第1研究室 ライトノベルの書き方  トップへ戻る

投稿、ユーモアのネタ・コツ

いふり〜さんからの投稿日常生活の中からネタを捜す

 面白いギャグ・ユーモア。他の方のを見て思わず頷いてしまいました。
 色々と吸収させて頂いたので、僕も手伝わせて下さい。

 小説の中だけでなく、日常でもおもしろい表現や光景に出会えます。

 自分が良く出会う場面は、主に家族・友人との会話の中です。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

姉と漫画を読んでいた時の事です。
僕の姉は「萌え」、というよりヲタクという人種に深い理解のある人物でして……。

姉「やっぱり女の子は黒いニーソックスにツインテールのロリっ娘だよね〜」
僕「いや、ツインテールのロリっ娘ならストライプのニーソックスも有りでしょ」
姉「あー、それもいいねぇ。萌え萌えだねぇ♪」
僕「萌え萌えだよなぁ♪」
僕・姉「萌え〜♪」
僕・姉「……」
姉「私たち、姉弟だね…」
僕「うん。嫌なくらい姉弟だね…」

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 こんな会話でした。当時は特に面白い事では無かったのですが
 友達に話してみると周りはもう大笑い。
 いわく、最後に両者とも虚しさに満ちてるのがポイントだとか……(笑)
 意気投合していた2人が、我に返って同時にて落ち込む。
 これを第三者の視点から見ると、確かに面白いものに映るのかもしれません。
 自分では普通に見えても、他人から見れば物凄く可笑しい場面はいくつもあるでしょう。
 客観的にモノを見る視点は小説を書く者にとって大切です。

 客観的な視点で、日常生活を眺めてみると意外なネタが見つかるかもしれませんね。

目次に戻る
ルミナスさんからの投稿・分かる人にだけ分かるギャグ

 はじめまして、いても立ってもいられず初投稿しました。

 私の好きなギャグのひとつなのですが……
 『分かる人にだけ分かるギャグ』というのはどうでしょう?


 例えば、電撃文庫『先輩とぼく』 (著:沖田雅)での例を挙げてみます。
 まずは状況説明をいたしましょう。

 身長150センチ、見た目は少女だけど実年齢20歳の水野桜というキャラがいます。
 彼女の家でパーティを開くことになりました。
 しかし常識ハズレで面白いことが大好きな平賀つばさは、
 それを普通のパーティで終わらせるハズがなく、参加メンバーに仮装をさせて楽しもうとします。
 その時のつばさと、魔法少女のコスプレをさせられた桜との会話です。
 ちなみに桜は無表情キャラで、こんなコスプレさせられても嫌がる様子は見せません。

=========================================

 かわいらしい衣装だというのには同意するのですが、わたしに似合っているのでしょうか。
「あの……私は二十歳なのですが。魔法『少女』というには……」
「大丈夫だ。君の外見は十分少女で通用する。二十歳という年齢も問題ない。
 それどころかメリットもあるだろう。成人しているので、色々きわどい事をやっても大丈夫だからな。
 何より重要な事は、君の名前がさくらという事だ。そう、何も問題はない……何もな」
 ……そうですか。


=========================================

 これは一世を風靡した例の魔法少女アニメ(カードキャプターさくら)を知ってる人にとっては、
 なかなか面白いネタですよね(笑)

 このギャグの弱点は、ギャグの元ネタが分からない人にはウケないという点です。

 しかし分かる人には、他のギャグとは違ったカンジでニヤリとさせる効果があります。
 読者に「あ、このネタ知ってるー」って思わせるのがポイントなんですね。
 この手の手法はギャグ漫画『ケロロ軍曹』 なんかでも使われていて、
 オタク度の高い私に笑いを提供してくれています。

目次に戻る
クロさんからの投稿意外性を利用する

  私が好きな漫画の一つに、「鋼の錬金術師」 という漫画があります。
 この漫画はシリアス、ギャグ共に秀逸で非常に面白いのですが、
 その中からとある場面を紹介したいと思います。



 状況説明をします。
 弟子が悪者にさらわれたので、師匠(主婦)が単身相手のアジトに乗り込み、
 大量にいた手下を一人で倒してしまいました。
 その後、アジトを進み、弟子が囚われている部屋に到着した時の台詞です。 
 弟子の視点で描きます。

「はい、ちょっと失礼するよ。」
 ズカズカズカと、扉をくぐり何の遠慮もなしにやってくる師匠。
 敵の手下たちは、その大胆な行動に困惑している。
「おっ……おぃ。」
「なんだ、てめ……」 
 次の瞬間、師匠は手にもっていた気絶した男を振り上げて……
「こンのばかたれが!! なに人さらいにあってんだ!!」
「ごごごごご、ごめんなさいいいいい」 
 弟子に放り投げた。
「コラァ! 俺達を無視してんじゃねぇ!!」 
 手下どもが、声を荒上げて師匠に詰め寄る。
「てめー何もんだ!!」
「主婦だッ!!!!」



 やっぱり、漫画でないと、かなり面白さが減ってしまいますね…… 
 その分漫画で読むと凄い笑えます。

 このギャグの肝は、侵入者の意外な行動とその発言、
 つまり意外性にあるんではないでしょうか? 


 まさか、手下を一人で倒してやって来た侵入者の自己紹介が、
 「主婦だッ!!」だとは思いませんよね。

 そこが、非常に面白かったです。

あなたの知っている、おもしろいギャグ・ユーモアのネタやコツを教えてください! 

 投稿してくださる方は、こちらのメールフォームよりお願いします。 m(_"_)m,

 本などからの出典の場合は、どこから引用したか明記するようにお願いします。
 ギャグの引用は小説に限らず、ノベルゲームやマンガ、アニメからでも0Kです。
(注:サイトに掲載するにあたって、一部文章を分かりやすいように手直しする場合がございます。)

目次に戻る

トップページへ戻る