1つは、ベストセラーとなったライトベルのエッセンス(専門的知識)。
1つは、それ以外の幅広い雑学的知識です。
ライトノベルを書くのに必要なのは、ベストセラーとなったライトノベルを片っ端から読んで、そのエッセンスを吸収することです。流行を理解するために最近のヒット作には必ず目を通すようにしましょう。
これをやらないと、カテエラの作品を書いて新人賞に送るような基本的なミスを犯しますし、読者が何を求めているのかも理解できません。
また、売れてない作品の影響はなるべく排除し、一流の作品のみに触れ続けましょう。一流のみに触れ続けるというのは、芸術の世界では最高の教育方法です。
それと平行して、ラノベ以外の小説、漫画、アニメ、映画、ゲームなどの名作に触れたり、幅広い雑学を身につけると良いです。
アイディアというのは無から生まれるのではなく、既存のモノが組合わさって生まれます。
たくさんの知識を身につければ、それらが頭の中で知的化学変化を起こし、今までになかった発想を生みます。
ベストセラーライトノベルのエッセンスと、それ以外の膨大な知識の組み合わせは、ライトノベルを書く上での最大の武器になります。
独創的なアイディアといっても、独りよがりに陥ってはいけません。
初心者の方は、自分にしか理解できないような自己満足な小説を書いてしまうことが多いのですが、これは知識不足に由来していると言えます。
ここで問題としているのは、一流のライトノベルのエッセンスとと、それ以外の雑学的知識、両方です。
ちょっと、難しいかも知れませんが、
常識破りの発想と、常識知らずの発想は違うということです。
常識知らずの発想を、これは独創的なアイディアだ! と声高く叫んでも、そんな稚拙な考えは誰も評価してくれませせん。
知識が無いまま小説を書くと、リアリティがまったくなかったり、カテエラだったり、何度も使い古されたネタを使ってしまったりといった罠に陥ります。
そんな事態に陥らないためにも、一流のライトノベルを読んで、いろいろな経験を積んで、なるべくたくさんの本を読むようにしましょう。
●補足
良質なアイディアを得るためには
・その分野における専門的知識(一流の物が望ましい。)
・幅広い雑学的知識。
の2つが必要という訳です。
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