艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティングの返信
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艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティング(元記事)
こんにちは。
今現在、『SAVE THE CATの法則』という本でシナリオ論の勉強をしながら艦これの2次創作小説を書こうとしています。
早速、一作目のタイトルとログライン(これはどんな物語か?)を考えてみたので批評をお願いします。
興味を惹かれるか。
ここが分からない、などなど。
何でも良いのでご意見を頂ければと思います。
【タイトル】
女王の子供たち
【ログライン】
艦娘が生まれる以前。
世界を襲う深海棲艦に妻子を殺された男はその正体を追う。
ある真白の肌を持つ女性と共に――。
艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティングの返信
投稿者 日暮一星 投稿日時: : 1
初めまして、日暮一星です。
【ログライン】として提示された文章を読む限りでは、深海棲艦の正体を深海棲艦とおぼしき女性と追う……というような感じでしょうか(艦娘だったらごめんなさい)。
しかしこの文章を見ると、ログラインというよりは表紙裏や帯に書かれていそうな【煽り】に見えました。ログラインはあくまで《どういう映画や物語なのかを“一言”でまとめたもの》なので、上記の内容をもとにログラインを作るとなると『敵に妻子を殺された主人公は、敵の子供と一緒にその正体を突き止める』のような一文ができます。
真白の肌の女性が物語の鍵になる役割を担っているのでしょうが、あえて曖昧にせず、いっそ彼女の正体を明かした方がいいかと思います。艦これユーザーを読者層に想定した作品ならば、彼女がどういう設定なのか大方の予想が付くと思うので、『敵対している提督と深海棲艦が協力して物語を進める』という【皮肉】の構図をあらかじめ提示させて興味を引き立てるのはどうでしょうか。
次に『正体を追う』という主人公の目的が弱く感じられました。妻子を殺されたなら『復讐する』くらい率直なもののほうが分かりやすいですしインパクトもあります。主人公の、目的を達成する執念深さ(キャラとしての個性)を臭わせることもできますので。
また【ログライン】を考える作業というのは、物語を作る作業ではなく『物語を考える作業』です。二次創作とのことなので大本の設定や物語の構想はできているのだと思いますが、考えられたログラインは上記の一つだけでしょうか? それ以外にもログライン(=物語のアイデア)は思いつくはずです。複数の候補をリストアップして『これだ!』と思えるログラインをひらめいてから『物語を作る作業』に取りかかることを推奨します。
カテゴリー : その他 スレッド: 艦これ2次創作小説のタイトルとログラインのテストマーケティング