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小説が書けません続の返信の返信の返信の返信の返信の返信

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小説が書けません続の返信の返信の返信の返信の返信(元記事)

サタンさんの書き込みで、
特に、
>書きたいものがあるなら、「水戸黄門のエピソードの中で、書きたいものをどうやって書こうかな?」と考えるもの。
>でもスレ主さんは「水戸黄門のイメージ」を書きたいかどうかで考えたでしょ?

>これはもう創作の話じゃなく、スレ主さんの物事への取り組み方の話だと思う。
これが自分の中でショッキングでした。小説が書けないことを的確に言い当ててます…。

>「黄門様が街の茶店に立ち寄る」この一行は物語じゃないでしょ? これは単に「そういう事実」を書いてるだけ。
>「黄門様が茶店に立ち寄りました」という事を書いてるだけ。
>だから、「新しい街に来ました」「長旅で疲れましたね」「そこの茶店で休憩しましょうか」そんな感じの事を1000文字程度で組み上げればいいだけ。
これに挑戦しようとして、40字ちょっとしか書けていません。
ある程度書けられたらまた返信しようとしましたが、そう簡単にうまくいきませんでした。
『とあるキャラに嫌がらせされて主人公が吃驚する』というシーンが思いつき、それでたった40字ちょっとです。
創作意欲が高まったときに、またやってみます。

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投稿者 サタン 投稿日時: : 0

まず、私はときより言葉がかなりキツく相手の気持ちを気遣ってないような物言いをすることがあるので、それを言い訳にするつもりはありませんが、精神的に傷ついたのであれば申し訳なく思います。

>『とあるキャラに嫌がらせされて主人公が吃驚する』というシーンが思いつき、それでたった40字ちょっとです。
コツは、この箇条書き一行の内容は「一つの要素」だけにするって事です。
スレ主さんの例題の場合、「とあるキャラに嫌がらせされる」「主人公がびっくりする」と2つの要素が入っています。
まあ、この場合は「とあるキャラの行動」と「それに対する主人公の反応」ってだけなので一行に詰め込むことは十分に可能ですが、慣れない頃は可能な限り、出来るようになるまで、「一つの要素」を守ったほうが良いと思います。

というのも。
これは個人的な物語を把握するコツのようなものなんだけども、あくまで私の個人的な考えね。
例えば「黄門様が、はぐれた八兵衛を探して街道を下ると小さな村を見つけ一行は村で一休みすることにした」とか情報をあれこれ入れちゃうと、何が要点なのかわからなくなっちゃう。
この場合の要素は「八兵衛がはぐれる」「街道を下って村を見つける」「村で一休みする」と、要素が3つもある。
まあ、この程度なら「この文章が言いたいことは何ですか?」と問うても楽々回答できるでしょうが、自分で考えたプロットだと設定やらいろいろ考えてることが多いので、自分で考えたくせに文章の主旨がわからなくなっちゃう事がある。
これはあえて悪い例として書いたけど、主旨は「黄門様が村で一休みする」という事。

この「主旨」が何故大事かというと、この「主旨」が物語のパーツだからです。
私の悪い例で言うと「八兵衛がはぐれる」「街道を下って村を見つける」この2点は物語を彩ってはいるけど、本筋を語る物語のパーツではありません。
つまり、この水戸黄門のエピソードの序盤は「黄門様が村で一休みする」という事が書ければOK。
黄門様が村で一休みする選択を取れば、その茶店か宿屋かで困ってる村人と話が出来るわけだから、話が進むでしょ?
この要素が、「物語を進行させるための要素」なわけです。
それ以外の要素は、実のとこ何でもいい、ただの賑やかし程度の彩り。だからこそ水戸黄門は同じテーマで何百ってエピソードを作っていける。

箇条書きにした一行に複数の要素が入ってしまうと、この主旨である物語を進行させるための要素が埋もれてしまい、作者が把握しにくくなる。
そのため、箇条書きの一行には「要素は一つだけ」と考えたほうが良いです。
そうすることで複数の要素を扱うようになっても、話の主旨は理解できるようになる。

