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スペオペ小説のプロットについての相談です。の返信(元記事)

字数が足りなかった為、連投失礼します。

七話
主人公は避難途中に混乱の中で両親と逸れてしまう。一時避難所の校舎に到着し、そこで生活することになるが、喧騒と逸れた両親が心配で眠れない。主人公は、再び現れた謎生命体に頼んで、睡眠効果があるアロマを作ってもらう。しかし、アロマの香りは強すぎて、建物全体に行き渡り、住人全員が眠ってしまう。そのアロマの香りを嗅いで眠った者は、夢を共有してしまうらしく、どこともつかない不思議な夢世界には、見覚えのある人々の姿があった。そこには、謎生命体もいて、夢世界では、誰にでもその姿が見えていた。なぜか夢の中の人々は疲労を忘れて自由気ままに過ごしている。主人公は謎生命体と人間の親睦を深めようとして(その際、葉月からひと押しされて)大宴会を計画する。謎生命体の力を借りて作った料理や催し物を披露して、宴会は盛り上がり、人々は謎生命体の存在をすんなり受け入れて楽しんでいる。その中には、遺跡での調査隊員もいて、自分達は本当は国連から派遣された特務隊であり、この災害は隕石の落下で、これからも度々隕石は振り続けるので、人間は地下シェルターで暮らすようになるという事を話した。また、それを食い止める為の活動も行なっていたが間に合わなかった。と口惜しそうに語った。しばらく、夢世界でのんびりと暮らしていたが、次第に人々の姿は減っていき、そして、どこからか、バスがやって来る。話した特務隊員も別れを告げてバスに乗って去っていく。通り過ぎるバスの中に、主人公は両親の姿を目にして、このバスに乗った者とはもう二度と会えないことを察した。謎生命体と取り留めのない会話をしている内に、目が覚めた主人公は、負傷者を寝かせている部屋を訪れた。両親の姿を見るのを躊躇していると、そこに、深月と見慣れない青年がやって来る。深月は、迷う事なく部屋に入り、青年と先程の特務隊の死を悼んでいる。主人公が、深月に特務隊との関係を尋ねると、青年は『なぜ特務隊の事を知っているのか』と主人公を問い詰め、謎生命体のことを漏らすや否や、主人公を拘束し、自分達の拠点へと連行した。

八話
主人公が連行された先は、国連組織の支部基地で、取り調べを受けることになる。そこで知らされた真実は衝撃的な内容だった。謎生命体の正体は、イマジウムという物質が人の精神に影響を受けて発生したもので、貴重なエネルギー資源でもある。それを活用して予め観測されていた隕石群を正確に迎撃するミサイル装置を開発していた。深月は、体内に結晶化したイマジウムを埋め込まれており、それが他のイマジウムを引き寄せるので、その体質を利用してイマジウムを採集しようとしていたが、深月自身が心に深い闇を抱えており、影響を受けたイマジウムは怪物に変化しまう。この事から、深月が引き寄せたイマジウムを怪物に変化させ、それを特務隊が退治して回収するという仕組みが出来上がり、ミサイル装置も完成に近づいていた。ところが、イマジウムと相性の良い主人公が、深月が引き寄せたイマジウムを謎の生き物に変えて匿っていた為、イマジウム収集は難航し、ミサイル装置開発は間に合わず、隕石により多くの犠牲者が出てしまった。主人公は自分の犯した事の重大さに衝撃を受けながら、それでも謎生命体との楽しい日々を思い出し、イマジウムの資源活用を止める事は出来ないかと考え、一つの可能性を見いだし、それを実行する為に、とある取引きを持ちかけた。それは、取り調べ中に聞いた深月の体質の話で、本当は深月は、母親の特殊な遺伝子を受け継ぎ、イマジウムを集めるだけでなく、自由自在に形質操作をし、コントロールすることができる素質を持っているが、未だその能力が覚醒していないということである。
主人公は、とある方法を用いて深月の潜在能力を引き出してみせると話した。深月を管理下に置いている組織幹部のリーダーはそれを承諾した。
主人公は実は特務隊のスパイであった留学生と再会して、事情を話す。留学生は、『あの幹部リーダーは気紛れで冷酷な性格で、もしこれ(深月の潜在能力を引き出す作戦)が失敗したら、今まで、知らずとも組織の邪魔をしてきた主人公はどう始末されるかわからない』と言い、『今なら、何とか主人公を逃がすことができるが、どうするか』と尋ねたが主人公は、『可能性にかけたい』と断り、二人は再会の誓いを立てて別れる。

