人間と自然の矛盾についての返信
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人間と自然の矛盾について(元記事)
哲学的な問題ですが、力を貸してください。
私が今書いている小説の中で、自然の傲慢さや身勝手さを描いて批判する場面を書いているのですが、どうしても人間側と矛盾が生じてしまいます。
人を襲った獣とか災害を引き起こしたりした自然そのものと対話するシーンが数多いのですが、彼ら自然な物を傲慢な存在として描くので、彼らは「殺した人間の事などどうとも思っていない」「生きる為に肉を食らうのは当たり前」「人間など大自然から見たらちっぽけな物だ」等々、身勝手な考えを持っています。
それを主人公達に論破させたいのですが、いかんせん上手い言い回しが見つかりません。人間も同じように生きる為に肉や魚を食べているので、矛盾が起きてしまうのです。
最終的には読者が獣や自然が「完全な悪」であると納得させたいのですが、怒りを感じた主人公はどうやってこの存在を論破するべきでしょうか?
人間と自然の矛盾についての返信
投稿者 読むせん 投稿日時: : 0
というわけで、アライさん。悪質な荒らし行為スイマセン!!!
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参考文献になるかもしれない作品として
たつみや章
月神の統べる森で (1998/12/16発売 講談社 ISBN 9784062094481)
地の掟 月のまなざし (2000/1/28発売 講談社 ISBN 9784062100342)
天地のはざま (2001/3/27発売 講談社 ISBN 9784062106733)
月冠の巫王 (2001/12/13発売 講談社 ISBN 9784062110556)
裔を継ぐ者 (2003/11/27発売 講談社 ISBN 9784062120203)
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あたりの思想が参考になるかもしれません。児童文学は面白いし読みやすいからホントおすすめ。
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あと哲学思想の逆質問になりますが、【完全な悪】の対義語は何が相応しいと考えていますか?
【完全な善】それとも【完全な正義】?
同じ意味じゃん?英語とかで書くとホーリーとかグッドとかジャスティスとかになると思う。
【善】と【正義】は、似て非なる物なんですよね
そもそも悪を英語にするとevil、bad、vice、wrong、poorなんかに分かれてしまいます。日本はニュアンス的にまるごと悪。そのせいであやふやになって対になる言葉も
揺らいでしまう。
哲学的思想、あるいは宗教学的思想にならざるを得ないのは、概念「悪」をつかおうとするからだと思っちゃいます。
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