「ローマの休日」という暗喩
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ローマの休日。
見てない。
って言うか、『名前は知ってるけど見てない人が多いランキング』トップ10くらいに居そうな映画かも。
ストーリー的なツンデレ、ですか。
脚本そのものが主人公とヒロインをくっつけ過ぎず、遠ざけ過ぎずに動き回り、視聴者・読者をハラハラさせる。と言う所でしょうか?
その解釈であってるなら、俺結構好きかもなぁ。
そのうち機会が有ったら見てみます。
「ローマの休日」という暗喩
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
『ローマの休日』というタイトルには裏の意味があります。
コロシアムで奴隷を猛獣と戦わせて見物した古代ローマ市民の娯楽という暗喩で、映画の主人公は新聞記者だったりするのですが、現代のジャーナリズムは他人の不幸をネタにして愉しんでいるという皮肉が込められています。
ま、表面的な演出はあくまで上質のコメディを目指していて、明るく粋な雰囲気に終始する作品なんですけどね。
注目点は有名なラストシーン。映画史に残る屈指の名シーンだと思います。
どうでもいい余談としては、昭和36年の東宝怪獣映画『三大怪獣 地球最大の決戦』(キングギドラが初登場した映画)のラストシーンが、なぜか『ローマの休日』をパクっていました。もう一つさらにどうでもいい余談として、この東宝映画の冒頭シーンは平井和正『幻魔大戦』のパクりになっているという謎の事実があります(笑
ま、そんなことはどうでもよくて(なら書くなよ)、『ローマの休日』はオードリー・ヘップバーンは可愛いし、グレゴリー・ペックはいい感じにちょっと打算的なオッサンを好演しているし、ラブもあるしコメディもいっぱいあるしで、普通に楽しく観られる映画だったりはします。
私的にはエンタメストーリーの理想型の一つです。
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