九話
主人公は久々に深月と対面することになる。主人公は深月と会話する内に、深月は自分が怪物を生み出していることを知らないことに気がつくが、やつれた深月の精神状態を考えて、あえて黙っておくことにした。
主人公は以前避難所で使ったアロマを使って深月を連れて夢世界へ行く。夢世界には、主人公の友人である謎生命体たちがいて、主人公が事情を話すと、潜水艦で深層心海という海に潜ろうということになる。謎生命体たちが用意した潜水艦に乗り込み、海へ潜ると、そこには人類が辿ってきた記憶の全てが漂っており、二人は様々な過去の進化の軌跡などを眺めながら、奥深く潜っていく。そこで、主人公はイマジウムに関する記憶に次々とアクセスしていく。その中で、とある研究者が不思議な能力を持った少女を被験体にイマジウムの形質操作の実験をして、人間離れした身体能力を持ち、性別が曖昧で年齢の概念がない新しい人類を生み出しており、遺跡などで会ってきた、留学生含む特務隊員たちが謎生命体と同じくイマジウムから生み出されたと知る。そうしていると、ふと目を離した隙に、深月が居なくなってしまう。生き物によると、自分にとって重要な過去を見つけると吸い寄せられて過去の自分と現在の自分を重ね合わせ、過去を追体験してしまうことがあるという。心配で後を追った主人公が見たのは、早くに亡くなったという深月の両親(ここで、先程の研究者と少女が深月の両親だと分かる)と赤ん坊の深月の仲睦まじい姿で、安心した主人公が船内に戻ろうとした時、ふと振り返ると、深月の母がこちらに向かって微笑んでいた。今まで、薄ぼやけて見えなかったその顔が見えると、それは度々出会っていたあの葉月であり、思えば何処と無く深月の面影を感じられた。その後、深月を船内に引き上げて、主人公と生き物たちも含めて楽しい深海旅行のひと時を過ごす。

十話
夢世界から戻ってくると、幹部が主人公の元を訪れ、ちょうど開戦中だった例の怪物数体が同時に消滅したと聞かされる。そのあと、もう怪物が発生することはなく、深月は夢世界で研究者だった父親の記憶から得た、イマジウム結晶化の技術と自身の能力を駆使して、以前より効率よくイマジウムを収集し、巨大なイマジウム結晶を作り出した。こうして、深月の能力覚醒という功績を挙げた主人公は、イマジウム結晶の一部を使用した実験を許可された。主人公が結晶を砕いて撒くと、そこからあの謎生命体がポンッと生まれる。そして、主人公は生き物たちと結託し、未完成のミサイル装置製作に着手する。生き物たちの魔法じみた働きにより、装置は新しく自動迎撃機能を搭載した上で完成した。謎生命体の優秀な働きは認められ、イマジウムの資源活用は中止される。

十一話
留学生率いる特務隊の数名が、以前より深月を狙っていた海外勢力と結び、組織に襲撃を仕掛けてきた。目的は深月と大結晶の略奪。幹部達が、怪物の正体は深月が生み出したものと知りながらもそれを黙っていた上に、自分たちを苦しめる元凶の深月を、怪物と戦う我等に勝利をもたらす聖女のような存在だと信じ込ませてきた事が、今まで危険な仕事をしながらも質素な生活をしていた特務隊員達を怒らせた。しかし、圧倒的な戦闘力を持つ幹部は次々と敵勢力を制圧していき、深月を狙った留学生は幹部に返り討ちになり命を落す。駆け寄った主人公に、留学生は『自由になりたい』と言い遺して事切れた。主人公はその言葉の意を汲んで大結晶を破壊する。粉々に砕け散った結晶からは、次々と謎生命体が生まれ、楽しそうにどこかへ去っていった。深月も外科医の資格を持つ幹部に頼んで埋み込められた結晶を取り出し、破壊した。こちらの結晶は深月の影響を受けて、神々しい神獣たちになって飛び去っていく。
悄然とする深月に主人公は『イマジウム生物のいる日常はとても楽しくなるはず』と言い、深月もそれに応えて微笑んだ。

