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神明解ろーどぐらす
小学・中学と学校のすぐそばに住んでいた池田十勝は、 いつもクラスメイトたちが下校時にあった他愛ない話をするのにまじれず、疎外感を味わっていた。 そんなわけで遠くの高校へと進学した十勝は今日も、 女子ばかりだけど曲者ぞろいの下校友達と一緒に校門を出るのだった…… くだらない話をしながら道草する! ひたすら無意味でフツーな下校を満喫したい、そんな十勝のアフタースクール・ライフ!! たぶん、きっと、ラブコメです。
本当にこんなテーマで小説を一冊作ってしまうような作者には敬服するしかないでしょう。 とまあ、一言でいえばこんな感じです。 いろいろ勘違い激しい主人公、池田十勝。 超ネガティブ美少女、千歳キララ。 グラマラスでちょっと毒舌ナルシストの丹下まりも。 チビの高校生カメラマン富良野咲。 主にこの四人がわいわいと下校する話…… とおもいきや、[ネタばれっぽいので自主規制]があまりなかったというこのどんでん返し。 下校に命を燃やす少年が、個性的な少女達に振り回されてなんだか空回りしている様子が ちょっとおもしろい、とても微笑ましい小説になっているのではないかと思います。 さて、気がついた方も多いと思いますがメンバーの名前がみんな北海道に関係しています。 作者が北海道在住だからでしょうか。 じも同じ北海道在住ですからなんとなく親近感がわきます。
いろいろネガティブなのですが、たまに前向き思考になっても変な方向に考えが飛んでしまうという、 なかなか個性の強いキャラです。 特に相合傘の回では[やっぱり自主規制]で赤面し、 いろいろと妄想を爆発させるシーンが見ていてニヤニヤできます。 要するに「くぁわいい」の一言につきるということです(笑)
高校生にもなって男1女3でプールに行くというのはありえねーよwww と思う人にはお勧めできないです。 あと、既に二巻があり、三巻が近々発売されるようなのですが、 書店に二巻が置いてないというこの発行部数の少なさ…… アマゾンで注文するかなー。しょうがない。
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推定少女
「あんまりがんばらずに、生きていきたいなぁ」 巣篭カナは、そんな言葉を呟いてしまう15歳の少女。 ある夜、家族とのトラブルから家出し、町のダストシュートで、とんでもないものを発見する。 ――それは、銃を握ったまま眠る全裸の少女だった! UFO出現と銃撃事件で大騒ぎの町を、眠りから覚めた少女“白雪”とカナは逃亡する。 東京へ着いたふたりは火器戦士の千晴に出会い行動を共にするが、 そこへ黒い謎の影が――!? 新世代青春エンタテイメント登場。
今悩んでいる方に、かつて悩んでいた方に読んでほしいです」 と、この本について語る、著者の桜庭一樹さんの言うとおり、 これは思春期の子供たちによって紡がれる青春サスペンス小説です。 思春期は誰でも避けては通れない道。 ですから、思春期の少女・少年にはとても感情移入ができます。 読者の僕も、キャラクターたちと共に、悩んで、行動している。そんな気になりました。 ストーリーも魅力的で、読ませます。 高野音彦氏のイラストも内容と合っています。
貧乳なキャラはもう、ラブですから。
「一体こいつは何だったんだ!」みたいなところが(笑)。 まあ、別に平気といえばそうなんですけどね。
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