追記
元記事を読む
既存の作品とネタはどこまで被ってもいいのかの返信(元記事)
>それとも、アイデアに著作権はないので、技の名前とかを変えればセーフですか?
著作権法については仰るとおりで、問題ありません。
ただし法律に引っかからなくても、「これは盗作じゃないか?」という印象を読者に持たれてしまうケースは有り得ますから、そちらには若干注意する必要はあると思います。
>そこで思ったのですが、ネタ被りはどこまで許されるのでしょう?
読者の印象ということになると感覚の問題なので、明確に線引きはできません。目安としては、
1)ストーリーそのものが酷似している。
2)ストーリーそのものではないが、これがないとストーリーが成立しないというほど重要なアイデア。
3)1・2には該当しないが、きわめて特徴的で作品のウリになるようなアイデア。
4)1・2・3に該当しないが、一つではなく複数のアイデアやネーミングなどが重複して被って居る場合。
などは危険だと思います。
追記
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
コードギアスの例で考えてみます。
あの作品のギアスの能力は、私があげた1~4のうち仮に引っかかるとしたら2・3は少し可能性がありそうです。加えてギアスという能力名まで被ってしまったら4の複数要素重複もかかってくるので、さすがにアウトでしょう。
では、能力名を変えた場合はどうか。
先述のようにギアスは2と3の要素が少しあるように思います。ただ能力の性格そのものは、世界の伝承に「邪眼」「evil eye」というのが普遍的に見られることから、必ずしもオリジナリティの高いものではありません。あれがコードギアスという作品中で印象的なのは、使い方と演出に特徴があるからだと考えられます。
したがって、能力が多少似ていても名前とシチュエーションが違っていれば問題ないと考えられます。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 既存の作品とネタはどこまで被ってもいいのか