第1研究室 ライトノベルの書き方 | トップへ戻る |

投稿、ユーモアのネタ・コツ

空言さんからの投稿・機械の矛盾ネタ
 
 前回に引き続き、攻殻機動隊から抜粋します。
 今回は、人工知能を搭載した自立思考型戦車のタチコマとバトウという男性のやり取りです。


タチコマ「今回の敵、対戦車ヘリって僕たちの天敵なんだよね?」
バトウ「まぁ、そうなるな」
タチコマ「うぅ……」
バトウ「どうかしたのか?」
タチコマ「バトウさん、僕達、お腹が痛くなったので帰っても良いですか?」
バトウ「お前の腹って一体どこにあるんだよ?」


 タチコマは、ロボットなので当然、消化器官がありません。
 その矛盾をバトウに指摘され、タチコマは黙り込んでしまいます。

 機械の矛盾ネタは、色々な作品で使われているので参考にしていただければ幸いです。

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鉄火さんからの投稿・偶然の間違えで意味が通ってしまう状況
 
 ある昼休みのこと

友人「お前ん家農家なの?」
俺「まあな、花とかもいっぱい育ててるべ? 金木犀とかチンパンジーとか……」
友人「チンパンジー飼ってんの!?」
俺「……あ、パンジーだった(笑)」

 因みに実話です。

 うまく言えませんが、偶然の間違いでなお不自然に意味が通ってしまう状況って面白くないですか?

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千夜さんからの投稿・手のひらを返す

 既に出ていたらすみません。
 私が面白いと思ったのはダレン・シャンの『デモナータ』の第一幕の序盤にあったものです。
 本を手元に持ってないのでうろ覚えなんですが……

 主人公のグラブスに先生から母親が学校に来たという知らせを受けます。
(あんまり覚えてないので不確かです)

 グラブスは親が学校に来る時は、怒られる時か家族や親戚に何かあった時だろうと思います。
 彼は後者の理由を恐れ、家族やいとこ、祖父母などの心配をします。
 「誰も死なないでくれ!」と。

 しかし、母親の怒り狂った形相を見て彼は怒られるのだと思います。
 その瞬間、グラブスは「頼むから誰が死んでくれ!」と思いました。

 「あんなに心配してたのに自分が怒られると知った途端これか!」
 と思って笑ってしまいました。


 『デモナータ』って少しどころか凄いダークファンタジーですが、所々笑えるところがあって面白いです。
 海外の文学もなかなか参考になります。

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