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国を託されたマヒロは「話し合いで解決しない?」と腑抜けたことを言い始め……

ミスマルカ興国物語


 ○読者投票結果
 最高です!一押し。 18
 おもしろいです! 5
 なかなか良いです。 3
 ふつうです。 1
 イマイチです。 1
 おもしろくないです。 0
 買うと損します。 0

ジャンル異世界ファンタジー
著者林 トモアキ
初版発行:2008年02月
出版社:角川スニーカー文庫
本体価格 552円 (税込 579 円)
ポーンさん一押し!(15歳) 

■ 解説                               

 ミスマルカ王国の王子マヒロは、勉強も剣の訓練もせず、夜遊びばかりのぐーたら王子。
 いつも近衛騎士のパリエルに叱られてばかりいた。
 そのミスマルカに大陸制覇を狙う魔人帝国グランマーセナルの精鋭軍団が迫る。
 軍団を率いるのは帝国随一の戦姫ルナス。
 家臣たちが徹底抗戦を叫ぶなか、国を託されたマヒロは
 「話し合いで解決しない?」と腑抜けたことを言い始め……絶体絶命ミスマルカの運命は!?
 王道“系”ファンタジー堂々の開幕。


■ この作品について、熱く語ってください!            

 話術というものは戦争をも止める事ができる・・・。あなたは信じきれますか?
 策謀は戦乱の大陸を統一できる・・・。あなたは信じきれますか?
 これはそんな策士のいる国のお話。

 といってもそんな硬いものではありません。むしろギャグのほうが多いような気もします。
 それでも見所はマヒロ王子の交渉、あるいは策謀のところ。

 
 人が死ぬシーンはほぼ皆無なのでその手のものが苦手でも大丈夫だと思います。


■ お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?  

 マヒロ王子です。誰よりも平和がすきです。
 戦争を止めるためなら、ぜんrになる事すら躊躇がありません。
 にしても豪快にアニメ化を阻止したなマヒロ王子よ・・・。

 あとパリエルかな、小国の一近衛騎士なのに、
 キレると地が出て身分が上のマヒロ王子に過度のツッコミを入れ、
 言葉遣いも悪くなるところが面白いです。
 そりゃもう殴ったり、殴ったり、殴ったり、殴ったり、殴ったり。


■ この作品の欠点、残念なところはどこですか?          

 人が死ぬシーンはほぼ皆無といっても戦乱モノなので『死』という概念はありますし、
 人が死ぬシーンは一応あります。



■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
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呪われた祖国の運命を覆し、緑あふれる大地をとり戻すために、旅立つ!

緑のアルダ 

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ジャンル異世界ファンタジー
著者榎木洋子
初版発行 2003年 01月
集英社(コバルト文庫)
価格(第1巻)419円 (税込:440円)
アルテミスさん(女性) エルスさん一押し!(女性)一押し!

■ 解説                               


 コーサ国の辺境、荒野に支配された東の果て半島。
 石占いの娘、アルダ・ココは、村はずれのあかずの森で見つけた秘石に導かれ、
 何百年も眠っていた精霊、地狼ヨールと、
 何者かに追われ村に逃げ込んだ謎の少年剣士ウルファに出会う。
 そして、呪われた祖国の運命を覆し、緑あふれる大地をとり戻すために、旅に出ることを決意する。
 おなじみ「守龍」ワールドの新しい物語、いよいよスタート。


■ アルテミスさんの書評                     

 ここは龍の棲む世界――。
 豊かではないコーサ国のある村に、百発百中の占いができる少女アルダ・ココは住んでいた。
 
 ここから先はネタバレですが、ある日、石占いにつかう一番大切な石が割れてしまった。

 そして、先祖がその石を拾ったという”あかずの森”へ……。
 そこには、石と狼のような獣の像が……。
 そのとき、その狼が動いた。
 緑色の狼は、ヨールと言う名で、精霊だという。
 彼は、ある呪いを受けて千年の間眠り続けていた。
 
 そして、現れた青年ウルファ――。
 彼は、”人間ではない者”に濡れ衣をきせられて追われていた。
 そして、彼とアルダ・ココはこの国を豊かにできる守龍を得るために旅立つ。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 もちろんウルファです!
 言葉遣いは悪いし素直じゃないけど、アルダ・ココをしっかりと守っている……。
 そして、さりげなく優しい!
 カッコイイ!



■ エルスさんの書評                       

 いろいろと変容を遂げた昨今のファンタジーの中にあって、手堅い物語です。

 冒険、龍、魔法、王国……
 そういったお約束要素を独自の使い方で物語の中に組み込み、新たな世界観を創り出しています。
 このシリーズでは派手な戦闘シーンなどは少ないですが、

 一つの国とその国で生きる人々、
 そして精霊達という登場人物がどこへ行き着くのか、
 いつもどきどきします。


 この「どきどき」こそがファンタジーに最も大切な要素ではないかと思います。


お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?
 ドレグザー公爵。
 この人は、がんばればとても楽しいいい性格になるのに、いつも苦労人です(笑)。


■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)     

最高です!一押し。
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