第1研究室 ライトノベルの書き方 | トップへ戻る |

投稿、ユーモアのネタ・コツ

さんからの投稿・日本人には思いつかない視点
 
 外国人に日本語を教える先生が書いていらっしゃった本なのですが、
 借りて読んだのですっかり題名や細かいところは忘れてしまいましたが、
 非常に面白かった部分 があったので、思わずメールをば……。


 日本に来ていたある留学生が、日本語の先生に向かってにっこり笑顔でいいます。
「わたし、日本人とっても大好きです。やさしいから」

「日本人とってもやさしい、駐車場までやさしい」

 と。
 
 駐車場? と疑問符を浮かべたところにすかさず留学生は、

「だって、はげましてくれる。『前向きに』って」


 そうきたか! と思わず笑ってしまいました。

 どうでしょうか。日本人には決して思いつかない。
 というか、留学生も思いついたわけではなく本気でそう感じた、新しい視点からの斬新な物言い。

 これこそ真の天然でしょうか。

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黒夜 式さんからの投稿・バカとテストと召喚獣のギャグ分析
 
 このサイトを参考にしている黒夜 式です。
 
 バカテスにおいての読者への笑わせ方はいったん溜めてから吐き出すと言った感じです。
 それもボケる前はそれを思わせないまじめな台詞なので、そのギャップを利用しているかと思われます。

 
 言葉でいっても説明しにくいので7巻より引用します。

 この場面は主人公が所属しているFクラスのメンバーが、
 担任の鉄人というあだ名の先生にエロ本を取られたので、
 こっそりと職員室に忍び込んで取り返そうかと考えている時に、
 ヒロインの姫路瑞希に止められるシーンです

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はい。だから、そうやって職員室に忍び込むってっていうのはダメだと思うんです。
そういうのはずるい様な気がします」
 ズルイ、ズルイか……。確かに、校則違反で没収されたものを取り返す為に
 こそこそと忍び込んで盗もうとするなんて、そんなのは男らしくないかもしれない。
「……雄二、どうしようか。そう言われると、忍び込むのはなんだかちょっと……」
 正直、気が進まなくなってきた。
「あ〜……。どうするも何も、姫路と島田の二人にそこまで言われたら、
流石に考え直すしかないだろう」
 いや、雄二だけじゃない。クラスの皆も同じ意見のようで、全員が決まりの悪そうな表情を浮かべていた。
「明久君、坂本君、皆さん……。わかってくれたんですね?」
「ああ。姫路と島田の言いたいことはよくわかった。つまりはこういうことだろう?」
 先ほどの自分の発言を撤回するかのように、雄二がはっきりと告げる。

「――こそこそ忍び込んだりなんかせず、鉄人を殺(や)って堂々と奪い取れ、と」

 「全然違いますからね!?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 まじめな会話のやりとりの間にこんな言葉を入れられると思わず笑ってしまいます。
 読んでいくうちにだんだんとわかってくるかもしれませんが
 それでも笑ってしまうと言う罠にうまくはめられてしまいますね。

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さんからの投稿・第一印象を裏切る
 初めまして。
 このサイトに大変お世話になっております啓と言います。
 真面目なキャラがボケるについて、1つ分かりやすいネタがありますので投稿させて下さい。
 『ケロロ軍曹』14巻にて、主人公であるケロロ小隊のライバル、
 ガルル小隊の隊長ガルルが地球を訪れるという話があります。

 この話の前、初登場時にガルルは『部隊を引き連れてケロロ小隊を全滅寸前にした』
 『小隊の中でも戦闘力が高いギロロの実の兄で、初戦ではギロロを完敗させた』
 『性格は真面目で厳格』『声がアナベル・ガトー(大塚明夫氏、アニメ版)』など、
 非常に印象的なキャラクターとして描かれていました。
 作中でもケロロらは大慌てになり、
(怯えまくる、戦闘準備に走る、自分を追い込んで真の力を発揮しようとする等)
 直接対峙していたギロロなどは冷や汗をかきながら
 「何をしにきた!? 今度は何の作戦だ!?」と問い詰めます。
 それに対し、ガルルは緊張感に満ちた沈黙を挟み……

「休暇だ」

 ……読者を含めた全員がズッコケました。

 最初に作中のキャラや読者に与えた印象を利用して、意外なボケを仕掛ける良い見本だと思います。

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