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自作小説と有名漫画の設定が似てるの返信(元記事)
類似性は気の迷いのせいである恐れが強く、委細構わず書き進めるのが得策と思われます。以下、少し説明します。
「呪術」「式神」なんて、神話・伝承等で古くから言われているものですし、当然、フィクションにも多用されています。それを使ったバトルとて、モチーフは実在ですから似てくるのは当たり前です。似せないとしたら分からないものになりかねません。無駄に読者に負担をかけてしまいます。
10代主人公であれば、学校とか寮とか当たり前に出てきます。中世的異世界とて、例えば「ゼロの使い魔」は現代の高校と似せてあるのが分かるはずです。「学園」と書けば、中に何があるか大体わかる。読者の負担を下げ、作者はオリジナル部分に注力できます。
そんなこと、さすがにご存知だと思うんです。「呪術廻戦」とて、例えば「鬼滅の刃」ロスを埋めるとか、ネットでありがたがっている人が少なからずいました。同ジャンルの類似度が高いと考えて差し支えないでしょう。
しかしスレ主さんは、抽象度の高いレベルで類似していると悩んでしまっていらっしゃる。作品例をいちいちあげるのは控えますが、仰るレベルで該当作品を挙げだしたら、キリがないほどのはずです。
(ぱっと思いつくだけでも、古い順で「ゲゲゲの鬼太郎」「孔雀王」「少年陰陽師」「僕のヒーローアカデミア」等々が考えられますが割愛。要は昔も今もある作品タイプということ。)
スレ主さんが何をなさっているかといえば「こう考えれば、自作に問題ありと定義できる」を一生懸命考えている、ということになります。書かなくていい理由を探していると言い換えてもいいでしょう。
その傍証に、似ていると思った「呪術廻戦」を見ないと仰っている。見なければ、どこが似ているか分からない。だから延々と想像で似ているかもしれないという不安を募らせることができる。本当に心配なら見たはずです。見て、差別化を考えたはずです。しかし結論が出ることから逃げたわけですよね。
おそらく、ストーリーを進める、ドラマを発生させる、あるいは設定を詳細化する等々の点で、何らかの行き詰まりがあるんじゃないでしょうか。似ている気がしている、というお気持ちはおそらく本当でしょう。ただし原因は別です。もし「呪術廻戦と似ている」を解決したら、別の作品と被る気がするでしょう。あるいは別の問題を「思い付き」ます。キリがありません。
作品を書き上げることに専念すべきです。似ていようがいまいが関係ありません。書き上げた結果、パクリになっていたら捨てるだけです。その手間を恐れていては作者たり得ません。10万字くらいはいつでも書き直す、くらいに構えないとやってられないのです。
書き進めてみれば、御作固有の問題もはっきりしてくるはずです。出てきた問題を解決しましょう。予防的な措置を考えてはなりません。
なぜなら、実際に出てくる問題は少数ですが、予想可能な問題点は無数にあります。未発生の問題は誰も相談に乗れませんが、実際の作品における問題なら可視化され、解決案を出せる人も出てきます。
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スレ主 羽之 晶 投稿日時: : 0
ありがとうございます。
凄い説得力がありますね。
他の方にも返事をさせていただきましたが、気にせず自分なりに書いていき、あえて、その漫画、アニメを見ようと思います。
もし、自分が、書きたい、思っているシーン、演出と似ているなーと思ったら、そこで、オリジナリティーを混ぜて違うものにしようと思います。
ありがとうございました。
カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 自作小説と有名漫画の設定が似てる