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神栖麗奈は何処にでもいて、誰の前にもいる

神栖麗奈は此処にいる


 ○読者投票結果
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ジャンルホラー・オカルト
著者御影 瑛路
出版社:電撃文庫(メディアワークス)
発行年月:2005年12月
本体価格 610円 (税込 640 円)
夢宮真人さん一押し!(男性・13歳)

■ 解説                               

 彼女は、「わたし」の親友。陸上部に所属していて、
 クラスは違うけどいつも一緒に下校している親友。
 彼女は、「僕」の家族を殺した憎い仇。僕は彼女を許さない。
 僕の家族を殺してなおのうのうと生きている彼女を許さない!
 彼女は、「わたし」の仲間。
 人型エネルギーを消すため……世界の危機を救うために一緒に戦う仲間。
 彼女は、「僕」の……彼女は、いつもおかしいくらい美しい微笑みを浮かべている。
 彼女は、「あなた」にとっての、何……。


■ この作品について、熱く語ってください!            

 面白いです! 前作の『僕らはどこにも開けない』でも面白かったんですが、
 この作品ではもっと面白いです!

 その人物(?)に出会うことで皆が不幸になっていく。
 例えるならば、ドッペルゲンガーです。


 会ってしまったら何かが起こるってとこが似てます。
 はまる人はかなりはまると思います。


■ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?  

 やっぱし超重要人物の神栖麗奈ですかね。
 おかしいくらい美しいってところがまた怖い。


■ この作品の欠点、残念なところはどこですか?          

 僕だけかもしれませんが、エピローグが理解できませんでした。
 
 あと、前作同様途中で推理モノになってしまいます。
 僕はそういうのが好きだからいいですけど、気に入らない人は気に入らないと思います。
 

■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
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おもしろくないです。
買うと損します。


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100万部をこえる大ヒットを記録中の「ゴーストハント」。ファン待望の文庫化、ついにスタート!!

ゴーストハント


 ○読者投票結果
 最高です!一押し。 31
 おもしろいです! 10
 なかなか良いです。 2
 ふつうです。 1
 イマイチです。 0
 おもしろくないです。 0
 買うと損します。 0

ジャンルホラー・オカルト
著者小野 不由美
出版社:講談社漫画文庫
発行年月:2004年08月
本体価格 600円 (税込 630 円)
月子さん一押し!(女性)

■ 解説                               

 旧校舎は祟られている……
 小野不由美氏の傑作ノベル「悪霊シリーズ」をコミックス化し、
 100万部をこえる大ヒットを記録中の「ゴーストハント」。ファン待望の文庫化、ついにスタート!!

 相次ぐ事件、事故、そして、幽霊の目撃談……。
 旧校舎をめぐる噂の真相を探るべく麻衣のまえにあらわれた渋谷一也と霊能力者たち。
 つぎつぎと麻衣たちを襲う怪奇現象の解明は、はたして――!?
 まんがオリジナルストーリー「公園の怪談!?」を同時収録。


■ この作品について、熱く語ってください!            

 あの『十二国記』の作者のデビュー作!
 ということだけも読んでみる価値はあるかと思います。


 膨大な資料によって裏付けられた緻密な世界観、個性的なキャラクター、ストーリー展開などは
 当然のことながら、全編を通してホラー・オカルトだけでなくミステリーも味わえてしまいます。

 また、少女小説ということを作者が強く意識しているためか、
 女子高生の一人称で語られるので話が判りやすく、とっつきやすいと思います。

 最初はちょっと少女趣味な感じが強いので、えっ! と思う方も、
 巻を増すごとに面白くなるので気にならなくなると思います。


 アニメ化されたり漫画も出ているので、
 小説以外でも話は判りますが、ぜひ活字で読んでいただきたい作品です。


■ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?  

 どのキャラも個性的で好きなんですが、ぼーさんと、ナルシストのナルちゃん(笑)
 どっちもかっこいいし、可愛いです。


■ この作品の欠点、残念なところはどこですか?          

 少女小説なので、好き嫌いがはっきり分かれるかもしれません。
 

■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
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イマイチです。
おもしろくないです。
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昔話を聞くため老人に近づいたトッドの人生は、それから大きく狂い……。

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編


ジャンルホラー・オカルト
著者スティーヴン キング
出版社:新潮文庫
発行年月: 1988年03月
本体価格 781円 (税込 820 円)
別府さん一押し!(男性・27歳)

■ 解説                               

 トッドは明るい性格の頭の良い高校生だった。
 ある日、古い印刷物で見たことのあるナチ戦犯の顔を街で見つけた。
 昔話を聞くため老人に近づいたトッドの人生は、それから大きく狂い……。
 不気味な2人の交遊を描く「ゴールデンボーイ」。
 30年かかってついに脱獄に成功した男の話「刑務所のリタ・ヘイワース」の2編を収録する。
 キング中毒の方、及びその志願者たちに贈る、推薦の1冊。


■ この作品について、熱く語ってください!            

 ラノベじゃないだろ! と怒られそうですが、宮部みゆきさんや小野不由美さん等、

 キングの影響を受けた作家さんは一杯いるので、
 どんな風に影響を受けたのか勉強する意味でも読んで損は無いと思います。


 映画「ショーシャンクの空に」の原作となった「刑務所のリタ・ヘイワース」も収録されていますが、
 先に映画を見ている為、そちらは興味が持てませんでした。

 それより、表題作の「ゴールデンボーイ」はラストが衝撃的で、
 映像化する時に変更せざるをえなかったというのも納得がいきます。

 そして、そのラストに持ってくるまでの伏線や構成が本当に見事で感心させられます。
 また、ラストも詳しい描写を省く事で読者の想像に委ねて恐怖を駆り立てます。

 是非、一読して下さい。


■ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?  

 トッドです。

 好きというより、嫌悪感を持たれるキャラクターで自業自得で破滅していくのですが、
 少年期特有の慢心や、残虐な事への好奇心がリアルで考えさせられます。


■ この作品の欠点、残念なところはどこですか?          

 一昔前の作品でアメリカが舞台な為、
 ラストの衝撃がワンクッションを置いた形になってしまうかもしれません。
 しかし、このラストシーンは今の日本でも現実に起こりうる、というより起こっている問題だと思います。


■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
イマイチです。
おもしろくないです。
買うと損します。


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