ライトノベル作法研究所
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  4. 自費出版体験談公開日:2013/10/18

自費出版体験談、団塊女子さん

 団塊女子さんの体験談、2011年12月9日

 自費出版の実態を知らなかった私でしたが、がん体験から医師の無知、大学病院職員は医者のぬくもりで生きている腹立たしさ。抗がん剤を拒否して2つのがんを自力で治したのは、カルテ開示と、治る患者の体験を書いた医師のエッセイによるものでした。
 同じ病で治ると治らないに分かれる。
 治った私が訴えようと文章にしていました。

 包装紙に使われていた新聞紙で知り、新風舎にその文章を送りました。
 「当然没よ」と思っていましたら、出しましょうと手紙が来ました。
 舞い上がってしまって150万払って。500冊(うち著者分50冊)。
 完成したらたったB6判で108ページ。
 クリエーターOOOの会社でホームページが作られて、こちらの会社にもお金が使われたらしい。
 20店舗に平積みの報告。書店に行ってみました。
 しかし、3か月後、新風舎が倒産、絶版となる。
 その後弁護士を通じて、文芸社から再販の意志の有無の手紙が来ました。
 文芸社は89万、800冊(うち著者分50冊)と提示。
 加筆したいと言ったらOKで契約。
 サブタイトルを変更して完成はB6判168ページ。
 「これは、初めてと同じだ、本当なら200万」と言われた時は契約済みでした。

 趣味の写真集を出したいと思いました。
 A4判、フルカラー100ページ。
 A4は棚が無いと言い出しました(契約書店の棚のサイズ)
 ジャンルに関係なく、自費出版系の棚にずらーと並べるのではねー。
 初めて、他にも自費出版社は無いものかとweb検索するようになりました。
 フルカラー写真とイラスト300枚、どこでも500万くらい。
 予算は100万。
 1000冊も作っても売れ残ると社会のごみだと思っていました。
 探し当てた会社。
 前金なし、校正完成後契約、支払い。契約書に裁判項目無し。
 表紙デザインも自身で、イラストもスキャニングして送り、チラシのキャッチフレーズも自分でやらせてくれ無料でした。
 350冊作って300冊流通。一年間に205冊売れました。

 アマゾンのカーリルで検索。
 カーリルに契約のない図書館でも、自分名で検索すると新着図書として発表されていました。
 6カ月毎に締め切って、販売冊数×定価の50%+税、振り込まれましたので、調子に乗って120ページの続編を出しました。(520冊、500冊流通)。
 この時は流通は500冊と星雲社が言ってるとのことでした。現在は400冊だそうです。
 すると、続が、前を呼んだりして、夏休みには女子大の図書館も増えたり。
 双方で現在100余冊図書館に入っています。
 マスコミや図書館に献本は一切しません。
 現在もネット書店と大手書店のジャンルの棚にあります。
 元は取れなくても、グルメやブランド好き、海外旅行好きと同じ趣味だと思っています。
 図書館が購入は何よりの喜びで「貸し出し中」など、ひとりほくそ笑む。お笑いください。
 道端でアマゾンで見たと買ってくれた人。
 私家版の趣味は有りません。
 売上金くれない会社はネコババ自費出版社と思っています。

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