十二話
謎生命体は高度な知能を持つ知的生命体という認識になり、新しい人類として人権を与えられ、イマジウムの資源活用は永久に中止された。その際に、謎生命体と友好的な関係を築くために新しく国連機関が設置され、その業務マニュアルは謎生命体との付き合いが密接な主人公が制作を指導する。(そのマニュアルの元になった主人公の日記がこの物語になった風に描写する)
深月は海外に移住し、隕石災害の被災者の支援活動を行うことにした。なお深月は幹部の内一人と親密な仲になっており、向こうで式を挙げるという。主人公は、深月と互いに手紙のやり取りをすると約束し、波止場で二人を見送った。そして、主人公は地元近くの交流地点となる大きな里に居住して、一国連スタッフとして謎生命体と人々の関心を支えながら、生涯を終える。

以上となります。長文乱文失礼いたしました。最後までお読みいただきありがとうございました。

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投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0

ストーリー、読ませていただきました。

序盤~中盤の流れは悪くないと感じる部分もありました。しかしながら不要と見えるエピソード、関連性のよく分からない設定も散見され、もう少し本筋をおさえて取捨選択した方がいいように思いました。
疑問に感じた点を指摘しておきます。

・結局、葉月は深月の母親だったということでしょうか? その人が物語の前半にあらわれて主人公に絡んでくるのがどういうことなのか理解できませんでした。

・中華風小人のエピソードはイメージとしては面白いのですが、本筋と思われるイマジウムや謎生命体との関連が不明で腑に落ちませんでした。

・何度か出てくる「夢世界」にも違和感をもちました。これはアロマなるドラッグ(?)の作用なんですね? これがまたイマジウムとは関係なさそうなのが良くないです。なぜ良くないかと言うと、作者が展開に困ると何でもあり的なアイテムを捻りだして処理している印象を受けるからです。
例えばアニメ『まどマギ』では、人間の希望と絶望の落差がエネルギーを生むというアイデアが核になっていて、ほむらの時間遡行やまどかが魔法少女としての強大な力を手に入れた理由など、すべてがその副産物として位置づけられていました。一つの物語の中では重要なアイデアはできるだけ緊密に関連付けられている方が説得力を持つように思います。

・また、夢世界での出来事が夢では終わらず、現実に影響しているようなのも気になりました。あの夢世界はどういう性質のものなのでしょうか?

・深月の能力覚醒について、主人公がどういう貢献をしたのかが曖昧でした。九話での行動がそれにあたるのだとは思いますが、具体的な目算の無い当てずっぽうの行動が結果的に覚醒をもたらしただけに見えてしまいました。

・物語の山場は十~十一話ということになりそうです。ただ、盛り上げのピークが複数ある感じでした。深月の覚醒、ミサイルの完成、特務隊との戦いと留学生の死。それらのどこにポイントを置くのかを明確にして、そこにすべてが収斂していく構成を作った方がいいのではないでしょうか?

・十二話はエピローグに相当する内容だと思います。ここは主人公の日記などを上手く使ってさらっと短く纏めた方がいいのでは。一話分の尺をとって主人公が生涯を終えるところまで盛り込んでしまうのはやりすぎじゃないかと思いました。ちょっと蛇足感があります。

これらはあくまで私はそう感じたということですから、あまりお気になさらずに。ストーリーを整理する上でのいくばくかの参考になれば幸いです。

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