ライトノベル作法研究所
  1. トップ
  2. 一押しラノベ
  3. 異世界FT
  4. アンチリテラルの数秘術師(アルケニスト)

アンチリテラルの数秘術師

ジャンル:異世界FT
著者:兎月 山羊
出版社:電撃文庫
発行年月:2011年02月07日

放浪癖さん一押し!(男性・16歳)

■ 解説

「人はデルタtの狭間に生まれ、そして死んでいく」
 ビルから落ちていく儚い少女。彼女の背中に、一瞬、羽が見えた気がしたー
 それが、高校生の俺、冴上誠一と“数秘術師”羽鷺雪名との出会い。
 ある日突然、俺の妹・愛架が誘拐されてしまう。
 血眼になって探す俺は、虚空に浮かぶ、ノイズがかった無数の数字を見た。
 混乱する俺に雪名は告げる。
「残念だね。君には“無次元数の異常を視認できる才能”が開花してしまった」
 数を書き換えることで奇跡を起こすことができる能力者の雪名は、“確率”を操る怪人との戦いにひとり、身を投じようとしていたー。
 “数”の異能力アクション、開幕。

■ 灰龍さんの書評

 タイトル通り、数を操って戦う少女と、普通の少年の物語です。
 まずタイトルに惹かれて、おそらく自分は最短で読み切ってしまった作品だと思う。
 それだけ続きが気になる内容。だけど早く読み終わるのが勿体なかった。矛盾してますが・・・

 キャラクター同士が、本人たちの知らないところでつながってたりして面白いです。

 以下ネタバレ

 初っ端からヒロインが飛び降り自殺します。そこに偶然主人公が居合わせたところから話が始まります。
 そのあとから妹が誘拐されたり、変な才能が開花したりします。
 他にもゾクゾクする単語がたくさん登場します。 

お気に入りのキャラはいますか? どんなところが好きですか?

 羽鷺雪名。
 戦闘時などはとってもクールなのに、虫が苦手だったり、とても無防備だったりとギャップに萌えます。

■ あなたはこの作品についてどう思いますか?(読者投票)

最高です!一押し。
おもしろいです!オススメします。
なかなか良いと思います。
ふつうです。
イマイチです。
おもしろくないです。
買うと損します。


-Mini Vote-

『アンチリテラルの数秘術師』のご注文はコチラから >>>

一言書評コメント 作品の感想を送って下さい。

←前の小説レビューへ
(アンダカの怪造学)
次の小説レビューへ→
(異界の旅人―ハイランディア)

一押しのライトノベルのレビューを大募集!

あなたの知っている隠れた名作を教えてください。投稿してくださる方は、

『一押しのラノベ募集係』 よりお願いします。