三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについての返信
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三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについて(元記事)
はじめまして 三上と申します。
人称について質問させてください。よろしくお願いします。
私は一人称の短編しか書いた経験がありませんでしたが、今回初めて長編に挑戦しようと思っています。
地獄少女のような、主人公と他数人以外は一話毎に登場人物が変わる形式を予定しています。
三人称で視点は主人公と各話毎のメインキャラ一人の半々です。
プロットを作り終えてプロローグを書いたのですが、主人公の境遇に深く関わる内容のため心理描写を多くすると一人称の方がしっくりくるプロローグになりました。
本編は三人称で、プロローグのみ明らかに主人公視点と推測できる一人称にすることについてどう思われますでしょうか。
人称を混ぜるのは御法度と聞きますが、プロローグのみならどうなのかご意見が頂きたいです。
三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについての返信
投稿者 ヘキサ 投稿日時: : 1
ド偏見を承知で言わせていただきますが
・プロローグを無駄に凝っている人は、高確率でエタることが多い
……もちろん異論は認めますが、そう思う根拠を挙げておきますと
・プロローグはエピローグと対比になっていることが多く、最初凝ってはみたものの執筆中に内容に誤差が出てしまい、その結果エピローグと噛み合っていないものになってしまったりしてそこで筆が止まることが多いから。
なので、そういう手法をとるのは自由ですが、できれば最後まで執筆し終えてから「こういう結末で、本当に、この出だしでいいのか?」を顧みて、必要ならばその時に手を加えるといいのではと思います。
ただ、今回相談の作品に関してはオムニバス形式のようなので、「どんな事件が起こってもブレない主人公の心情」が表現されていればそれでいいのでは、とも思えます。
とはいえ、長編初挑戦というお話ですので、長いからこそ起こる誤差を作者自身が予測できていない可能性もありますので、やはりあまり変に凝らないほうがいいような、あらすじで少し触れてさっさと本文から始め、進行ごとにあらすじに少し手を加える程度にしておいたほうが執筆に柔軟に対処できるのでは、という気がしています。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 三人称複数視点の小説においてプロローグだけ一人称にすることについて