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こんにちは
漫画は見ただけでキャラクターの、性別、年齢、性格、職業、時代背景、状況が分かりますが。小説は文章を読まないと分かりません。
そして読んでもらうためには文章を読みたいと思わせないといけません。
漫画はまず絵があって、その右上か左下の吹きだしに設定がそのまま書いてあるだけでも、成立します。小説では。吹きだしに書かれてある設定をそのまま文章に書き写すと、読みたいと思われないので失敗します。
情報量という点で漫画と小説は大きな違いがあるのですが、小説には小説の情報のだしかたや、読みたいと思わせながら書き進めていくための作法があります。
書き始めたばかりの方の多くがこの違いについて、それがどれほど重要なのか知りません。
漫画ばかり読んで小説を書こうとすれば、絵ありきの文章になります。
また、アニメ映画ばかり観た後で小説を書こうとすれば、映像ありきの文章になってしまいます。まずはここを修正し、絵や映像に頼るのではなく、文章ですべて表現するように意識をかえるところから始めないといけません。
漫画アニメ映画を観ても内容が小説の文章で変換されるくらい、漫画アニメ映画と小説の違いが自分の言葉である程度説明できるようになるまでは、小説原作でない作品は娯楽作品と割り切ってそもそも観ないか、最初のうちは小説以外見ない読まずに、小説だけに集中することをおすすめします。
とは言っても私はブルーロック観ますけどね……。
例えば、お友達が電車の中で他人を観察しその場で人物をモデルに絵を描き、絵の右上の方に吹きだしを作って、年齢、職業、状況が書いてあれば漫画になりますね。
小説で似たようなことをするなら、他人を観察し、性別、年齢、性格、職業、状況といった設定を書き出し、それらを一人称(本人or第三者)か三人称神視点か選んで、情報を小出しにしながらドラマ仕立て、ストーリー仕立てで文章を選びながら書くことになります。そしてこれにはたくさんの成功パターンがあります。もし何を言っているか分からない場合は、小説の作法について勉強することがたくさんあるということです。
そしてその多くは他人の作品を分析するところから始まります。
尊敬する人の作品の主人公がもし電車内のこの場所にいたとしたら、あの作者ならどういった文章で書くだろうか、なんとなく文章が浮かんできたら儲けものです。
普通の人にはそういった小説との出会いがないのでできませんから、そのまま、最後まで文章を読んだ読者の反応まで想像してみましょう。頭の中で絵を描くお友達もすごいですが、こういった勉強法もあります……。
漫画も小説も努力した人が必ず報われる世界ではないので、疲れたら休みましょう。小説のことは忘れてたくさん遊びましょう。疲れたら休む、疲れにくいやり方を見つけるこれはめちゃくちゃ重要です。
何かの参考になれば幸いです。
モチベーションを持ち続けるには?の返信の返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
少し補足すると、漫画、というより絵は見ただけでかなりのことが分かるので、小説と比べると自己評価がしやすいということがあるように思います。
絵であろうと何であろうと自作を完全に客観視するのは難しいことですが、小説よりは容易なんじゃないかと。書くそばから目で見えますからね。
小説というより文章・言語は記号にすぎないわけで。読者の脳内での大幅な補完作業がないと小説の物語は生成されません。大半の読者はそれを無意識にやっています。小説家や評論家の一部は経験値によりその状況を把握して、多少自覚的にやっているかもしれません。
小説を書くという作業はこのような状況があるため、おそらく多くの初心者はそもそも何から始めればよいか雲をつかむような感じなのではないでしょうか?
少なくとも私が初心者のころはそうでした。小説を書くというのはどういうことなのか皆目見当もつかないという状態が数年は続いたものです。その数年の期間の間に諦めてしまわず、まがりなりにも取っ掛かりくらいはわかるようになれたのは幸運だったのかもしれないと思います。
Webの隆盛などもあって小説を書くことの敷居が低くなった今の人たちも同じなのかどうかはわかりませんが。
この掲示板の質問などを拝見していると、つかみどころがなくて困っている人は今でもいるようだなとは思います。
そういう人たちでも今の状況ならすぐにひょいと書けるようになってしまうのか、興味のあるところです。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: モチベーションを持ち続けるには?