昼寝をしよう

実は昼寝をすることは脳を活性化させる有効な方法なのです。

人の覚醒と睡眠の波は25時間周期の生体リズム(サーカディアンリズム)で決まっています。このリズムの中で、昼過ぎにも小さな眠りの波が来ているという説があります。昼ご飯を食べた後、眠くなるのはこのためです。
この時、無理に起きているよりも、いっそ眠ってしまった方が、その後、脳が活性化し仕事や勉強がはかどるのですね。イタリアでは、昼過ぎに1〜2時間ほど眠るシェスタという習慣もあります。
昼寝の効果を裏付けるデータとして、

昼寝の習慣のある人は、ない人に比べて、アルツハイマー型痴呆症になる確率が5分の1になると言われています。

しかし、別のデータでは、アルツハイマー型痴呆症の患者の多くは、3時間も昼寝をしていたという報告もあります。あまり寝過ぎると、逆に脳にダメージを与えてしまうので、注意が必要ですね。


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