追記
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10万字前後の小説の書き方についての返信の返信(元記事)
>起承転結だけで書くやり方は途中で放り投げる可能性が高い上に、目も当てられない作品ができあがるため、不安です。
ノン、ノン。
意味が違います。起承転結だけでは簡単すぎると仰っているのでしょう?
起承転結の内容は、やろうと思えばいくらでも詳しくできます(三幕構成の方が論理的なので考えが纏めやすいと思いますが、起承転結でもできます)。
言いたかったのはそうではなく、
>起承転結にサブプロットを一つ追加するだけでもいけるような気がするため、
の、「サブプロットを一つ追加する」をやめた方がいいということです。サブプロットが必要なストーリーなら承の中に織り込んでしまってください。プロットの段階でそういうことを済ませておけば、大して長くなりません。
追記
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 0
一つのメインプロットと複数のサブプロットがあるのは別に問題ないと思うんですね。この場合のメインプロットというのは物語の本筋という意味で、起承転結とは無関係です。メインプロットとサブプロットの集合体が起承転結(三幕構成でも同じ)なのであって、そこまで考えて作り込めば起承転結だけに基づいて組んだプロットでもけっこう複雑な構造を持つものになるはずですよ。
起承転結も三幕構成も、基本的には大枠としての入れ物でしかありません。ただし、物語に必要な要素はすべて(サブプロットでもキャラでも設定でも)その入れ物に入れてしまいます。
で、実際問題として何をどう組み合わせて入れるかですが、そこが曖昧なのが起承転結の欠点です。三幕構成はそういう部分が論理的に整備されている点で勝ると思うんですね。だって映画って企業ベースの共同作業で作るものですから、すぐに実践できて他のスタッフと共有できるものでなければ役に立たないわけです。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 10万字前後の小説の書き方について