小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

箇条書きな地の文の返信

元記事を読む

箇条書きな地の文(元記事)

小説を初めからラストシーンまで書き上げたのですが、地の文を書き加えようとしても上手くいかず、相談させて頂きました。

状況説明を箇条書きのように淡々と書き連ねているだけで、うまく文章としてまとめられていません。本当なら登場人物の心理描写や情景を入れ込みたいのですが、ただ単に文章が長ったらしくなったしまいました。
また1文章だけでいろいろ表現に時間がかかりすぎて、全体を書き加えが遅いのも悩んでいます。

皆様はどのように地の文を意識して書かれているのでしょうか?宜しければアドバイスをお願いします。

箇条書きな地の文の返信

投稿者 クロウド 投稿日時: : 1

 作品によります。ただ、ここ数年の傾向として、一段落一文で長く説明されているよりも、一段落でも短文を書き連ねている方が読者の反応が良いと思います。

 言ってしまえば、美文麗文など読者は求めていない。むしろ理解しやすい平易な文章でテンポが良いことの方が大事です。

 ですので、箇条書きのようであっても、短かく正しく描写できていればそれでいいのです。
 長く書いたからといってそれが正確な描写とは限りません。某賞のノミネート詐欺作家はまさにこの部分が批評されているのです。

 書き加えることについて。私は表現変更の書き換えはやっても、情報追加の書き加えはあまり推奨しない方向に変わってきました。これはきりがなくなり迷走される方がわりと居られますので。
 推敲の上でどうしても必要であればやむなしですけれども、二度三度と推敲を重ねるとどんどん追加してしまいおかしなことになるのが大概です。しかもそれは作者が気付かないことも大概です。
 であれば、最初から予定項数の二割から五割増しを目標として書き上げて、ザクザク削る方が綺麗に仕上がります。
 ここいらは木や石の彫像やら、粘土像や焼き物の造形と通じるものがあります。ちょっと肉が少ないからといってパテを盛り盛りにするとどこかいびつになります。少量の補正であればそうではありませんがね。

 ともあれ、本当に必要でも一小節ごと書き換えるつもりがなければ上手くいかないこともザラですので、今回はテンポ重視になってしまったと割り切り、次作は情景重視を目標とするのも大切な判断ですよ。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 箇条書きな地の文

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「箇条書きな地の文」の返信一覧

他の相談一覧

物語の終わり方と受けるか否かについて

投稿者 雨降り 回答数 : 6

投稿日時:

はじめまして、雨降りと申します。 私は今現在SF要素(未来や過去、並行世界など)を混ぜ込んだラブコメを書いているのですが、物語の終... 続きを読む >>

執筆中の倦怠感について

投稿者 ドラ猫 回答数 : 3

投稿日時:

どうもこんにちは。質問させてください。 頭の中で物語を考えたり、作ったプロットを字にするのは楽しいのですが、いざ執筆!となるとどう... 続きを読む >>

明確な主役がいない作品にも語り部になる主人公っぽいキャラは必要?

投稿者 いたろう 回答数 : 3

投稿日時:

例えば敵と戦う軍隊そのものが主人公で、物語の核となる特別なキャラはいない。こういうのも群像劇というのかな? そう言うかはともかく、... 続きを読む >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