地下牢(地下空間)の居住性は?の返信の返信
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気温についてはワルプルギスさんにまかせるとして、湿度について。
ぶっちゃけ、周辺の水利の状況によります。水道屋バイト時代に川の護岸から10mほど横の道路に水道管を敷設工事に行ったことがありますが、削岩機を使わないと掘れないような固い岩盤と土壌だったにもかかわらず、川の水面下となる深さとなると浸水が発生しポンプで汲み上げをしなければなりませんでした。
雨降りで大潮の満潮の時しか護岸まで流れが寄ってこない川だったのですが、護岸工事専門の方曰く、ザラにあること。もっと深く掘る時は大潮の引き潮を狙うしかないよとのこと。実際そうでした。
ちょっと分野の話となりますが、一般的な砂利の基礎だけでなくコンクリート基礎を使う部分があった工事でして、湿度の管理というものがコンクリートを固める上で重要なポイントです。浸水するほどの湿度ですので普通のコンクリートは使えません。護岸工事用のそれを使うことになります。
本筋にもどります。東西の違いなく城の地下も同様で、周囲を川や水濠で固めている城であれば、基本的に浸水や高い湿度が発生します。これを回避するために高い石垣を積んだり、平たい島ではなく山なりの島に築城したりするものです。広い敷地を確保することで中枢への浸水を回避するのもありますし、そもそも地下を備えない選択すらあります。
水城の隅櫓(城壁の角の櫓)は大小の違いなく番所・詰所使用で基本的に生活に用いられなかったのは、土壌の浸水により上ってくる湿気のせいです。
逆に水利から離れていたり上手くコントロールした設計ができた場合が、土蔵やワイナリーのように快適となります。
よって、川岸にあり、水面同等の高さの基礎構造を利用した牢のある高い石垣を持った砦が望まれるものとなりますか。夏は暑くなはいでしょうが、高い湿度というものは乾燥になれている人間には暑さよりも拷問ですし。雨の度に水が浸る床というのもなかなかかと。
余談となりますが、昔の中国ですと禁固だけの刑は温情です。常に拷問がセットされているようなもんで直接的苦痛が文化的に好みです。
とはいえ、うろおぼえですが、禁固で苦しめるのに湿地に粗末な小屋を立てて監禁(西郷さん島流し同様と思い下さい)という事例もあったかと。
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スレ主 ドラコン 投稿日時: : 1
>クロウドさん
ドラコンです。ご回答ありがとうございます。
>水道屋バイト時代
ワルプルギスさんに続いて、地下工事のご経験があるクロウドさんにご意見をいただき、ありがたいです。
>東西の違いなく城の地下も同様で、周囲を川や水濠で固めている城であれば、基本的に浸水や高い湿度が発生します。
中国の城といえば、北京の紫禁城ですが、紫禁城は水堀で囲まれていますね。モデルが唐代の長安(現在の西安)ですから、街中を舟が走る運河が縦横にあることはないですね。宮城を水堀で囲うかはまだ決めていません。ただ、大都市なので水の便は必要ですが。また、宮城や上流階級の屋敷には、池を掘ったり、曲水を巡らせたりはあるでしょう。
>高い湿度というものは乾燥になれている人間には暑さよりも拷問ですし。
確かに、気温が25度程度でも湿度が高いと、エアコンが必要ですよ。逆に、気温が28度程度でも、湿度が低くて、風があれば、エアコンなしでも結構快適ですからね。
>余談となりますが、昔の中国ですと禁固だけの刑は温情です。常に拷問がセットされているようなもんで直接的苦痛が文化的に好みです。
>とはいえ、うろおぼえですが、禁固で苦しめるのに湿地に粗末な小屋を立てて監禁(西郷さん島流し同様と思い下さい)という事例もあったかと。
これも当然考えています。最高裁長官に「地下牢幽閉は『未必の故意の処刑』、つまり死ぬなら死んでも構わない」と言わせる予定です。別のスレッドで書きましたが、地下牢での囚人の待遇は相当悪いですからね。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 地下牢(地下空間)の居住性は?