖をつけなければ、いくらマルテナやアンジーのようなお気に入りのキャラだけ格好良く書いても、読者にはちっとも響かない。

――正直なとこ設定を見る限りでは、現状はエリカだけでなくベアトリクスも人間味がないキャラだと思います。ただの印象だけど、この掲示板で初期の頃に相談されてた作品の「アンジー」を思い出した。似てるとかじゃなく、匂いが同じというか、まあ同じ作者だから癖が同じなのは当たり前か、というレベルの話だけども。

……お二方のご指摘を紐解けばわかる通り、私がメアリーを作りやすい体質である可能性は恐らく高いと思います。
この体質はどうすれば改善できるのでしょうか。恐らくバトルものを書いている間はずっと向き合い続けなければならない問題だと思います。どうかお力をください。

上記の回答(自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうかの返信)

投稿者 めーゔ : 0

メアリー・スーは、二次創作において問題になるもので一次創作では特に問題ないというのが私の私感ですが、色々意見はあると思います。
別にメアリー・スーでも、話さえ面白ければ問題ないと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 自分の作ったキャラクターはメアリー・スーなのだろうか

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