会話文の作法についての返信
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会話文の作法について(元記事)
1:(元の文章)
「凄いなぁ、(キャラ名)は。実はね、悪いとは思ったんだけど実験させてもらったんだ」
2:(指摘者が改めた文章)
「実はね。俺の〇〇には特別な力があるみたいなんだ。女性を幸せにするためのね。申し訳ないと思ったけど、(キャラ名)で試させてもらって、それが本当だと分かったんだ。」
自分の小説ではないので礼に失する質問かもしれませんが、上記の会話文(1)を「小説的にご法度っぽい書き方」と評している人がおりました。
また、その方は(1)(元の文章)を改めた作例として(2)(指摘者が改めた文章)を上げていました。
私には、元の会話文の何処が作法に反する〝ご法度〟なのか全く理解できません。
それどころか、改めた会話文の方が括弧の前に句点を置くなど作法に反する気がします。
内容をよく読んでも、物語として、矛盾がある訳でも不自然な点がある訳でもありません。
ですから、自分の知らない〝小説のご法度〟があるのかと頭を悩ますばかりです。
浅学の身を恥じるばかりですが、皆様の教えをいただきたく存じます。
前後の文を読まないと理解が出来ないと仰られるかもしれませんが、分かる範囲で教えていただければ幸いです。
特に会話文の作法などご教授いただければと思います。
会話文の作法についての返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 2
すみませんが、これはやはり前後を見ないと正確な判断はできません。
1の文章に「ご法度」は見られないという点に関しては同感ですが、それはそれとして気になるのは1と2ではそもそも文意が異なるように見えることです。
2はけして上手い会話文ではありませんが(わざとらしい説明セリフになっていますね)、1よりも情報が多く具体性はあります。「俺」というキャラが自分には女性を幸せにする特別な力があると思っていて、それを試すために(キャラ名)に何かをしたことが一応判ります。
しかし、このことと1の「(キャラ名)が凄い」ということとは、因果関係が繋がりにくい感じがしませんか?
よって、1・2を見比べて浮かび上がる疑問は、どちらかが前後の文脈と齟齬を生じているのではないかということです。
「小説的にご法度っぽい書き方」という指摘が意味不明なのは私もそう思いますが、指摘者さんの説明が舌足らずなだけで、その方が違和感を持った理由が前後の文脈にある可能性は捨てきれません。
なのでもし正確な意見を求めるのであれば、もう少し詳しく前後を教えていただく必要があります。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 会話文の作法について