第1研究室 ライトノベルの書き方 | トップへ戻る |

投稿、ユーモアのネタ・コツ

梅院暁さんからの投稿・いつの間にか目的がすり替わっている
 
 お初にお目にかかります。梅院暁と申します。
 いつもライトノベル作法研究所にはお世話になってます。
 以前は自身のブログで小説を書いていましたが、今は「小説家になろう」サイトに登録して、ファンタジー小説なんかを書いています。
 つい最近見たテレビで、ちょっと面白いと思ったネタがあったので投稿します。

 私は時代劇が好きで、特に「水戸黄門」を見ているのですが、2011年3月7日に放送された、第42部第20話の中でこんなやり取りがありました。

 ご老公一行が、江戸に帰る途中で温泉宿に寄りました。しかし、全員が温泉に使っている間に、なんと印籠(各話の最後に「この紋所が…… と見せているアレ)が盗まれてしまいました。
 格さん達が、盗まれたことを隠して探している間に、泥棒は買い手を捜しますが……

 なんと、買い手として声を掛けたのがまさかのご老公!

 ご老公は、密かに貯めておいた二両でその泥棒から印籠を買い取ります。
 そして、格さんが本当のことを打ち明けると、ご老公は買い戻した印籠を見せようとしますが、なんと偽物にすり替えられている!
 当然、ご老公は怒りますが、面白かったのが次の台詞(ちょっとうろ覚えですが)。

老公「騙されました!」
助さん「どうしましょう?」
ご老公「決まっています。取り戻すんです!
     よくも私の二両を!」
格さん「ご老公、印籠! 印籠の方を!」

 えぇと、何が面白かったかといいますと……

1.いつの間にか目的がすり替わっている
 
 本当なら『印籠』の方を取り戻さなきゃいけないのに、『二両』の方に目がいってしまっているご老公……そりゃあ格さんも慌てます。

2.忘れがちですが、ご老公は天下の副将軍

 天下の副将軍にもかかわらず、へそくりを作り、それを奪われたことに腹を立てているご老公……正直、天下の副将軍が二両ぽっちの金で怒っていることに、笑えました。

 いかがだったでしょうか?

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純金さんからの投稿・堅物先生の一言
 
 純金です。
 先日、学校の定期テストの答案が返却される前の先生の一言が笑えたので投稿します。
 
 今回のテストは受験を目前にし、なおかつ成績には影響しないテストだったからか、非常に難易度が高く、学年平均が百点満点中三十点という驚異的な低得点でした。
 それを他のクラスから聞いていて、『どうせ酷い点だろうな』と諦めがついていた私たちに、答案を返却する前に先生(堅物)が一言。

「今回のテストは五十点満点だったということで」

 諦観と絶望が相まって、みんなして力ない笑みをこぼしました。

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純金さんからの投稿・会話の中で矛盾が発生する

  どうも純金と申すものです。
 今日は国民的大人気漫画「ワンピース」の中で好きなやりとりです。
 説明が面倒なのでいろいろ省きますが、 ルフィたちの前に新たな敵が現れます。
 今手元に本がないのでうろ覚えですが

ルフィ一味の誰か「誰だお前は!」
敵「俺はお前たちの質問には絶対に答えないぜ……俺は世界一口の堅い男、『戦桃丸』だ」
一味「せんとうまるか……」
戦桃丸「ああ、今のは俺が自発的に教えたんだからな。俺はお前たちの質問には答えないぜ」
一味「そうか……」

 『名乗ってんじゃん!』とかそういう野暮な突込みが入らないところが好きです。
 
 一つの台詞の中ですでに矛盾が発生し、なおかつそれを認めないあたりが『何だコイツ』な感じがして面白かったです。
 
 では。
あなたの知っている、おもしろいギャグ・ユーモアのネタやコツを教えてください! 

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