例えば私の水戸黄門の例では
>「黒幕がわかって、店主の娘が誘拐されるなど引き返せない状況が起こる」
とか、
>「黒幕のところに押し入って立ち回り、印籠を見せる」
といった感じで複数の要素が入ってる。
けど、話の流れ、その主旨は読み取れますよね? それぞれ要素が2つある箇条書きだけど、どっちが優先度高い要素かは理解できる形だと思う。

対して、まあダメ出しみたいになってしまいますが、スレ主さんの例題は
>『とあるキャラに嫌がらせされて主人公が吃驚する』
物語にとって「とあるキャラに嫌がらせされる」という事が重要なのか、「それに対し主人公がびっくりする」という事が重要なのか、どちらが重要なのか少なくとも第三者にはわからないと思う。
たぶん「嫌がらせされる主人公」という絵が大事なシーンなのかな。
するとこれは「とあるキャラ」の嫌な面を描写するキャラ描写の場面か、その対応で主人公らしさを見せる「主人公」の描写場面か。と判断できますね。

ほんで、軽く返信しとこうと思ったら意外と書いてしまったけど、ようやく本題です。
結局のとこ、物語は「話が進む要素」さえ書けてりゃ流れはわかるので、究極的にはソレだけ書けりゃいいんですよ。
40字程度でも、それが書けりゃいいんです。
でも40文字じゃ少ないなと感じるのであれば、日記を毎日書きましょう、好きな作品を書きたいのなら、日記を書き続けて「書く」ことに慣れましょう。
それが最も簡単です。

さて。それじゃあ40文字で良いと仮定して、
最初に水戸黄門のエピソードみたく箇条書きでストーリーを考えましたよね?
では、箇条書きの最初の一行目は40文字書けたんで、次の行もまた40文字書いてみましょうか。
次の行もその次の行も。
全部書けたら、2・300字くらいの物語が書けました。という事になります。

そしたら、スレ主さんの問題点は「小説(物語)が書けない」って事じゃなくて、その書けた物語を「膨らませられない」って話になります。
これは前半で「悪い例」として書きましたが、「八兵衛とはぐれた」など物語を彩る部分。
前述した事ですが、これらは物語を彩ってるだけで、なんでもいいので、好きになんでも詰め込めます。
余談だけど、なんでもいい事であるため、ここに「作者が書きたいこと」を入れることが出来ます。
とはいえ、いくらプロ作家でもそんな無数に「書きたいこと」があるわけじゃないし、ネタが有り余ってるわけじゃないので、使えそうなネタはメモってストックしておいたり、書きたい事をそのつどリストにして吐き出してみたり、みんな色々やってると思います。
前半部分ではコレを悪い例としましたが、「物語」が作れる段階になれば次は「それを彩る」段階に入るので、今度はこうした部分を考えてゆくと良いと思います。
つまり、「八兵衛とはぐれた」という要素でまた40文字程度書ければ、本筋と合わせて序盤は80文字書けたって事になるでしょ? 箇条書き一行に対し要素を3つ増やしたら?
最初に本筋を書く。あとから都合に合わせて追加していく。内容の辻褄が合うように整形する。
どんどん増えていきますよね。

今更ですが、これは物語を理詰めで考えて単純化しての考えなので、感性で書いている人にはまったく向かない考えだと思います。
理屈で考えると答えを出しやすいので私はそうしていますが、まあ、どうしても書けないときに無理やり書く手段として、プロット(最初に示した水戸黄門のエピソードみたいな箇条書き)さえあれば何とかなる。という考え方。
理屈で書いてるので、「黄門様が村で一休みする」とか、こういう事実を文章に起こせるのなら、そういう日記でも書いてりゃ身につく普通の技術さえあれば、あとは根気だけで絶対誰でも書ける。
正直、根気ってのが曲者で、ぶっちゃけ小説書くのって面倒くさいですからね。
私は実はあんまり好きじゃない。私は物語が好きなんであって小説だけにこだわって活動してるわけじゃないですしね。
まあ、そういう理屈で考える事も出来るんだなって思ってもらえれば、そのうち気が向いたときにでも試してみりゃいいと思う。
それが一年先でも十年先でも、まったく別の考え方でも、小説じゃなくても、なんかのヒントになりゃいいんじゃないかな。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 小説が書けません続

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