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履修するべきファンタジーは何か(元記事)
「典型的なファンタジー」対「現代技術」な作品を作りたいです。
自分はファンタジーというものに疎く、魔法の出てくる作品といえばリゼロととななつまとこのすばとはめふらとツイステとハリポタとデルトラクエストと魔法戦隊マジレンジャーぐらいの知識しかないです
今からファンタジー作品の履修がしたいんですが、「典型的なファンタジー」を作る上で、最低限履修しとけみたいなものは何があるでしょうか。
取り敢えず自分の思いつく限りだとこんなイメージです↓
・最低限履修すべきもの
魔術士オーフェン
ロードス島戦記
スレイヤーズ
吸血鬼ハンターD
英雄コナン
ベルセルク
ドラゴンクエスト3
幻想水滸伝1〜3
Fate
・履修した方がいいもの
北欧神話
指輪物語
クトゥルフ
ゼロの使い魔
ソードアート・オンライン
とある魔術の禁書目録
ファイナルファンタジー
女神転生
ウィザードリィ
D&D
・必要かもしれないもの
氷と炎の歌
ゲド戦記
ナルニア国物語
十二国記
夢の宮
・あまり必要のないもの
聖書
シェイクスピア
ゲーテ
ダンテ
エンデ
・何かしら一つは必要なもの
中世ヨーロッパ史
経済学
文化人類学
・関係があるかもしれないもの
攻殻機動隊
ジョジョの奇妙な冒険
HUNTER×HUNTER
鋼の錬金術師
魔法騎士レイアース
新世紀エヴァンゲリオン
銀河英雄伝説
三国志演義
ニンジャスレイヤー
1984年
ディック小説
履修するべきファンタジーは何かの返信
投稿者 スイ 投稿日時: : 0
現実にはない異世界を描くのがファンタジーなので、そのために世界観を立てなければなりません。
とくに「現代技術」と対峙させるなら、空想的異世界観と現代科学的世界観とを対照させねばなりません。
その鍵になるのが、じつは「哲学」だと感じています。
たとえば上記に挙がっている「聖書」などは、いま一般的に歴史文献とされていますが、いわゆる「三位一体」の考えの典拠となった点では、たいへん重要な哲学資料だと思いますし、西洋から遠い中国なども、「三国演義」が書かれた時代には、すでに「(その時代における)新しい中国哲学」とも呼ぶべき「朱子学(しゅしガク)」が、立てられていたんです。
哲学は、その当該時代地域における世界に対する把握すなわち世界観そのもの、なんですね。
もっとも、ただ「読んだだけ」では参考にもできません。
なぜ「そういう哲学が考えられたのか?」を納得しなければならないんです。
たとえば「三位一体」ですが、なぜ考えられたのか……?
朱子学にしても、なぜ当該時代になって「新しい中国哲学」が立てられたのか?
それらの課題に対して、独自にでも構わないので見解を抱けるようになれば、もうファンタジー小説を書くのは簡単になります。
と言うのは、世界観を作るための素養が、身につくからです。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 履修するべきファンタジーは何か