第1研究室 ライトノベルの書き方  トップへ戻る

投稿、ユーモアのネタ・コツ

ゼルビスさんからの投稿・天然ボケ

 たまたま見つけたので私も書き込ませていただきます。
 実際に私が体験した話です。
 とあるファーストフード店で、私の後ろに大学生くらいのカップルが座りました。
 大きな声で話していたそのカップルの話は聞きたくなくても 勝手に耳に入ってくるものでした。
 話題は今から見に行く映画をどれにするかということでした。

  カップルの会話
  雑誌を見ながら
女「何を見に行く?」
  情報誌をめくる二人。
男「たくさん上映してるね。
女「あーっ! アンパンマンの映画もやってる〜」
男「アンパンマンってキャラクターがかわいいよね」
女「私もだ〜い好き」
男「じゃあ、好きなキャラクターは?」
女「え〜っとね、バイキンマンといつも一緒にいる女の子!
  名前は〜、えーっと? なんだっけな〜?」
  しばらく女の子は考え込んでいる。
  後ろで聞いていた私はイライラしてきました。
 (私の心の声)
 『ドキンちゃんだよ。ほんとに好きなのかな???』
  すると彼女は大きな声をあげて、
女「あっ、思い出した
  じょきん(除菌)ちゃん!!!」
 (私の心の声)
 『バイキンまんが消毒されちゃったよ〜(TT)』
  他人だし、何も言う事も出来ず心の中で突っ込んでおきました。

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カインさんからの投稿・皮肉

 初めまして、受験真っ只中の中学三年ですが、試験中にいいものを見つけたので投稿します。
 出展は『笑いの研究―ユーモア・センスを磨くために』 (織田 正吉)からだったと思います。

 毎日エッフェル塔に登る老人がいる。エッフェル塔の係員はこの老人に話しかけた。
「毎日登っていますね。エッフェル塔が好きなのですか?」
「いいや、大嫌いだよ」
「じゃあ何で毎日登るんですか?」
「エッフェル塔が見えなくなるからさ」


 盲点を突いた、なかなかうまい皮肉だと思います(笑)。
 テストだったので一部分しか読めなかったのですが、この本によると

 面白いものとは、常識や一つの考え方から外れた部分を、ひょいと持ち出すことである。

 らしいです。
 こういった本を読んで、皮肉の事例をいくつも研究すれば、
 おもしろい皮肉を言うキャラクターが作れるかもしれませんね。

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丹徒さんからの投稿切り返しウィット

 『ジャングルはいつもハレのちグゥ』
 というマンガに出てきたギャグを紹介いたします。
 ギャグマンガとだけあって精度が高く、絵が無くても笑えるハズです。
 ……自分だけかもしれませんが(汗)。

 この場面に登場する主要なキャラは、
 ジャングルに住む大胆不敵な良家のお嬢様、ウェダとその夫クライヴ(女たらし)。
 そしてウェダを溺愛する使用人のベルとツッコミ役の少年、ハレです。

 ある日、色々と事情があったウェダとクライヴが正式に結婚する事になります。
 しかし、女たらしのクライブと大事なお嬢様が結婚する事をベルは許しません。
 そこでベルは「いっそ亡き者に」とクライヴに間接技をかけて再起不能にしてしまいます。

 クライヴの意識が戻った後、ウェダは「行き過ぎた事をした」と反省し、謝罪します。
 そこでのやりとりが「面白い」と思いました。

「申し訳ございません……行き過ぎた事をしましたわ。」
 ベルが顔を伏せ、言う。
 それを聞き終えたクライヴはベッドに横になったまま、力無い笑みで言った。
「良いんですよ……ベルさんの気持ちは“痛いほど伝わり”ましたから。」
(まさに文字通り。)
 ハレが心の中で呟いた。



 こんな感じでしょうか。
 大きな笑いは期待できませんが、中々言い得ていると思いました。

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