ポーリリファ・ルーカ・アデルベーン・ジャッセンさん一押し!(女性・8歳)
とあるど田舎、平家町に住む普通の高校生、瀬田麟一郎はある日、夜の田んぼで行き倒れているお姫様、ポーリリファと彼女に仕える女騎士、クラウゼラを発見する。二人はなんと異世界《魔法地平》から命からがら逃れてきたと言い出して、そこから始まるトンデモドタバタストーリー!?
……と思いきや、「実は……この町では割とよくあることなんだ」「なんじゃと!?」異世界人が珍しくない普通の田舎町で繰り広げられる女騎士系田舎日常コメディ、特に何事もなくのんびりスタートです。
「さっきの花嫁姿、綺麗だったぞ」「ななな、なにを言ってる!? クッ殺せ! 」
皆の者、はじめましてである。
『イース神聖連合王国』の王位継承権第二位、ポーリリファ・ルーカ・アデルベーン・ジャッセンこと、超次元美少女伝説ポー姫じゃ。
汝らにも理解できるレベルで自己紹介するならば「ラノベの王女様」じゃな。
長い名前であるゆえ、妾のことはポー姫でよいぞ。
美少女である妾がこんな辺境の地に降り立ったのは、出演作品紹介のためじゃ。
……お、汝は今、妾の美しさに興奮しておるな? くふふっ、隠さなくともよい。
妾が登場するのは、発売五日後の時点で重版が決定したあの有名な『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』である。
そう。ジャスコ。あの大型スーパーのジャスコがタイトルに用いられておるのじゃ。
中世ファンタジーを想起させる女騎士と、バリバリの現代を象徴するジャスコの組み合わせ。くふふっ、このインパクトは絶大である。いわゆる「ギャップ萌え」じゃな。
MF文庫Jのブログ(新シリーズ紹介】『女騎士さん、ジャスコ行こうよ』ができるまで)を見よ。あまりの衝撃に関連RTが一万超えしておるほどよ。
あらすじは単純じゃ。
異世界。女騎士と姫。オーク達に陵辱される王国と女騎士。生き残るため日本の田舎に転移。なんやかんやの後、いわゆるジャスコ(※店が悪事に加担するため、本物のジャスコではなく「いわゆる」が付いている)へ出発。
妾はまだ八歳であるゆえ、これが文章力の限界じゃ。全盛期のマジック・ジョンソンを彷彿とさせる絶妙な書評は無理である。そういうのを求めるならば大手ラノベレビューサイトに行くがよい。
とはいえ、著者は魔賃こと『魔王が家賃を払ってくれない』で有名な伊藤ヒロ先生である。ほれ、妾の口調が何となくアーザ十四世に似てるであろ?
ツンデレ幼なじみや「フゴーフゴー」うるさいオークが出てきたりするあたりもまたそっくりである。
魔賃のカオスなノリが好みならば、買って損はないのじゃ。
お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
もちろん妾である。
黄金に輝く髪。高貴な言葉遣い。小柄な体型。豊富なオタク知識。
その全てが、作品の魅力をやんごとなきレベルへと昇華しているのじゃ。
この作品の欠点、残念なところはどこですか?
ジャスコー! ジャスコー! ジャスコに連れてくのじゃー!
いわゆるジャスコではなく、映画館やボーリング場のある本物のジャスコがいいのじゃー!
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