リリアとトレイズ
| 最高です！一押し。 | 81 |  |
| おもしろいです！ | 17 | |
| なかなか良いです。 | 5 | |
| ふつうです。 | 3 | |
| イマイチです。 | 1 | |
| おもしろくないです。 | 0 | |
| 買うと損します。 | 0 | |
折原浩之さん（男性） 雨羅有希さん（女性・１４歳）一押し！
■ 解説
リリアは15歳。父のヴィルは若くして死亡し、軍人である母アリソンと二人で暮らしている。
ある日、リリアの幼なじみであるトレイズが夏休みを利用してリリアの元に遊びに来る。
トレイズに素っ気無くするリリアだったが、
突然の訓練により家を空けることになった母アリソンの勧めもあり、
トレイズと二人で旅行に行く事にする。
しかし二人は、その旅行で大変な経験をする事に…。
「キノの旅」の時雨沢恵一&黒星紅白が贈るアドベンチャーストーリー、新シリーズ遂にスタート。
■ 折原浩之さんの書評2014/01/26
大陸がひとつしかない世界でいろいろなところに旅行に行き、そしてことごとく事件に巻き込まれること。私的には学園ものではないと思っている。主人公が学生というだけのこと（相方も最終的には学生になる）。
お気に入りのキャラはいますか？ どんなところが好きですか？
カルロ（本名カルラ） 庶民の目線で語っていて性格も砕けているので親しみやすい。高貴な身分の人間が多い時雨沢作品のキャラの中では珍しい部類。
トレイズ・ベイン 時雨沢作品の中では最上級の善人。己が身の危険を顧みずに他人を助けられる人間なんてほとんどいないぞ。ただ、善人過ぎて王族らしくないのは難点か。
この作品の欠点、残念なところはどこですか？
時雨沢作品全般に言えることだが、伏線を張りっぱなしで回収せずに放置するいわゆる投げっぱなしが非常に多いこと。
それも物語の核となる重要なエピソードでも平然と投げっぱなしになるのは見ていて苦痛です。この傾向は姉妹作品のメグとセロンにも継承され、さらにはその後の一つの大陸の物語でも相変わらずである。
描写がどうでもいい些細なことに以上に詳しく描写されている一方で、重要なことには何一つ触れられず流されているか触れられていても軽く扱っているだけで点で説明不足なことも多い。特にそこに至るまでの経緯がほとんど説明されず、いきなりイベントの真っ只中に放り込まれ、わけもわからず延々と事件が続き終わったころには、その後どうなったかが長くても1～3ページ軽く説明されて終わりなので、置いてけぼり食らうこと多し。
■ 雨羅有希さんの書評2009/01/09
(ネタバレあります)
唯我独尊で、それでいてちょっとツンデレなリリア。
実はしっかりしてるのに、リリアの前となるとヘタレなトレイズ。
この二人のやり取りが大好きです。
「アリソン」の主人公達が大人になってからの話。
トレイズが実は隠された王子様で、それを言おうとしても言えない、どこか煮え切らないトレイズ。
そんな衝撃の事実も知らないまま引っ張り歩くリリアですけど、真実を知っても接し方が変わらないのはさすがアリソンの娘だと思いました。
シリーズとして「アリソン」「リリアとトレイズ」「メグとセロン」がありますけど、一番好きなのはやっぱりこれだなぁと思います。
元々戦闘物が好きと言うこともありますが、読んでいて微笑ましいんですよね。
言葉ではなかなか語りにくいです(私の語彙がないのかも)
ぜひ手にとってみてください。
お気に入りのキャラはいますか？ どんなところが好きですか？
リリアもトレイズも好きです。
リリアはやっぱりツンデレですから。
トレイズを引っ張っていろんなことに首を突っ込むのが面白くてたまりません。
トレイズも、戦っているところが物凄くかっこいい。
リリアの前でヘタレってる所もいい。もう全部大好きです。
この作品の欠点、残念なところはどこですか？
そうですね……
作者の時雨沢先生自体がガンマニアということもありますが、銃(ライフル)がいまいち分からない人も出てくるんではないかと思います。
私は分かるんですけれど。
■ 一言感想コメント
・幼稚園の時にアニメを見て今小５。
で本とマンガ揃えました私は王族や恋や秘密とかの話は、大好きです。だからこのリリトレは完璧特にトレイズのヘタレがかわいいまたアニメ全部見たいリリトレブーム来てほしいです。
2013/06/19
・主人公達が行く先々で事件に巻き込まれる展開が、ベタかもしれないけれど大好きでした。
裏で起こっている事を何も知らない強気な女の子と、いろんな事を知っているヘタレの男の子という組み合わせもすごく好き。読めば読むほどキャラクターや世界観に引き込まれました。
